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プロフィール

Author:主夫太郎2
現在専業主夫です!
漁と猟の両方を楽しんでカミさんに栄養を供給するつもりでいます。以前お料理ブログをやってましたが不評だったので猟関係を交えながら僕の日常をレポートします。

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お弁当もってお花見に2015

2015.03.30 10:44|雑文
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は~い!元女子高生のみなさ~ん!!

春がきましたね~

主夫太郎はお花見に行ってきました

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急に暖かくなってきて、桜がどん!!と咲きました。花粉症に悩まされている人が多いこの日本で、何故か桜の咲く一週間だけは人が積極的に外に出て春の空気を体に取り入れようとします。まぁ、花粉症を我慢しながらお花見をしてるんでしょうが、桜の花が好きな国民は国民病である花粉症をこの時期だけは後回しに考えてるようですね。

カミさんは賑やかなのが大好きでお花見がとても好きですが、僕はそんなに賑やかな場所が好きではありません。音楽、馬鹿騒ぎ、黄色い声と大道芸人......なんてのは歩きながら横目で見る分にはいいのですが、そこに長い間居たいとは思わないです。これだけ趣味が違う僕とカミさんですから、若いうちは「お花見行きたい!」「嫌だよ、あんな馬鹿らしいところ」なんて言って結局行かなかったなんてことの方が多かったな。歳をとったせいか、いい感じの落としどころを見つけてここ何年かはお花見にでかけてます。その落としどころとは、

ダッバー20150330


お 弁 当

を持っての散歩兼お花見です。この変わった形のお弁当箱は以前の主夫太郎のブログにも登場しました(ポチリで飛びます→初めてのお弁当!)。花見に行くけどもシートを敷いてあのうるさい輪の中には入らない。でもちょっと遠くからお花を見ながらお弁当を食べて静かに過ごしたあと、散歩しながら桜を愛でる、というのがお決まり。もちろん屋台で何かを買ってもいいのだけど不思議とお弁当を持つと屋台のものがおいしそうに見えなくて、あの喧噪に巻き込まれずに済みますから僕はお弁当を作るのは大賛成。カミさんもお弁当が好きだから大賛成ってことでしばらくこのスタイルのお花見は続きそうです。

公園でお弁当20140330

ベンチに腰掛けてお花をみながら頂きます。今回は鮭のおにぎりとおかずたちです。以前カミさんに作ったお弁当はご飯が一番小さい器に入ってたけど、今回は二人分だからご飯(おにぎり)が一番大きな器に。その御蔭ですこしおかずはショボイけど、まぁ、満足しましたよ。

上段30150330

菜の花の胡麻和え、ウドのおかかまぶし、ソラマメとベーコンと卵の炒め物です。菜の花は少し苦みが強かったので甘い味付けに、そのぶんウドはしょっぱくしようと思いお醤油をちょっと強めにしたおかかを作ってまぶしました。ベーコンはカミさんがモクモク隊長になって燻製したもので、香りがあるから食欲を誘うだろうなと思いお弁当に加えようと思ってました。それとカミさんがソラマメがすきなのと、ベーコンから脂がでるのでそれを吸わせるために卵を入れたおかずに。かなり理屈っぽくできたおかずですね。

中段20150330

一方こちらは、「お弁当といえば鶏カラでしょう!」という理屈一切無しのおかず。セロリが余っていたので、自家製の鴨のジャーキーと一緒に煮たものも入れました。この鶏カラを作るときに漬け込みに使ったのはニッカのアップルワイン。NHKの朝ドラ、「マッサン」は終わってしまいましたが久しぶりに楽しい朝ドラだったので名残を惜しみ使ってみました。

おかず5品におにぎりにお茶。まぁ、休日の主夫としては合格点でしょうかね。

代々木の桜20150330

素敵な桜でしたよ。また来年この桜を見たいなぁ、なんて思うともう一年生きられるような気がしますね。桜と死は切っても切れませんが、西行法師の

願わくは 花の下にて春死なむ その如月の 望月のころ


はいつもいいなぁって思います。西行法師も勝手なことをいったものですが、不思議なもので願った通りに亡くなったそうですよ。流石に自分の死に方を考える歳でもないだろうけど、幸せなまま、またこの桜の時期を迎えられればいいなぁと思います。来年はどんなお弁当を作ろうかなぁ。








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主夫太郎、希望のささみを頂く~本当に最後のフレッシュジビエ~

2015.03.26 11:29|猟と獲物のお料理の話
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は~い!!

ハンターと元女子高生のみなさ~ん!!

主夫太郎、ジビエから元気を頂くお話です!!

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カミさんのブログジャック2(←ポチリで飛びます)では主夫太郎が楽しみにしていた最後のフレッシュジビエの雉、食べたのに酔っぱらって忘れて泣き疲れて寝てしまったお話が書かれています。あんなに楽しみにしていたものが跡形もなく(正確には骨はあったけどさ)消えてしまったことは本当にショックで次の日はもぬけの殻になって全ての希望を失ったようになってました。

それから二日後、今日は何をたべようかなんて思って冷蔵庫を見ていたとき、ふと記憶にないタッパがありました。なんだろうこれ?何か俺作ったかなぁなんて思って中をみたら....

雉のささみが!!







おおおおおおお
!!!♡!!!!


雉さんがいらっしゃった!!ああ、愛する雉が!食べちゃいたいくらい恋した雉がこんなところにいらっしゃる!!3週間熟成したうえ、捌いてから二日経ってる雉さんですがささ身も砂肝も心臓も全然平気でした!そういえば、と、写真を見直すと確かにささ身が写ってない!!肝はソースに使ったのだけど、心臓と砂肝は使ってなかったみたいでした。ほんとほんと!よかったら前の記事みて下さい!ささ身がないから。

ということでこれが本当に最後の最後。今期の最後のフレッシュジビエです。僅かに残っていた雉の出汁にお酒とお醤油を入れて、ささみと砂肝と心臓に軽く粉をはたいて優しくソテーをして....

本当に最後の雉20150326


雉そば

にしました。ん~そりゃなんてことはないものなんだけどね。一度なくしたと思ったものが出てくる感じで凄くうれしかったですよ。まぁ、この御蔭で主夫太郎も立ち直りの切っ掛けを得て今に至ります(流石にブログはしばらく無理でしたが)。お酒を飲んでない分、ゆっくり味わえたかな。

この日はもう一つジビエを。解凍した鹿のあばら肉です!!

焼いてる鹿あばら20150326

アバラの肉って骨から外して捌く人もいるんだろうけど、僕は骨に付いている薄い肉が好きです。とくに鹿はあばらが薄いからね。一生懸命あばらから外しても苦労の割りに沢山お肉とれないからこうやって骨ごと食べるのを楽しみにした方がいいかと思いますよ。本州鹿だから網にのるねぇ。これエゾ鹿だったら焼けないや。もっとも今期獲ってないからもともと食べられないけどさ、あははははは。来季エゾ鹿獲ったらバーベキューだな!!

鹿のアバラやき20150326

ちょっと甘く味付けした骨付き鹿肉。楽しく笑顔でしゃぶって今年の猟も、終わり良ければ全て良しかな。これからは少しづつお肉を解凍しなが7月末をめどにお肉専用の冷凍庫のお肉は全部食べるつもりです。8月9月は冷凍庫を休ませないとねぇ。電気代が馬鹿にならんのよ。8月9月は鮎と普通の冷蔵庫についてる冷凍庫の中のお肉とたまには豚肉なんかも食べながら猟期を迎えるつもりです。

今は充電中かな。色々な計画立てたりして楽しんでます。ジビエな食卓はまだまだ続くよ!

