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Author:主夫太郎2
現在専業主夫です!
漁と猟の両方を楽しんでカミさんに栄養を供給するつもりでいます。以前お料理ブログをやってましたが不評だったので猟関係を交えながら僕の日常をレポートします。

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猟期前の下見・2015~はばたけ鳥たちよ!そして解禁の日は落ちてね~

2015.10.30 19:58|猟と獲物のお料理の話
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今日は主夫太郎が下見をしたときのお話

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主夫太郎が一番好きな猟は、同率一位で、蝦夷雷鳥とタシギです。それぞれ面白いところとそうでないところがあります。蝦夷雷鳥は鉄砲を撃つ寸前までがワクワクします。探すのが大変な鳥ですが鉄砲を撃つ段になるとこれほどつまらない鳥はいません。近くまで寄れますし、非常に弾に弱く一粒当たれば大抵は落ちてくれます。一方タシギは見つけるのは猟期前のお仕事。一度見つけてしまうとずっとそこにいます。その年だけでなく次の年もいるので探す面白さは猟当日はありません。ただし、鉄砲を撃つ面白さと言ったらありません。どこから出るか分からずどっちに飛ぶかわかりません。足元から出るときもあれば凄く遠くからでることもあるんです。タシギ以外の鳥が飛び出すときもありますから、一瞬のうちにそれを判断し、遠くに行く前に撃ちます。動画でもわかると思いますが、タシギは飛ぶ寸前に鳴いてくれますからこれが合図になります。近くで撃ちすぎると木端微塵になって食べられないこともあり、これは凄くガッカリします。

さて、本当はそれほど下見が必要ないタシギなんですけど、今回、猟期が来るのを我慢しきれず行ってきてしまいました。関東の「い県」ということにしておきましょう(いろはの「い」ってことで(笑)まぁ、分かる人にはわかりますよね、関東ですから)。鉄砲をビデオカメラに持ち替えタシギをショットします!以下の動画ですが、最初に出たタシギが一番鮮明かな。どこから飛び出るか分かっていても、飛び出る前はわかりません。動画を何度も再生して見て下さい、多分飛ぶ前のタシギは見えないと思います。二つめに出たのは影だけです。




上の動画、田んぼの中を歩いていますが、動画が揺れるでしょう?下がぬかるみなんですよ。態勢を崩した時に大抵飛び出します。だから全然当たらない。近すぎると僕がびっくりして当たらない。と、どう頑張ってもなかなか当たらないです。猟期は頑張るぞ!!

ついでに、鴨もいたので二つ動画をアップしておきます。



生意気にも全然逃げない!その甘さが命取り!!ってなるのかどうか。

もう一つの動画は一目散に逃げてゆくものです。



さて、猟期始まって主夫太郎は獲物が獲れるのでしょうかねぇ(笑)乞うご期待です。まぁ、盛り上がる感じは伝わらないかもしれないですが、鉄砲撃たなくても主夫太郎は幸せ。あははははは。
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猟期前練習とエゾ鹿お料理~動的射撃練習~

2015.10.27 09:34|猟と獲物のお料理の話
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前半は射撃練習の動画

後半はお料理のお話ですよ~

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北海道では鹿が獲れなかった主夫太郎。本州で鹿を獲る練習を始めてます。銃を構える練習やら防寒着のチェックなどなどです。本州での鹿狩り(巻狩り)の仕方は主夫太郎がイラストで以下の記事でご紹介してます(ポチリで飛びます)。



鹿を狙う弾というのは鳥を狙う弾とちがって一発弾です。鳥は小さい弾を沢山発射してその中の一発二発が当たって落ちるのですが、鹿は小さい弾ではびくともしませんから大きな弾を使います。

鉛弾弾頭20150127

スラッグ弾

といいます。中心の金属が銃弾。これが銃身の中を走る瞬間に鉛弾と銃身がこすれて銃身にべっとりと鉛がこびりついて掃除がとても大変。上の写真の奥に写っているのは、はんだ小手ですがこれでロウをとかし弾をコーティングすると鉛があまり銃身に付かなくて済みます(師匠から教えてもらいました)。まんべんなくロウと溶かし込むために弾頭をはんだ小手でちょっとだけ温めるのですが、弾の奥には火薬があるのでちょっとビビります。

