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Author:主夫太郎2
現在専業主夫です!
漁と猟の両方を楽しんでカミさんに栄養を供給するつもりでいます。以前お料理ブログをやってましたが不評だったので猟関係を交えながら僕の日常をレポートします。

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バレンタインの巻狩り~男ごころに気付くな!メス鹿!!~

2015.02.24 11:11|猟と獲物のお料理の話
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は~い!!

ハンターと元女子高生のみなさ~ん!!

今日は巻狩りのお話をイラストでお伝えします。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

イラストで解説すると獲物そのものが出てこないというので、結構評判がいいです。もっとも読者さんに媚びてもばかりでも仕方ないので獲物の写真を出すこともあるけど、今回は獲物を出す必要がない辺りを記事にしようと思ったのでイラストを使います。

世間では兄ちゃん姉ちゃんがお菓子業界が誘導した大消費行動に浮かれて必要以上のチョコを購入し、学生か社会人3年生くらいだけども背伸びをしてデートでフレンチレストランに行き、飲みなれないから安いワインを飲んであんまり客単価は上がらないものの、テーブルを2回転させるというレストランの荒業により日本の経済にいくらかの貢献をしているバレンタインデー(長文だから分かりづらいかな)。そんな素敵な日であるにもかかわらず、男、いや、漢字の漢とかいて「おとこ」と読ませる山を愛するハンターたちはロッテやゴディバに目もくれず鹿や猪を狙います。今日のお話はそのバレンタイデーハント、午前中のお話。

北海道では「ながし」と言われる猟で、車で林道をながし、鹿がいたらスナイプするというものでした。主夫太郎も北海道でそんな猟を楽しみ見事鹿を逃がしまくりました。

今回ご紹介するのは本州で主にやられる巻狩りというものです。山に勢子(せこ)と射手(うちて)と言われるそれぞれ役割の異なる人が入り、チームで鹿や猪をやっつけるというスタイルの狩りです。勢子はワンちゃんを連れて山に入り、寝ている鹿や猪を脅かします。鹿はあんなに大きな角を持っていても、よっぽど追い込まれないと自分より小さな犬に戦いを挑まず、寝屋から抜け出し山を逃げはじめます。猪も体当たりすれば犬なんかひとたまりもないのですが、戦いを避けてやっぱり逃げ出します。勢子は逃げた方向を無線で伝え、山をぐるりと取り囲んだ射手達が獲物が自分のところに来たとき撃つというのが段取りです。

山を囲む?何人必要なのよ??

って思った元女子高生もいると思いますが、そりゃ多ければ多いほどいいです。けれども人数に限りがあるので、知恵を絞り親分がタツマと呼ばれる射手の配置(立ち位置)を決めます。それは猟期前に下調べをしたり、それまでの獲ったり逃がしたりした経験を考慮し決めます。もちろん僕等下っ端も少しづつそのあたりを教えてもらい勉強し、その山を知ることになるのですが、主夫太郎はまだ二年目。解らないことが多いです。

タツマを指示してもらってもいくらかの自由度が射手にはあり、撃ちやすいところ、鹿や猪が通るところなどを考慮しながら、だいたい指示されたところから20メートルくらいの範囲で自分のいる場所を射手自身が決めます。

タツマ解説20150224

今回、僕が立ったところを上のイラストに描いてみました。山の斜面で鹿の通り道(スジって言われます)があるところです。
ちなみに鹿のスジはこれ以外にもあり、どのスジで待つかは今のところ僕にとっては懸けです。鹿のスジが合流しているところは二方向からくる可能性があり、鹿が撃てる確率が上がりますからそういうところを見つけ出せれば射手としてはまずはニンマリできます。

山の影に隠れ、山の向こうからやってくる鹿を狙います。Aの経路から来てもBの経路から来てもいいように待ったつもりでしたがこれは全く失敗でした。Aの経路とBの経路は実は全く同じ経路で、普段はBの経路を使うんだけど、鹿が複数で行進してるとき前の鹿を追い抜くために使った足跡が経路Aだったんだと、今では思います。ちゃんとスジを観察すればわかったのでしょうが、「お!スジが合流してる!確率2倍だ!!」なんて思って早速そこに陣取ってしまいました。