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イカす主夫太郎、海に行く~初めてのイカ釣り~

2015.03.23 10:35|釣りと獲物のお料理の話
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は~い!!

釣り人と元女子高生のみなさ~ん

今日は久しぶり海の幸のお話ですよ。

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いつものことながら、yumiさんのご主人にお誘い頂いてなんとイカを釣りに行ってきました。沢山釣れたらイカの燻製にするんだ!ってカミさんも楽しみにしてました。ん~沢山釣れたらまた多摩川のほとりでモクモク隊かぁって思ってたのですが、なんと釣れたのは一つだけでした。このトホホな釣果に流石に可哀そうだと思ったのか、yumiさんのご主人が2つほどイカを下さいました。この御蔭で我が家の食卓も豪華なものになりました。

さて、イカというのは、

プラヅノ20150323


こんなものに抱き付くんですよ。プラヅノっていいましてね。先の針のところに引っかかって上がってくるんですが、舟の上でこのプラヅノを持ってひっくり返すと、イカが離れるっていうもので魚が針を呑み込んだときのような面倒くささはないです。簡単に取れるってことは、海のなかでも簡単に逃げちゃうこともあるわけで、そのあたりはどうやって上げるか船長さんなんかの注意を聞いてその通りにしました。ちなみに船長さんもyumiさんのご主人もイカがこのプラヅノにひっかかることを「イカが乗る」って言ってました。ゴンドラに乗るって感じなんでしょうかねぇ。

イカを釣りに行って一番の敵はサバです。サバもこのプラスチックに食いつくんですよ。そうするとサバの奴は縦横無尽に泳ぎ回って隣の人の仕掛けと絡んで「おまつり」って状態になる。そうすると釣りにならないからサバがかかったら急いで引き上げなきゃいけないのだけども、初心者の僕にはサバがかかったのだか、それともイカが乗ったのだか分からない。だけども「サバの気がする!」なんて思うとどういうわけかモレなく本当にサバがかかっており3本ほど吊り上げてそれはそれで満足でした。

やりイカとするめ20150320

真ん中がヤリイカで両側はするめいかです。僕が釣り上げたのは真ん中のヤリイカ。ご主人に頂いたのが両側のするめいかです。肝がたっぷりあるのはするめいかでして、ヤリイカの方は肝が少ないので塩辛にならないです。いままでイカの種類、特徴なんてそれほど気にしていませんでしたから、これは凄くいい体験でした。

ヤリイカの槍20150320

こちらはヤリイカの骨です。槍みたいですねぇ、本当にピンと立って突き刺さりそうな骨です。ヤリイカの名前の由来なんでしょうかね?まぁ、イカ全体の姿も槍に見えなくはないですが、骨の方はさらに槍に見えます。

透けてるヤリイカ20150320

新鮮さゆえにこの透明感。釣ってから4時間くらいかな。釣ったときは本当に透明なんですよ。このあと時間が過ぎるごとにこの透明感が無くなってゆくのですが、なんとかこの写真が残せてよかったです。


イカとサバの食卓20150323

ということで、シメサバと一緒に、ヤリイカ、するめいかのお刺身です。カミさんも僕も凄く興奮しましたよ。僕の釣ったヤリイカは我が家で一番よいお皿に盛り付けました。イカとキュウリとお刺身なんてベタですけどこれが美味しいです。するめいかはもちっとして濃厚、ヤリイカはさっぱりして上品な甘みがあります。味が全然違うんですなぁ。これも食べ比べてみて初めて分かったことで本当に良い体験をしました。


するめの肝20150320


こちらはするめいかの肝ですよ。このピンとした肝見て下さいよ!!絞り出しても形が変わらないくらいしっかりしてます。これで塩辛作るなんて思っただけでかなり興奮しましたよ。

イカの塩辛20150320


塩辛だから見た目はよくないんだけどこんな仕上がり。じゃがバターに添えて食べます。北海道では普通の食べ方だそうですが、これを知ったのはまだ10年も前でないなぁ。この食べ方を知ってからは、塩辛つくると必ず一度はこうやってじゃがバターで頂きます。後日、焼きおにぎりにもしました。イカの身はおにぎりの中に、タレはおにぎりに塗りながら香りをだしてあぶりました。凄く美味しかったのですが、肝心の写真を撮り忘れちゃった.....

イカとコンニャク20150320

こちらはイカのゲソと手作りコンニャクの煮物です。出汁はイカと昆布だけ。弱火でゆっくり煮るとイカのゲソはほんとうに柔らかくなって良い味がでます。ゲソのフライでも良かったのだけども手作りコンニャクがあったので。

鯖と大根20150320

鯖の頭と骨でとった出汁で大根とコンニャクを煮ました。麩も入れちゃいましたよ。優しい味で凄く美味しい。釣り人の特権かなぁ、サバ出汁なんて。


久しぶりの「獲物」に主夫太郎もカミさんも満足な夕食でした。また釣りに行きたいなぁ。


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KASSの主夫太郎~久しぶりの夢シリーズ~

2015.03.17 22:20|雑文
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は~い!!

元女子高生のみなさ~ん!!

今日は一番人気の無い

夢の話です~

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久しぶりに面白い夢をみたので報告がてら記事にしようと思う。まぁ、人気の無いシリーズなんだけどたまにはいいでしょう。猟期も終わっちゃったしねぇ。いつもの通り夢はいくらか支離滅裂だから必要なセリフを補いながら読めるものにしたつもり。


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気が付くと僕はさるぐつわをされて手足を縛られていた。牢屋みたいなところに入れられていてとても寒い。どうしたらいいかと思っていたらコツコツと靴の音が近づいてきた。体の大きい恐そうな男が鍵をかちゃかちゃと開けて入ってきて、さるぐつわや手足を縛るロープをほどいて

「立て!」

と命令した。僕は囚人服みたいなシマシマな上下の服を着ていたから犯罪人になってしまったのだろうと、心当たりが全くないが、そう思った。恐い男は静かに歩き始めた。「来い!」という命令はしなかったけれどもついて行く雰囲気なので黙ってついて行った。連れて行かれたところは体育館だった。そこには僕と同じ様なシマシマの服を着た人間が何人か横一列に並ばされていて、正面の誰もいない演壇を微動だにせず見ている。僕はその列に並ばされたので同じ様に演壇を微動だにしないようにして見ていた。すると、軍服を着たオジサンが出てきて演台に立ち水を飲んだ後我々に演説を始めた。

「諸君!おめでとう!!君達は国立暗殺者集団、KASS(ケー・エイ・エス・エス)の付属大学校の第一期生に選ばれた。私はこの暗殺者を育てる学校の校長である。多少荒っぽい方法で君達をここに連れて来たが危害を加えようというわけではない。是非ここで多くを学び立派な暗殺者集団の一員になって欲しい。なお本組織は極秘に設置されたもので暗殺者にならない限りここを出られない。組織の規模、場所も全て国の最高機密なので君達に我々組織に対する質問をする権利も知る権利もない。覚悟して学べ!」

と言って演台から降りて行った。国立暗殺者集団の頭文字をとってKASSってのも随分だなぁと思った。Aが「暗」でSが「殺」の頭文字ってことだろうが「暗殺」で一つの単語だからSが一つ余計な気がする。しかもそのうちカスって呼ぶようになるんだろうよ。秋葉原をアキバって短くしちゃう国民だから絶対こんな長い名前は短くされちゃうぞ。しかもSが二つだと「カスッ!!」って最後跳ねるから、呼ばれる方は気分が悪くなるぞ、などと考えていると司会役の軍人みたいのが、