北海道と本州の巻狩りで一番違うところは、本州では動いている鹿を撃つ可能性が高いということでしょう。ということで、このロウでコーティングされた弾をもって、岩本山にある射撃場で動的射撃という練習をしてきました。動的射撃とは文字通り動く標的を動きます。100円入れると的が動いてくれます。どんなものかは以下の動画で。



いや~主夫太郎の弾は全然当たりません!!それもそのはず、主夫太郎の銃身には照門がありませんから、とにかく適当に撃っちゃいました。あはははははは。もう一度練習にゆきたいですねぇ。動画を見る限り上に行くクセがあるみたいですね。お友達の弾が地面に着弾して砂煙なんかあげていてなかなかの迫力が出てます。いずれにしろ50メートル先の鹿にはなかなか当たらなそうです。去年倒した鹿は10メートルくらい先だったかな.....

さて、そんな鹿とは縁遠い主夫太郎に、お友達がエゾ鹿(しかも柔らかいバンビちゃん)のロースを下さいました。ん~ありがたい限りです。

バンビロース20151027

おいしそう!!!

タップリの脂を見るとテンションあがります!しかし悩みの種はこの脂。実は鹿の脂はちょっとだけ融点が他の動物より高く冷えると食べにくく胃にもたれるとのお話。以前ラードを作ったのですが、捨ててしまいました。そのときのお話がこちらの記事(ポチリで飛びます→鹿脂の失敗~秋の木洩れ日の中で~)。しかしながら脂をなるべく抜いてしまうと残ったコラーゲンが美味しい(と思う)。ということで脂身をとり覗き、一緒に付いた赤身を無駄にしないためにも、

脂身20151027

脂に切れ目をいれてバーナーで温めては浮いてきた脂を紙で取り除き、反対側の赤身は蓄冷材でひやして赤身のままにするという手法を思いつきました。もちろん、折角ご厚意で頂いたお肉ですからね、薄い赤身だって美味しく頂きたいですよ。塊のこの作業ができないの?って思うかもしれませんが、脂は結構複雑に入り込んでいるので、どうしても分離しないわけにはいかなかったです。ただ、バットに熱湯でも張って蓄冷材とバットで肉を挟めばそんなに焦げなかったかなと思うけどもそれは次回にと思います。

エゾ鹿ロースト20151027

エゾ鹿のロースト

イチジクの赤ワインソース



大すきなエシャロットとイチジク、赤ワインのソースです。煮詰める時間があればもう少し深い赤になったかもしれませんが、まぁ、仕方ないですな。ロースの芯の部分は表面を軽く焼いてオーブンでじっくり火を通します。脂身は脂が大体落ちたので脂側だけに火をいれジンワリと赤身に火を入れました。

ん~お肉を下さった方には夫婦ともども感謝しております。この勢いで鹿獲りたいねぇ。早くこいこい解禁日!!





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ワラサのお料理続き~我が家の定番続きの一週間~

2015.10.23 08:50|釣りと獲物のお料理の話
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元女子高生とお魚好きのみなさ~ん!!

今日はワラサづくしです。

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前々回は大物(ワラサ)を3本釣ったお話をしたのだけど、そこでは中落ちとカブト焼きしか紹介しなかったので、今回一週間かけて食べたワラサのお料理を一挙大公開しようと思います。まぁ、主夫太郎家にとったらスタンダードばかりで、いつもの読者さんから見れば飽きるようなお料理ばかりなんだけど、ワラサを釣ったのは初めてなので仕方ないですな。もっともお魚料理を工夫するにしたってそんなに工夫の仕様もないです。なんといっても新鮮だからそのまま食べても十分おいしいわけで、マヨネーズ使ったり、ハーブを沢山つかったりってこともできなくはないのだけどねぇ。

最初は新鮮なお魚だからこそできる、マリネ。まぁ、生ハムをつくる感覚です。

ワラサマリネ20151022改

ワラサのマリネ

1.砂糖と塩を半々に混ぜたものをサクにしたワラサに塗り

2.冷蔵庫で一晩寝かすと水が出るから、水を捨て

3.(紅花)油を塗って3日くらい冷蔵庫にラップをせずに寝かす

と出来上がります。7日目まで食べたけど全然問題ないです。本当に生ハムみたいになりますぞ。カツオに身質が似ているせいか、いい香りもしてきました。白身でもおいしくでき、これは我が家の定番。