無線が勢子からはいり、いよいよ巻狩りが始まります。犬は鈴がついていて(GPSもついてます)、カランカランと音が聞こえたら犬が近づいている証拠。獲物が出るかもしれないから気を引き締めますし、犬を誤射しないように注意もします。

勢子は「ホ~イホイ」なんて声を出しながら山を歩きます。まぁ、色々な理由があるのでしょうが、勢子がどこにいるかというのは射手にとってはとても大事な情報です。勢子を撃ってしまっては大変ですからね。

しばらくしたら、なんと
ガサガサガサ

と遠くから音が聞こえてきました。ん?犬じゃないぞ、鈴の音がしない。

鹿だ!!!!


最初は早く動いていたガサガサが、僕の近くになってゆっくりになって来ました。最初は走っていたのですが、僕の近くになって歩き始めたんです。走ってる鹿より歩いている鹿の方が撃ちやすいですからチャンスです!心臓がどきどきします。
だんだん足音が大きくなってきて、山の尾根の向こうから鹿が近づいてくるのが分かります。なんと鹿の影まで見えてきました。僕は最初立っていたのですが、山の影から僕の頭が見えていたのでは鹿に気づかれるので僕は座りました。これも失敗でした。完全に座らず中腰に座るべきでした。完全に座ると下半身の柔軟性がなくなり自分の体が旋回しにくくなったことに気づきました。こうなると鹿が顔をだした方向に音も無く素早く銃を向けるというのは無理で、耳を頼りにどちらから来るのか判断します。さらに足音が大きくなって、さぁ、どっちだ!!というときに、勢子や山の裏側にいた師匠から無線が入ります。

主夫太郎行ったよ!気をつけて!!行ったよ!!


この無線で足音が完全に聞こえなくなり僕は今撃ちやすい姿勢のBの方向で構えることしかできなくなりましたが、

鹿現る20150224


Aの方から!!

こんな感じで鹿が見えました。僕はあわてて銃を構え直そうとおもいましたが、僕が動いたその瞬間

鹿気付く20150224


鹿に気づかれました!!

と、こうなるともう鹿の勝ち。あっという間にUターンして山の影に隠れて山を下ってゆきます。

バン!!バン!!バ~~ン!!

と山を駆け下りる鹿に向かって撃ちますが全然当たる気がしません。しかもこの鹿一頭ではなく、次々と鹿が6頭現れ山を下ってゆきます。え!まだいるの!まだいるの!を6頭繰り返すのですが弾を込める余裕もなくプリプリとした鹿の白いオケツを見送るばかり。

「主夫太郎です、鹿が6頭山をくだりました。外しました、すみません」

というガッカリな報告をしてこの出会いは終わりました。これは無線が悪いわけではなく僕が判断したタツマが悪かったんですね。山の影から鹿がでてくることは予想できたのですから、イラストのCの位置に立たなければいけませんでした。AとBのスジはおよそ2メートルくらいしか離れていませんでしたが、主夫太郎の立ち位置だと発見した鹿に近すぎてBからAに構え直すのに鉄砲を沢山振らなければなりません。大きなアクションはもちろん鹿に見つかりやすいですよね。一方Cに立てばAとBの位置が2メートル離れていても手元での修正は小さくてすみ落ち着いて小さなアクションで撃てます。まぁ、これも経験というもの、勉強になりました。



実は僕はこの近くで以前やっぱり6頭の鹿を外しています。ということで、僕は12頭もほとんど同じ場所で鹿を逃してしまうという失態を犯しました。射手がたつ場所「タツマ」には色々な名前が付けられています。例えば近くに鹿や猪が入るお風呂「ヌタバ」があるところは「ヌタバ」なんて名前が付いて、「主夫太郎さん、今日はヌタバに立って!」なんて親分から指示が出たりするのですが、僕が鹿を12頭逃したこの場所は、この日から

「主夫太郎、1ダース」

って名前が付いちゃいました。みんなに笑いの場を提供することになりますが、これも猟隊のお決まり事。今後楽しく猟ができる材料になりますよ。もちろん本人は反省と口惜しさが残るばかりですけどね、でもそれが楽しさに不思議と変化します。仲間でやる猟の御蔭でしょう。

さて、この日はもう一つ違う場所で猟をしたのですが、そのお話はまたいつか。


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