「校歌斉唱!!」

と声を張り上げた。歌詞カードが配られた

光る水面(みなも)の荒川の
ほとりにそびえる、まなびやよ
新幹線の橋げたに 向かって繰り出す正拳の
にじむ血と汗、我が誇り
あぁ我らの、国立暗殺者集団付属大学校

あれ?荒川に新幹線??赤羽じゃないの、ここ。最高機密の場所、校歌に織り込んであるぞ!と思ったがこの学校の外でこの歌は歌わないだろうと納得した。


気が付くと椅子と机があってそこに着席させられていた。教官みたいな人が我々の前にやってきて、みな自然に起立、注目、礼、着席をした。なんとなく国の最高機密の組織の統率の良さを感じちょっとだけ身が引き締まった。その教官がチョークをとって黒板に何か書こうとしたとき、部屋にある赤色灯がまわりサイレンがなった。教官は「全員起立!気を付け!!」と言ったのでその通りにしていると黒板が左右に割れて中からさっきの校長と安倍首相が現れた。ほどなく赤色灯が消えサイレンが鳴りやむと安倍首相が力強く話を始めた。

「諸君!緊急事態だ!諸君の力を借りたい!先日、鳩山元首相がクリミアを訪れ、あろうことかロシアの側に立った発言を繰り返している。このままだとロシアが世界秩序を乱しかねない。そこでだ、内閣総理大臣緊急特別命令を国立暗殺者集団、カスッに下す。ロシア大統領、プーチンを暗殺せよ!もちろん政府はこれまで手をこまねいていたわけではない。鳩山氏の出国を止めようと鳩山氏にお願いし、帰国後黙ってもらおうとお願いしたがダメだった。残すは3本目の矢、プーチンの暗殺だ。諸君の活躍に期待するしかない。世界平和は諸君の活躍にかかっている。各員一層奮励努力せよ!」

と言ってまた黒板の中に入っていった。ほら見ろ!もうカスッって呼ばれちゃったよと思いクスリとしたが、校長と教官は安倍首相が居なくなるまで敬礼をしていたので僕も笑いをこらえ前方の黒板を凝視していた。首相がいなくなると校長がこっちを向いて、

「ということでこれからプーチン暗殺計画を実行する!」

と言った。すぐ具体的な話を始めるのかと思ったら何やら色々とロシアがどうの北方領土がどうのと中身の無い話をするので、ガマンできなくなって僕は手をあげ質問した。

「僕は北海道でも静岡でも沢山鹿を狙っては外して、鉄砲の腕は未熟です。僕はこの作戦に参加するには技術が足りないので作戦から外してもらってよいでしょうか?」

すると、教官がこっちを向いて

「ん?鉄砲で人殺しちゃだめだよ。違法だから。そんなことしたら警察に言うよ」

と言った。ええええ!!!僕が鉄砲の免許持っているから連れてこられたわけでもないし超法規的措置もとってくれないの??と、かなり不安になった。

「国立殺人者集団では違法な殺人はしちゃダメなんですか?」

と僕が聞くと、

「そりゃそうだよ、国立だもん」

とその教官はイケシャーシャーと答えた。そんじゃなんで所在地まで極秘なんだよと思った。すると、「どうやって殺人をするのか」と他の者が口を開いた。そうだよ、そうそう。それ聞きたいよ。なんだ合法的な暗殺ってさ。すると校長がこう言い放った。

「今、この厳しい状況において我々に残された方法は『呪いのわら人形』だ。」

残されたって....他に方法があるのかなぁ、こいつらに、と思ったが質問はやめた。さらに教官が続けた。

「まず藁人形をつくりその胴体にプーチンの髪の毛を埋め込み、それを由緒正しい神社の樹齢200年以上の杉に五寸釘で打ちつける。これを誰にも見られないように10日繰り返す。」

あぁ、けっこう面倒だなぁと思った。すると教室に事務員らしい者が入ってきて教官に書類を渡した。教官はその書類をちらりとみたあと、教室の一番端、僕と反対側にいる奴の前に来て声高らかにその書類を読み上げた。

「辞令:藁人形の制作を命じる。人形の久月に出向し10日で技術を学び、速やかに人形作成にかかること。」

「はい!」

と言って一番端の奴は起立して辞令を両手でウヤウヤしく受け取り再び着席した。すると教官は隣の奴の前にきて同様に繰り返す。

「辞令:藁人形の材料の調達を命じる。新潟産コシヒカリと宮城県産ササニシキの藁を調達せよ。長さをそろえ洗浄し乾燥させること」

「はい!光栄です」

と二人目の奴は少しおべっかを使った。僕の嫌いなタイプだがいきなり新潟と宮城に出張して農家さんマワリとは大変だなぁと思った。3人目の前で教官は

「辞令:五寸釘の制作を命じる。強くて固い五寸釘を備前刀の刀工から学び、玉鋼(たまはがね)を材料とすること」

と言った。お決まりの「はい!」の返事が聞こえるが僕はもうそっちを見なかった。

次の奴の前では、

「辞令:五寸釘を打つ金槌の制作を命じる。取っ手の部分は屋久杉を使うこと。」

と言った。もちろん大きな声で返事が返ってくる。だが、天然記念物の屋久杉を切り出すってのに、随分と威勢がいいなぁと思った。次は僕の隣の奴だ。あと残された材料はプーチンの髪の毛だ。これは一番の難題で隣の奴は気の毒だか仕方あるまい。隣の奴はよく見ると目が青いからハーフだ。ロシア人とのハーフなんだろう。そうなると僕は藁人形を打ちつける役かぁ。まぁ、一番のメインの作業だし夜はちょっと寒いけども人形が出来上がるまでゆっくりできるし、その間に暗殺やめるかもしれないからある意味一番良い役かもしれないなぁとほっとした。隣の奴の前に教官がたってこう叫んだ。

「辞令:藁人形を打つ神社を手配すること。樹齢200年の杉の木がある由緒正しい神社で、神主に十分な説明をし了解を得ること」

すると、

「ハイ!ワカリマシタ」

とちょっと片言の日本語でそいつが返事する。え~!!その作業が残っていたか!!ってかこれ極秘でするんじゃないの??神主に事情を説明したら全然極秘じゃないだろうよ。それになんでこの仕事をわざわざ片言の日本語しかしゃべれないハーフにやらせるんだ?と思ったが仕方あるまい。教官が僕の前に来たが僕は半分あきらめて聞いた。