そんでもって定番と言えば、

ワラサ大根20151022

ワラサ大根

まぁ、ブリの子供のワラサだから大根と煮れば美味しいさ、そりゃ。そんでもって変化球というか、トマトを沢山もらったので、


トマトカレーワラサ大根

トマトカレーワラサ大根

これまた安易だけど結構おいしい。ニンニク風味と青魚は凄く合うってことだろうけどもね。ワラサからとった出汁でトマトや大根を煮込んでいるので旨みは十分出ているから、最後ワラサをポンといれて2分か3分で出来上がり。柔らかいままワラサがいただけるのが贅沢です。骨からとった出汁は冷やすとゼリー状になりますぞ。そう、出汁も3尾分だから凄いよ。沢山あるから、


ワラサラーメン20151022

ワラサラーメン

つくっちゃった。あははははは。自家製のラー油と柚子の絞り汁をいれるとあら不思議!うどんの出汁がラーメンのスープに早変わりです。まぁ、ここ20年以上続くラーメンブームには申し訳ないのだけど、ラーメンなんてこんな風に適当につくれば外食したいとはそうそう思いません。麺も乾麺で十分おいしい。ワラサの照り焼きがチャーシュウの代わり。ホウレンソウ、ネギの他パクチー山盛りで南国風さ!南国っていっても土佐よりもっと南、タイとかそのあたりね。ごめんねペギー葉山さん!あははははは。

そんな変化球のあとは

ワラサ漬けドン20151022

ワラサのヅケ丼

です。青紫蘇と生姜のコンフィが乗せてあるぞい。ヅケってのは凄い発明ですな。煮切り酒と醤油を半々にしてそこに30分弱つけるだけで丼作れちゃうんだから。しかし、どうして酒を煮切ろうと思ったのか.....知恵というのは大したものです。

こんなに定番続きだとどうも作る方の僕が食べる方のカミさんに申し訳ないという気がしてきて、ちょっと冒険してみました。とにかくこんなに沢山ワラサが家にあることはないからね、今まで作ったことが無いものを作ってみましたよ。

ワラサ竜田揚げ20151022

ワラサの竜田揚げ

厚めに切ったワラサを煮切り酒と醤油、おろしニンニクを加えたタレに30分ほど漬け、片栗粉をはたいて揚げるだけ。もしかしたら皆さんのおうちでは定番の青魚料理かもしれませんがね。考えてみるとブリやワラサを揚げ物にする勇気は僕には無かったですね。なんだかんだ言ってお魚はお肉より重さあたりは高いものだから生で美味しいものは生でたべちゃいます。お魚の国にいながら新しいお魚のお料理をつくるのはなかなか難しいもの。今回沢山釣ってたき御蔭で我が家の定番が一つ増えました!

と、最後は我が家のド定番!です。先週末カミさんの両親が遊びにきたのですが、そのとき〆にだした、

ワラサ香の物寿司20151022

ワラサの香の物寿司

です。これ、凄く簡単なのに、いくら紹介しても誰かが作ったっていうのを聞かない(笑)。以下ポチリで記事に飛びますが、最初は多分アイナメで、


次は鯛で



つくってます。今回もいぶりがっこを使いました。寿司飯に、いぶりガッコ、ワラサのお刺身に青紫蘇。まぁ、マズいはずがないんだけどさ、我が家の定番、新鮮なお刺身が手に入るたびに作ってしまいますねぇ。カミさんも必ず笑顔になるお料理です。また、釣りに行かなきゃ!

さて一週間経つと折角釣ってきたお魚もおしまいになっちゃってまた釣りに行きたいのだけど、11月15日から始まる猟期のために、ただいま強烈節約中です。更新のネタにはちょっとこまっていますが、ヨーロッパ旅行記など混ぜつつ更新するつもりです。引き続き御贔屓のほど、よろしくお願いいたします。



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エル・クラシコ~北見市の素敵なレストラン~

2015.10.21 10:15|猟と獲物のお料理の話
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今日はレストランのおはなし。