「辞令:プーチンの髪の毛を抜いてくること。各人形にはプーチンの年齢分の髪の毛が必要なので、年齢の十倍の本数を長さをそろえて抜き帰国すること」

「え~??」

と流石に僕は「はい」と素直に返事が出来なかった。すると教官も校長もびっくりして僕の顔を見て、二人同時に声を張り上げた。

「貴様!!なんだその返事は!!」

流石に大きい声にはびっくりしたが反論せざるを得ない。

「プーチンって若くして大統領になったけど、流石に還暦過ぎてるでしょう?人形一体に60本必要で全部で600本抜いてくるんですか?」

「そうだ!落ちた毛だとDNA鑑定も必要だし、なにより新鮮なのがいい」

「でも写真見たことある?プーチンってハゲだよ!600本も長さがそろった毛があるか?」

と僕は少しづつ切れてきた。

「全部抜いてきてあとで選り分ける方法もある。とにかく今すぐロシアに行け!用意はしてある。」

と言って。僕に小さなバッグを渡した。

「特別のパスポートがある。それさえあれば空港のセキュリティーチェックはフリーパスだ。それと身分証明書。大使館に行けば便宜をはかってくれる」

と校長が言うからそのパスポートをみるとSCFと書いてある。セキュリティーチェックフリーのことかな。もう一つ名刺大のプラスチックのカードがあり僕の顔写真と一緒になにやらよく分からない数字とアルファベッドが書いてあり一番下にはなんと国立暗殺者集団発行と書いてあった。身分証明書らしいが、こんなもの持ってたら危なくて仕方ないぞ。暗殺者なんだから正直にこんな証明書出しちゃだめでしょうよ。それに、こんなの持ってたら日本を出国できてもロシアに入れないだろう!空港で逮捕されちゃう!色々つっこみたいがさらにバッグみるとガムテープが入っている。

「なんですか、このガムテープ?」

と聞くと

「それプーチンの頭に張って、べりって剥ぐと毛が抜けるよ」

と教官が言った。僕は怒りで絶句した。だがここは僕の命にも関わるからはっきり言わねばなるまいと思った。

「おい!いい加減にしろよ!なんだこの危なっかしい身分証明書と何一つ工夫のない髪の毛の抜き方は!プーチンに近づいてガムテープを頭に張ってべりって剥いでそのままどっかに逃走して生き延びるって至難の業だぞ。素直に鉄砲かナイフで暗殺するほうが簡単じゃないか?実行犯は逃げられないだろうけどさ。世界のためなら命を投げ出すやつ他にいるだろうよ!!」

とまくしたてたら、

「一人の生命は地球よりも重いというのが日本政府の従来からの考え方だ」

と平気で役人が作った答弁書を読むみたいに校長が答えた。さすがにこの形式的な受け答えに僕は冷静になれず、

「だったらプーチンも殺すなよ!!しかもなんだよ、安倍総理がわざわざやってきて訓示までたれたこの暗殺計画が3本目の矢なのかよ!?だいたいアベノミクスのもそうだがどうも3本目の矢が一番重要なくせに一番頼りなくて、実現性がないんだ。藁人形ってのが効くかどうかも分からないのに何だよ、この命がけに近い命令は。そもそもこんなことになったのは鳩山のせいだろうが!こうなる前に鳩山の髪の毛集めて藁人形つくればよかったじゃないの!あいつならハゲてないから沢山の毛があるしさ!ロシアまで行かなくていいし。最初に鳩山氏にクリミアに行かないようにお願いって....一本目の矢からして間違ってるだろうが!!」

と叫んだ。自分でも呼吸が荒くなって汗をかいているのがよく分かった。すると校長が

「鳩山氏の髪の毛はくせっけでさぁ、人形の中にまっすぐ入れにくいんだよ」

と言い訳がましく言った。僕はありったけの声で

「抜いたあと、ストレートパーマかければいいだろう!!!!」

と叫んだ。と、この辺りで目が覚めてしまった。このブログ記事を書いている間もプーチン氏は存命の様だから、僕の夢は正夢ではないと思う。ただ、今度赤羽に行ったとき、国立暗殺者集団のビルは少しくらいは気になるかもしれないと今から赤羽にゆくのがちょっと楽しみにはなっている。

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カミさんのブログジャック2~2014年度最後のフレッシュジビエ~

2015.03.11 22:39|猟と獲物のお料理の話
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こんにちは

今日はカミさんこと

主夫太郎の妻が

主夫太郎のブログをジャックして

お届けいたします。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

突然ですが、ブログ上ではカミさんと呼ばれている主夫太郎の妻が今回は記事を書かせて頂きます。主夫太郎はとてもショックなことがあり、ブログを執筆できない状態になってしまいました。と言ってもブログジャックは今回だけで、その「ショックなこと」というのもこの記事の最後で「種明かし」をしようと思います。以前からの読者さんはご存じだと思いますが私のブログジャックは2回目です。以前のブログで一度やりましたが、何分慣れないことなのでお見苦しい点などございましたらご海容頂きたく思います。


さて、最近主夫太郎は猟期が終わりすっかり引きこもりになってしまいました。あんなに釣りやら猟やらのときは喜んで出てゆくのに「おらぁ、日焼けするのが嫌だ」なんて勝手な理屈をつけて買い物も近場で済ませています。釣りには行きたいと思っているようですが、少し先になる模様ですね。私の帰宅のタイミングに合わせてご飯を作るのを唯一の仕事と思っているらしくそれ以外は家の中のことをやっては窓から外を見てみたり、絵を描いてみては窓の外を見たり(絵はブログにアップするもの)、読書をしては窓の外を見たりで、たまに殻から角だけ出して外をのぞくかたつむりみたいな生活をしているみたいです。

一方お料理の方はだんだん気合いが入ってきました。猟期中は忙しくてそれほど料理に集中も出来なかった様子でうずうずしていたのだと思います。今年は猟期の最後の日、2月15日にとても良い状態で雉を仕留めることができました。背中から撃てたし撃ち落してからもヨチヨチと逃げていたから、胸肉にも内臓にも損傷はなく、羽根とモモの付け根あたりに弾があたっただけで長期熟成に耐えられる獲物とのこと。久しぶりにお料理に力を入れたくなったのでしょう、「この雉は3週間熟成させるぞ!そんで二人で宴会するんだ!」と猟期が終わった途端に宣言してました。

そんな宣言をしたのにもかかわらず、心配性の主夫太郎は時々冷蔵庫から雉を引っ張り出しては匂いをクンクンと嗅いで「熟成させ過ぎかなぁ」なんて言ったと思ったら雉をなでなでして「いや、きっと大丈夫だ」なんて自分に言い聞かせるようにつぶやき再び新聞紙でくるんで冷蔵庫にしまうなんてことを何度もしていました。そしてついに待ちに待った3週間後の3月7日がやってきました。この3週間のあいだに私がモクモク隊長になって燻製なんかも作っていたので食材が沢山あり主夫太郎は始終ゴキゲン。

「今日はなぁ、昼間から飲むんだぞ。燻製と雉のお祭りだぞ。うんと飲むんだぞ」

と朝起きてからずっと私に念を押してました。今日はそのときの宴会のレポートをしようと思います。この雉は冷凍していないジビエとしては最後の獲物で、ある意味「主夫太郎と私の猟期の打ち上げ」となりました。

いちばん最初は主夫太郎は燻製を使うと決めていたようです。私がベーコンエッグが食べたいと言っていたのもあり、一品目はベーコンエッグになりました。

ベーコンスライス20150311

ベーコンに包丁が入りその断面をみるのはワクワクします。綺麗なピンクに落ち着いた煙の香りはモクモク隊長としては凄く満足です。一枚切るたびに「わ~」と二人で歓声をあげ、「もう一枚切ろう!」なんていいながらついつい多めに切り出すことに.....

ベーコンを焼く20150311


ゆっくりと焼くだけですが跳ねる脂の音が気分を盛り上げてくれます。


ベーコンエッグ20150311


いよいよ宴会の始まり!