獲物の姿などはないから安心してね。

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今年の蝦夷雷鳥の猟ではハンターIさんにお世話になりましたが、狩りだけではなく厚かましくも夕食にまでご招待頂き至れりつくせりの一日になりました。ハンターIさんがこよなく愛する北見市は人口12万人、二つの大学を要する北海道主要都市の一つです。羽田から女満別空港まで1時間45分(東京-箱根もそれくらい)、サロマ湖、温根湯温泉を有し年間150万人の観光客が訪れるそうです。ハンターIさんによると「冬こそ素晴らしい!」とのことでダイヤモンドダストに包まれにいつかは冬に行きたいと思っています。皆様も冬のバカンスというと南へ南へと考えがちでしょうが道東方面もご検討しては如何でしょうか。

今回ハンターIさんにお招きいただいたのは北見市内のイタリアン、エル・クラシコさん(Facebookへ→エル・クラシコ)。ヨーロッパや地元のジビエを扱い、個々の肉質に合わせてお料理をしてくださる東京でも滅多にお目にかかれないクラスのレストランです。自然相手、しかもお肉に合わせて調理するジビエ料理ですから、いつでも今回のお皿があるわけではないのは仕方ないのですが、何はともあれお料理をご覧頂きたく。

パテアンクルート20151021

パテアンクルート

熊と鴨のパテですがそれだけでそう簡単にはお目にかかれないお料理であることは分かります。実に丁寧なお仕事で呑み込むように食べたいのをグッとこらえて少しづつ味わいました。このお皿を持ってきてくださったとき、ご主人の実直な人柄を感じました。

ラビオリ20151021

蝦夷雷鳥のポトフ仕立て

写真からわかるようにラビオリが入っています。蝦夷雷鳥のスープは美味しいのですがあまりにも優しく僕みたいな素人ではワインに合わせる料理をつくる自信がありませんが、流石はプロです。最初はあっさりした美味しいスープと胸肉を味わい、その後モモ肉と内臓が入っているラビオリを半分にして口に入れると、それからスープがどんどん変化してゆき一気に深みが出てきます。自然とワイングラスを口元に運びたくなります。

熊ロースト20151021

熊ハラミのソテー

一転こちらは力強いお料理です。ワインが進むのは当然なのですが、優しい味と香りの蝦夷雷鳥のポトフのあとには熊の香りと歯ごたえで目が覚める感じでした。ハンターIさんとお話しながらのお食事でしたからゆっくりたべられましたが、カミさんと二人だったら呑み込むように食べておかわりお願いしてるかな、あはははは。

雷鳥キャベツ20151021

雷鳥のキャベツ包み焼き

この雷鳥は蝦夷雷鳥とは違う雷鳥です。みなさんが御存知の雷鳥。もちろん日本では狩猟できないのでスコットランドから輸入されます。蝦夷雷鳥と雷鳥の両方が楽しめるとは贅沢な時間でした。スコットランド産の雷鳥は僕も料理したことがあるのですが、とにかく強烈な匂いがします。正直僕には手に負えず、以前はべろんべろんに酔っぱらわせたカミさんの後輩に多めに盛り付け僕自身は一口食べて回避。今回やはりプロの手にかかると違いますねぇ。御主人によると捌いている段階ではかなりきつい香りだったそうですがそんなことは全く想像できないくらい綺麗なお皿になりました。キャベツと雷鳥ってこんなに合うのか!と感動です。

熊の手20151021

熊の掌の赤ワイン煮込み

熊の掌!!!ん~中華料理で凄く高価!というイメージがありましたがこうやって頂けるとは。しかもこんなにたっぷり。左側が掌なのですが、さて、熊さんの手にみえるでしょうか?

レストランの素晴らしさに加えホスト役のハンターIさんのお心配りにより素晴らしい時間が過ごせました。カミさん連れてまた行きたいな。こういうお料理頂いたからには猟期は頑張らなければいけません!もちろん安全が第一ですけどね。


小さな自慢:今回、ハンターIさん、奥様、赤ちゃんのチカちゃんとのお食事でしたが、このチカちゃんに主夫太郎がモテたモテた!!主夫太郎に投げかける満面の笑顔、写真に撮っておけばよかったです。ん~女性に好かれるのはカミさん以来二人目ですよ。「大きくなったら主夫太郎のお嫁さんにしてあげよう!!」って言おうと思いましたが、猟の最中にハンターIさんに背後から撃たれてしまうので黙ってました、あははははははは。
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聖子ちゃんもびっくり!~ブリっ子が我が家に~

2015.10.19 09:02|釣りと獲物のお料理の話
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釣り人と元女子高生のみなさ~ん!!