ホウレンソウを入れたスクランブルエッグにベーコンにフランスの白ワインという組み合わせですが主夫太郎も私も全然気にしません。なんだか朝ごはんなら満腹になるようなボリュームですが、主夫太郎は前菜だと言い切ります。「いくら太ったっていいんだよ、今日はさぁ。太ったら俺がコンニャク作って痩せさせてやらぁ」なんて大風呂敷を広げてました。

さて、ベーコンの味の方ですが、これが二人とも気に入るくらい美味しい!初めての作品とは思えず、主夫太郎も大絶賛です。

「なぁ、もう少しベーコン食うべぇ。な、今日はいいんだよ太っても、な、食うべぇ」

と主夫太郎はもう少し食べたそう。群馬弁になってますから止めても聞かないでしょうし、私も食べたかったので、

ベーコン焼き20150311

もう一皿ベーコン


頂きました。燻製のおいしさに主夫太郎が大興奮になり、次のお皿も燻製で行こうということになりました。

コガモの燻製切る20150311

コガモの燻製を切り出します。半身は以前食べていたのですが、燻製してからすぐ食べたので少し香りがなじんで無かったのでしばらく寝せておきました。このコガモの燻製に何を合わせるか主夫太郎は考えてなかったみたいですが、あらかじめ揚げてあったジャガイモとサトイモ、ゆでたソラマメがあったので、それらを乾煎りして余計な油を飛ばしたあと、火からおろしてこのコガモの燻製と和えてなじませます。

コガモ燻製とお芋20150311

お芋とソラマメとコガモの燻製の和え物

が次のお料理でした。随分別々の物が一皿に乗るなぁって思う方もいるかもしれませんが、これがそうでもないんですよ。一生懸命コガモの燻製と和えると、食材が馴染んできて一つのお料理になった感じがします。コガモをフォークに突き刺した後、何と一緒に食べるか考えるのも結構楽しいものですし、私は気に入りました。主夫太郎は後々この写真をみて、「何だか適当だねぇ」と言ってましたけどね。

ウナギキュウリ20150311

こちらは突然でてきましたが、ふるさと納税で頂いたうなぎです。主夫太郎は事務仕事、書類仕事が大嫌いで、ふるさと納税なんてものを知ってはいても動いてくれません。ですからこのウナギは私の「獲物」ですね。その点では鼻高々!!ウナギとキュウリの香りだけで頂きますが、もうこのころには二人とも酔っぱらいになってますから、こんなものでも楽しく頂けます。お料理とは言えませんけどね。

チーズとおやつ20150311

こちらは、あまったジャガイモのフライ、チーズの燻製、主夫太郎のお母さま作のフキノトウのおやきです。春を感じる一品ですねぇ。ただ、だんだんこの辺りで私はおなかがいっぱいになってきました。でも早くから飲んでるからまだ6時過ぎというところ。主夫太郎は時計をみて「おお!まだ6時だ、いいのぉ、いいのぉ」とさらに楽しそうです。ここで主夫太郎が楽しみにしていた雉のお料理になりました。

キジ胸肉クリームソース20150311


胸肉のロースト、ベーコン入りのクリームソース

です。主夫太郎の獲物の雉と私の燻製のコラボをしたいと主夫太郎が言っておりまして、こういう料理になりました。ベシャメルソースをあらかじめ作っておいたので酔っぱらっていても大丈夫だったそうです。本当はゴボウも入れる予定だったようですが、やっぱり雉の香りが良いので私はこれで正解だと思います。雉の皮自体はそれほど美味しいというものではないのですが、皮がないとやっぱりいい感じの香りも肉のうまみも引き立たないような気がします。

さて、さらにもう一つ雉の料理を頂いて、ワインを3本も空けて主夫太郎と私はいつ寝たのか分からないような状態で眠りにつきました。多分8時前だったと思います。いい気持で寝ていたのですが、夜中の12時ころ主夫太郎の絶叫で目を覚まします。

主夫太郎:「おおおおおおお

私:「どうしたの?どうしたの?

主夫太郎:「俺の、俺の雉がねぇ~~~盗まれたのか?おおおおお」

見ると主夫太郎が発砲スチロールのふたを持って半べそで立ってます。雉のモモ肉を真空パックしてお湯を張った発砲スチロールの中に入れて調理していたのですが、夜中目を覚まして主夫太郎がその箱を見ると中にあるはずの雉がないとのこと。

私:「え、だって雉のモモ食べたじゃない、美味しかったよ」

主夫太郎:「・・・・・・・・」

主夫太郎:「・・・・・・・・・・・・・・・・」

主夫太郎:「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

主夫太郎:「うそだぁ~うそべぇだぁ~」

と今度は本当に泣き出してしまいました。飲みながらお料理しており、酔いがかなりまわったのでしょう。主夫太郎はお料理をしたのも食べたのも忘れてしまったようでした。私は調理している写真も出来上がったお料理も撮ってましたので、それを見せると主夫太郎の顔がどんどんくしゃくしゃになってゆきます。千鳥足でテーブルに向かうと

モモ肉食べ残し20150311


雉のモモの骨だけが.....


現実を受け入れざるを得ない主夫太郎は

「楽しみにしてたんにぃ、よっぱらって覚えてねぇ~

凄い楽しみだったんに~」


と言ってベッドに潜り込んでしまいました。そのあともしばらく「楽しみにしてたんに~~~」と泣いてましたがしばらくすると泣き疲れて寝てしまいました。

その主夫太郎が酔っぱらって記憶をなくしながら作ったお料理はこちらです。

モモ肉肝ソース

旬である菜の花とウルイを添え物にして、3週間熟成させたとは思えないくらい良い状態の雉の肝を混ぜたホワイトソースをかけた雉のモモ肉のローストです。皮は少しだけ固かったのですが、雉の皮は仕方がないです。食べられないほど固いわけではなく、ちゃんと食べられるのですが、主夫太郎はその辺りを覚えていなくて反省の仕様もないとガッカリしてました。盛り付けをしたことや、野菜に油を使わないように調理したことは段々と思い出してきたみたいですが、肝心の味を覚えていないとのこと。

主夫太郎は流石にショックだったらしく、ブログの記事を書く気がなくなってしまいました。でもこれだけの宴会を気合いを入れてしたのだから流石にもったいないので私が代筆することにした次第です。とこんないきさつですから、今後ブログジャックの予定はございません。なお、今回の記事のコメントに対しては主夫太郎がお返事いたします。悪しからずご了承下さい。

長文・乱文ご容赦頂ければと思います。







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コガモその他を燻製に~カミさんモクモク隊長~

2015.03.09 12:44|猟と獲物のお料理の話
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は~い!!

元女子高生とハンターのみなさ~ん!!

今日は燻製を作ったお話だよん!!


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カミさんが今年は燻製を作るんだと随分意気込んでいました。僕も作りたいと思っていたけど、なにせ50日も猟に出ていてなかなか頭がそちらにまわらない。カミさんが作りたいと言っても、流石にその希望だけで全部僕がやるわけにもいかないという状態でしたから、カミさんが中心になってやることにして、僕はそのサポート程度ということになりました。もしかしたら途中で挫けるかも?と思ってたのですが、カミさんのほうはそんな心配をよそに段ボールを集めたり、100円ショップで網を買ったり、肉に細かい穴をあける器械を買ったり、豚のばら肉を4キロも買ったりと着々と準備を進めてゆくのでこれは「いよいよ現実だなぁ」と僕も思う様になりました。

塩抜き20150307

色々な方法があるのでしょうが、ソミュール液(水1リットル、塩150グラム、砂糖50グラム)に一週間ほど漬け、こんな風に塩抜きをします。6時間くらいかな。端っこを切って焼いて食べてみて塩味を確認します。まぁ、普段働いているカミさんはこういう作業はできないので僕がやりますが、ソミュール液の配合の指示などはカミさんの仕事です。

風乾20150307

塩抜きしたあと扇風機にあてながら風で乾かします。ここの準備くらいはもちろん主夫太郎にとったらなんでもないことです。カミさんも頑張ってたからねぇ、燻製の日が楽しみでした。

燻製箱20150307

こちらカミさん力作の燻製箱です。観音開きになるのは僕の好みではなかったけども(開けると温度が一気に下がるので)、カミさんがネットで色々調べたらしいのでとにかくカミさんの自由にやってもらうことに。温度計もちゃんと刺さってます。この写真みると燻製箱の下にゴロゴロと石が...ここは何処??

都会と燻製20150307

実は都会の真ん中、多摩川河川敷です。以前おうちで燻製したら隣人が「火事ですか?」って来たのでおうちでやるのはやめにしました。ここでもカミさんが活躍!川崎市が運営するバーベキュー広場が家の近くにあるのをしらべて、1人500円かかるけれども、ごみの段ボールもチップの灰も現場で捨てられて綺麗サッパリして帰って来られるので僕も大賛成!!2月21日、神奈川県川崎市多摩川河川敷で燻製をしました。

ん???


2月21日の神奈川県川崎市の多摩川河川敷?????あの、中学1年生が酷い事件に巻き込まれた次の日ですよ。僕は前の日に燻製の準備で全然テレビも見てないし、新聞なんてとってないし、とにかく全然知らなかった!!まぁ、多摩川って長いですから、後で調べたらこのバーベキュー広場と大分離れていたみたいだけど、もし知ってたら凄く不気味で中止したかもって今では思います。いや、しかし、酷い事件でしたね。知れば知るほど震え上がりますねぇ。被害者の中学生はマスコミの報道によると素直でバスケットが好きな明るくて優しくて友達の多い、周りの大人から大事にされる中学生だったそうです。そんな絵に描いた素晴らしい中学生がいたんですねぇ、僕の周りにはそんな人がいたかなぁ。ひねくれて運動が嫌いで友達もほとんどいない根暗な中学生だった僕とは全く逆な少年だったようで、ん~何が悪かったのだか謎の事件です。

まぁ、当日はそんなことは露知らず.......

 
寝ちまった20150307


昼寝してしまいました!

ん~しまりがないなぁ。知らないってのはこんなものですな。それになんと言っても60度で3時間くらいは燻すので、火の調子が安定すると暇で暇で!!眠くなるのは当り前ですわな。と一眠りすると.....

箱の中20150307

じゃん!!

と御開帳!観音開きにすると、この扉を開けた時の嬉しさがいいかもしれません。そんでもってね、


卵ブタ20150307


こんな感じ。

卵は出来てすぐ一個食べちゃいました。豚バラはちょっと焦げちゃった部分もあるんだけど、なかなかいい感じの飴色になりましたよ。ほか二つほど同じ大きさの豚バラがありますが同様の出来でカミさんも満足!動物性タンパク質自給率100%を10月から守ってきたのですが、ここにきてついに力尽きます、あはははははは。まぁ、無理に全部自分で獲る必要はないし、なんだかんだと豚さんは美味しいですからね。

チーズ他20150307

こっちははんぺん、チーズに蒲鉾です。蒲鉾は板まで燻しちゃったよ。かみさんに「蒲鉾は白いやつだよ、ピンクのやつ買っちゃだめだよ」って言われたのにボケててピンクの買っちゃいましたよ。まぁ、男なんてものはこんな程度の脳みそです。言われたことなんて大事なことに限って忘れちゃう。

コガモと鹿薫20150307

これは主夫太郎の獲物です。左がコガモ。右は鹿のモモ肉の一部ですな。コガモは奇跡のネックショット!!クビに一粒だけ弾が当たったので他は無傷でしたから燻製にするつもりでした。


カミさんが総指揮をとった今回の燻製、出来上がりはいい感じだと思います。来年もやるんだとカミさんは鼻息も荒いですが、僕の方もこれは毎年の行事にしたいと思いました。来年も燻製隊の隊長はカミさんに任せることにします。カミさんのモクモク隊長第二弾は来年の猟期中になるかな。


さて、これどんなお料理にするんでしょうかね。FaceBookのお友達は知ってるからそんなに楽しみじゃないだろうけど、それ以外の人は乞うご期待!!まぁ、普通に食べるんだけどさ。

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バスク・アイノアでのお食事~ちょっと話が前後しちゃった旅行記~

2015.03.06 07:59|2014ヨーロッパ旅行記
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は~い!!

元女子高生のみなさ~ん!!

今日は久しぶり、去年の旅行記の続きです。

猟期が終わって再開するけど、

忘れてしまったことも多いのよ。許してね~

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前回の旅行記は1月11日にアップしてるから随分と経ってしまった。それに加え前回はサンセバスチャンの町並みを紹介したが、その前にバスクで一つ星のレストランに宿泊していてその記事を書くのを忘れていたので、今回話が前後してなんだか締まりがないがその一つ星レストランでとった食事のレポートをしようと思う。

場所はアイノアというバスク地方の村。ご記憶にないとは思うが、このブログでも紹介した電気仕掛けの教会がある小さな村。そこには一つ星のレストランホテル、イチュリアがある。イチュリアのスペルは下の写真を参考にね。


ホテルイチュリア20140919

もちろん外観はバスク地方に合うように作られており一つ星だからと言ってキラビヤカではない。すっかり日本ではミシュランの星付きレストランなぞというものは以前の権威を失墜させていると思うが、フランスではどんな扱いを受けているのだろう....日本の場合は飲食店が多すぎて評価しようもないから、色々と表に出ないドロドロとした利権の話があるのだろうが、きっとフランスだってそんなものが皆無ではないだろう。それじゃぁ「そんな星なんぞ馬鹿らしい!」と思えるかというと実はそれがそうでもない。というのも、フランスの普通のレストランというのは大抵が美味しくないと言ってもいいと思う。なんだかふらって行って入る食堂だかレストランってのは実に適当で美味しくなく、日本のレストラン、食堂というもののレベルの高さを却って実感するくらいだ。もちろん星なんかなくても美味しいところはあるが、星がついていると、まぁ、そこそこ安心できるというのがあって今回の旅行の要所要所に安心できるためにこうやって星付きレストランの予約を入れておいた。

これが今回、大当たりで本当に良かったので、お値段の方もそこそこだったが載せておこうと思う。


イチュリア前菜20140919


前菜はハム。やっぱり加工肉とチーズだけはまだ日本はフランスにかなわないと思う。普通に出てくる普通のハム。ん~日本も早く追いついて欲しいものです。

シャテルドン20140919

こちらはシャテルドン。日本では一時期かなりもてはやされました。大阪のあるホテルで飲んだら3000円くらいしてびっくりしたのを覚えてます。そんな話をギャルソンにしたらびっくりしてたのなんの。

「こっちでは5ユーロか6ユーロか、ちょっと確認を....」

なんていうもんだから、そんなのどうだっていいよと慌ててとめました。このお水、今なら日本でも結構安く(平行輸入品だけど)手に入ります。最初は口に合わないって思っても2本も飲むと病みつきになって、僕等は去年の夏のノンアルコールデーはこのお水を飲んで涼をとってました。「水のドンペリ」なんて随分と安いあだ名がついているけど、現地で買うと(レストランであっても)やっぱりそんなに高くなく。ん~コマーシャルってのは凄くて同時に卑怯だ.....ちなみに、このお水は「ガス入りにしますか?」って言われたのでハイ!って返事したら勝手に出て来たお水。3000円したらたまらんよね~。でもラベルみた瞬間はちょっとビビったけどさ(笑)そういや、イケメンイタリアンシェフのお店が「水が有料だった!」なんてネットの変人たちにケチつけられて困ってたっけ(笑)ああいう人達は叩きやすいところ叩くからねぇ、きっとこのお店に来ても叩かないんだろうな。


イチュリア豆のスープ20140919

豆のスープ。なんでもないけど、ここまで来ると雰囲気で美味しい。ん~異国の星付きレストラン!!スープも凄く感じちゃう。

バスクハム20140919

こっちは真打!!バスクハムです。上にのってる黒いものはトリュフではない事だけは覚えているのだけど、なんだったかは正確には思い出せない。ブラックオリーブだったと思いますがどんな風に料理されてたっけなぁ。やっぱり旅行から帰ってすぐブログ書かないといけないですねぇ。

太いアスパラとホタテ20140919

こちらはちょうど旬のアスパラでした。指の太さと比べてもおおきいでしょう?凄い太いアスパラがグリーンとホワイト一本づつあってそれにホタテを置くだけで魚料理ってんだから結構大ざっぱなお料理だけど、これが凄く美味しかったのよ。アスパラガス、日本でもおいしいけどね、なんとなくフランスで食べた方が雰囲気が出た気もします。この太さが「ほれ!くってみろ!!うまいぞ!!」って言われている感じでいい。ホタテも火の通し方は日本で食べるのと同じ。もしかして厨房に日本人がいるかもしれないと思うほどです。

羊20140919

羊は小さいのだけどアーティチョークが添えられていて雰囲気バッチリ。日本だとまだこのアーティチョークは高いんだけど安くならないかなぁ....

ワインは地元のものを頂き、一つ星でも凄く安くて美味しいワインを提供してもらいました。Domaine Braba Irouleguyです。タナの入ったワイン。美味しかったです。写真が無いのは撮り忘れ。ん~残念。エチケットは手元にあるんだけどねぇ。




デザート20140919

こんなコジャレタ盛り付けのデザート。卵の形したチョコの中身は...

割って見た20140919

ホワイトチョコのムース、黄色いのはマンゴーのソースだっけなぁ。びっくり具合がいいですねぇ。僕も型でも買って、これ作ってみようかな。

コーヒー20140919


コーヒーで締めくくりです。マカロンやら何やらついてもうお腹いっぱいでした。

さて、次のヨーロッパ旅行記の更新はいつになることやら。人気ない企画だから尻込みしちゃうのだけども、夢の話なんかふくめて猟期外は勝手をやらせてもらおうと思ってます。あ、あと釣りに行かなきゃ!結構忙しいねぇ、あはははははは。
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2014年度猟期こぼれ話1

2015.03.03 10:14|猟と獲物のお料理の話
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ハンターと元女子高生のみなさ~ん!!

今日は猟のこぼれ話

お料理も獲物も出てこない

主夫太郎の文章とイラストだけの記事ですよん

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猟期も終わり、これから10月まで猟ができないからもちろん猟の記事はリアルタイムではもう書けない。僕は猟期中、猟が終わるとその日に起こったことをカミさんに夕食のとき話すのだが、カミさんが楽しいと思ったという話を選んで記事にして行こうと思う。いつも絵があるとは限らないがなるべく面白い記事にしようと思うので、お時間ある読者さんはお付き合い願いたいと思う。

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千葉で単独猟を行った最後の日だった。その日はタシギを獲ろうと思って順調に猟をして2羽ほど落としてなかなかゴキゲンだった。タシギを獲る日はこの日が最後だし、それでタシギが午前中で2羽、すでに午後の猟を初めてチャンスを何度か逃しているけれどもそれでもあと一羽くらい落とせそうな予感もあり精力的に田んぼのぬかるみを歩いていると、軽トラックからこちらを見ているおじさんがいる。あ、地元の人だな、これは凄くいい機会だから挨拶しようと思って近寄っていった。近寄ってゆくと、あぁ、以前僕にちょっと声をかけてくれた人だとわかって、ほっとした。「こんなところで撃つな!」なんて人もいるからだ。なんといっても地元の人の理解が鉄砲撃ちには欠かせない。鹿狩りなどを国有林でするならともかく、タシギのような田んぼで狩りをする猟は近くに農家さんのおうちがあったりするものだからなるべく挨拶などをしてちゃんと「撃たせていただいております」という態度を明示しておくことはとても重要。とにかく挨拶は欠かしてはいけない。

「獲れたかい?」

「ええ、タシギが2羽獲れました」

「獲れた!!そう!良かったねぇ。今持ってる?それ」

「いや、車にあるんですよ。」

といったらおじさんは少しがっかりした様だった。そういえば以前声をかけてもらったときはタシギが全く獲れてないときで獲物を見せてあげられなかった。見せてあげた方が地元の人も納得するだろうと思う。どんなものが自分達の田んぼにいてそれを東京からどんな奴が獲りに来てるのかわかるとそれはそれで安心するだろうと思うからだ。車に戻ってタシギをとってきて見せようかなと思ったとき、おじさんは軽トラのエンジンを切ってこんなお話をはじめてくれた。

「俺の小さいころはさ、チョウマンってのを沢山とったんだよ。昔はこのあたりも雪が降ってさぁ、そうすると、糸に針を付けてその先にミミズつけておくと、それ食ってさぁ、獲れるんだよ、チョウマンが」

「へぇ、釣りみたいですねぇ。で、チョウマンってのはタシギなんですか?」

「いや、知らねぇな、タシギってのは。俺らはチョウマンって言ってたよ。とにかくチョウマンしか知らねぇ。チョウマンって呼んでたんだから」

「口は長いですか?」

「いや、チョウマンの口は普通だな、長くない」

と、おじさんは昔の鳥をとった話を楽しそうにしてくれた。と、こうなるとタシギをとにかく見てもらおうと思い、

「おとうさんさぁ、あそこに見える車が僕の車なんだけど、その中に今タシギがあるからそれ見てみます?そしたらタシギがどんなかもわかるし。もしかしてチョウマンかもしれないよ。僕とってこようか?」

と、僕は自分の車を指さしながらおじさんに言った。するとおじさんは凄く楽しそうな笑顔を見せて、

「それじゃ、車まで軽トラに乗せるよ、乗りなよ」

「でも、僕の長靴泥だらけなんだ」

「かまやしねぇ、荷台にのればいいさ」

ということで、僕は荷台に乗って、というか載って、千葉の田園をノンビリと自分の車まで運んでもらった。ほんの短い間だったが、軽トラの荷台でガタゴトと揺られながら「何年か前なら僕がこんなことをしていたと想像できただろうか」と考えて、荷台から伝わる振動を尾てい骨に直接感じながら青い空を眺めていた。

「おとうさん、これがタシギなんだけど.....これチョウマンですかねぇ。」

「へ~こんな口の長い鳥が田んぼにいるんだ!こりゃチョウマンじゃねぇな、チョウマンはもうちょっと大きくて、色は茶色だったけど、こんなんじゃない。よく田んぼにいたんだよ」

「あぁ、それツグミのことじゃないかな。あれ今獲っちゃだめなのよ。昔はなんでもありだったけど、今は法律で獲っちゃダメってことになってるのよ。美味しいらしいけど」

「はぁ~ん、今は駄目なんだ、昔はなんでもよかったけどねぇ」

などと随分と昔の呑気さを懐かしむような口調でおじさんは遠くまで広がる田んぼを見ながらつぶやくように言った。きっと今の様に情報も流通も発達して美味しいものに貪欲になった日本では、ツグミだろうがヒバリだろうが獲っていいことになったらすぐいなくなってしまうに違いない。昔は呑気に地元の人が獲っては飼ってみたり食べてみたりしていたんだろうな。高速道路が出来た御蔭で僕だって東京に住みながら千葉に鉄砲を撃ちに来られるわけだが、古き良き頃の日本を少しは体験してみたい気もしたし、そんな時代に生まれたおじさんが少し羨ましくもなった。

おじさんはそれから、コジュケイのいる山に行く道や、地元の人が鉄砲撃ちをそれほど気にしていないことなど話をしてくれて、自分の田んぼはここそこだから、もちろん入って撃ってもいいが、ハウスは気をつけてくれ、なんて話をした。それでもって、最後に

「この山の裏に雉がいるよ、そっちに自分の田んぼがあって行くとよく雉歩いてるなぁ」

なんていうから一応場所を聞いてみて、後ほど視察に行くと伝えた。まだタシギが撃てそうだったから撃ったあと鉄砲が撃てるかどうか見に行こうと思ったのだ。それに、犬でもいなければ大抵は雉なんか獲れないし、場所さえわかれば来年でも師匠が犬を連れて入るかもしれない。まぁ、来年に向けての参考でいいだろうと思った。ところが鳥や鉄砲の話をしておじさんはとても楽しかったのかもしれない、

「後でなんて言わないで、連れてゆくよ、俺そっちの方にゆくんだから、これから」

なんていう。そうなるともちろん断れないし、こんなご厚意を無駄にする理由もない。正確な場所も分かれば周りの農家さんの反応も見られるし、農家さんに邪魔にならないような車を停めるところだっておじさんが教えてくれるかもしれない。まぁ、雉の方は期待もできないので、鉄砲はカバーにしまって僕はおじさんの軽トラの後を追いかけて案内してもらうことにした。

と、一方で最後、もう一羽タシギが獲りたかったなぁなんて思ったりもしていた。ん~雉なんていないだろうしなぁ、これも縁なんだろうな、なんて思いながら車を走らせていると、おじさんが軽トラから声をかける

「あれは何だい?」

とみると畑に沢山の鳩だ。雉を見つけにきて鳩だからそりゃ少しは拍子抜けするが、鳩だってご馳走だ。でも流石に鳩は鉄砲を出している間にみんな飛んで行ってしまうだろうなと思って僕は動かなかった。

「おとうさん、あれは鳩だよ。鳩」

「へ~あれ鳩?ふ~ん」

「うん。キジバトだよ」

「じゃぁ、あれは?」

とオジサンが軽トラから手を出してクルクルと回す

おじさんアクション20150303



あぁ、あれも鳩なんだけどなぁ...と思ったらなんと、鳩に交じって、

雉が!!

おい!マジかよ!!猟期がもう終わろうってときになんて無警戒な雉なんだ!!周りを気にせず餌なんかついばんでる。

「おとうさんあれ、雉だよ、雉!!」

ちょっと小声になった。

「え?なに?雉?」

「そうそう、雉ですよ!」

小声になった分、余計に会話をしてしまった。気付かれないことを願うばかり。自ら案内役をかって出たおじさんは凄く満足そうで、まだ軽トラから手をクルクル回して雉を指さしている。おじさん!もう目立たないようにしてちょうだい~。雉に気づかれちゃうよ!!アクション大きいよ!!な~んて失礼なことは言えない。なんと言っても雉がいるところまで案内してくれたんだから。

「雉でしょう、あれ大きいもんね、あれはオスかい?」

車が別々なもんだからオジサンは大声を出しておしゃべりしてアクションもまだまだ大きい。銃はカバーに入っているし後ろの座席だ。とにかくそっと降りて銃をカバーから外して弾を込めようとするが、オジサンの問にもこたえなきゃならない。半分上の空だが

「おとうさん、凄いねぇ、あれオスだよ。オスは獲っていいんだ。俺撃つよ」

「へ~オスは撃っていいのかい?」

「そうそう、オスさ。狙ってみるね~」

なんてまたまた大きな声で返事。気付かないでくれと願うばかりだが、そのあとオジサンは

「ここに車を停めるのは邪魔だな。もう少し先行こう。あっちにもいるし!」

ええ~~~!!そうかおじさんはハンターでないから犬がいない僕にとって雉がどれほど貴重かわからないし、雉は殺意のない農家さんを見てもそんなに逃げないから、いつでもいると思っているんだ!それにあっちにいると思っている雉が今ここにいるというのも分かっていないのだと思う。農家さんにとったらあちこちで頻繁に見るもんだからどこにだっていると思っているのだと思う。それは無理もないんだけどね、ああ、そうじゃないんだよ、おじさん!!雉って結構貴重なのよ!!って大きい声で言いたいけどもう心臓がドキドキしてる上に雉に気づかれたくないから言葉が出てこない。ああぁ、とにかく一発撃ったらおしまいだからさぁ、まぁ、いいやとにかく撃っちゃえ!!!と思い、僕が銃を構えようとした瞬間、雉が











雉気付く20150303

気付いた!!!




ひ~!!さっきまで餌に夢中だったのにぃ!!(本当にこんな顔してこっちみたのよ) 遊底をガチャリとしめて構えてみるけど、もうボサの中に逃げられてしまい、万事休す。あははははと笑ってしまった。まぁ、いいさ、今年の1羽より来年の2羽さ。案内してもらうだけで御の字!!十分、狩りを楽しませてもらった。その後おじさんは自分の田んぼを教えてくれたり、コジュケイが歩く道を教えてくれたり、鴨の毛が浮いてる小さな池なんかも教えてくれた。おじさんはまだ雉がいると思っていたのか、雉を見たところまで一緒に車を置いて歩いてくれたがもちろんそこには雉はいない。それでも随分と楽しそうに僕の話を聞いてくれて、昔の鉄砲撃ちの話までしてくれた。

鳩も逃げてみんないなくなり、ひと段落つくとおじさんとお別れすることになった。丁寧にお礼をいう。もちろん本当にありがたかったからねぇ。おじさんもどうやら家に帰るらしい。「後でなんて言わないで、連れてゆくよ、俺そっちの方にゆくんだから、これから」なんて言うのは僕に気を使ってくれたんだな。本当にありがたいの一言に尽きる。


僕のタシギ場の近くには鴨もいて、雉もいるようだ。去年は知らないことだった。僕がこの猟場のあたりに来て地元の人にできることと言えば挨拶とコンビニでお金を落とすくらいだったが、来年は車にお菓子でも積んで、またあのおじさんがいたら渡そうと思う。実に気持ちのいい僕の猟場ができた。いつまでもここで猟ができればいいと思う。ちなみに「今年の1羽より来年の2羽」と思ったのは本当なんだけども、雉を逃がしてしまったことはちょっとがっくり来ていたのか、その後再開したタシギ猟ではけっこう良い機会に恵まれたのだけど一羽もとれなかった。これも猟というものだろうな。

*後で調べたのですが、チョウマンとはトラツグミの方言らしいです。ん~おじさん、小さい頃随分と貴重な鳥を獲ってたんだなぁ。
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