今日は昔懐かし「ぶりっ子」のお話!

ブリの子供、ワラサのお話ですよ~!!

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大きさによって名前が変わる、いわゆる出世魚で有名なブリだが、Wikipediaによると最後はブリになるものの、それまでの名前は地方により違うみたいだ。ブリの子ですぐ思いつくのが「ハマチ」だと思うが関東では使わないらしい。モジャコ(稚魚)→ワカシ(35cm以下)→イナダ(35-60cm)→ワラサ(60-80cm)→ブリ(80cm以上)の順だそうだ。まぁ、それでも関東のスーパーにハマチは売っているから、そのあたり一般の人間が特にこだわるわけでもないので名前を付けるほうもポピュラーで売れそうなハマチという名前を選んでいるのだと思う。

今回釣りに行ったのはワラサ。もっともワラサとブリの間は大きさの差しかなく、ワラサの色が変わってブリになるとかワラサに羽根が生えてブリになるというものでもないので、中には成長の早い奴もいて、すでにブリになっている奴がいるかもしれない。そんならブリを釣ってやろう!というくらいの気合いで行って来たのだが、さすがに自然の法則にはそれほど逆らえなく、釣り上げたものは全てワラサの範疇だった。

1ワラサ3本20151018

じゃん!!!

「じゃん!!!」といってもこの写真ではいまいち大きさもわからないだろうから、こんなものが家にくるとどうなるかちょっとまな板にのせてみると

2デカいワラサ20151018

こんななります

あははははは。釣っているときは手ごたえがよくていいのだけども3つも釣ると家で捌ける限界に達する。ブリが釣れなくて本当によかった(笑)

3-67センチ20151018

一番大きいので67センチで3.6キロ、釣りの師匠に言わせるとちょっと小ぶりだそうだが、正直こんなくらいが良い気がしてる。脂の乗りがもっとよくなるかもしれないがそれもちょうどよいな。そりゃトロトロしてれば美味しいが、全部で8キロ超えるお魚がいると思うと全部脂だらけのお魚は勘弁。

もちろんお魚がかかると竿がものすごくしなり、吊り上げるというより竿にしがみついてる感じでちょっと情けない恰好で釣っているに違いない。火を噴きそうな電動リールにガンバッテもらいなんとか水面へ。ん~科学技術の勝利ですな。

こんな大きなお魚2尾捌いたところで嫌になって、ちょっと無理があるけど、

4ワラサ収納20151018

こんな風に収納!!

って思ったけど、やっぱり無理があるので頑張って捌いちゃいましたね。まぁ、処分しずらいものから順に処分するのですが、最初は、


6中落ち30251018

中落ちのワサビ醤油

ワサビと青魚はよく合います。骨の間の身はスプーンでえぐってとりますが、プリプリしてて美味しいです。続いてオーブンに放り込んでおいたのが出来上がりましたぞ!!

5ワラサカブト20151018

兜焼き!!

もちろんカマも一緒です。これがうまいのなんの!!!この首だけ欲しい!!なんて思うくらいです。脂の乗りも身の甘さも凄くいいですよ。頭のお肉もたっぷりでいいです。どうして頭に筋肉があるのかわかりませんがとにかくたっぷり。融通の利かない頭の悪そうな体育の先生のことを「あいつは脳みそ筋肉だから」なんてバカにしたもんですが、今後は「あいつはブリ・ワラサみたいな奴だから」なんて言う方が品がよくていいかもねぇ、あはははははは。

これ頂きながら飲んだのが、

7ジョスメイヤー20151018

ジョスメイヤー

これは僕とカミさんの思い出のお店から頂いたワインです。ヴィンテージは97年。ものすごい力強さでした。さて、このワインがどうして我が家に来たかというと、それはまた次のお話かな。



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初猟からお料理まで~今年も我が家に蝦夷雷鳥~

2015.10.16 10:07|猟と獲物のお料理の話
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ハンターと元女子高生のみなさ~ん!!

今日は蝦夷雷鳥の狩りとお料理のおはなしです。

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今年の狩猟は北海道のとある場所で蝦夷雷鳥を獲ることから始めました。

1青い空20151016

抜けるような青い空!!

と思いきや、ものすごい低気圧が通り過ぎたあとで実際はとても強い風が吹いていました。少し風が収まってから動画を撮ってみたのですが、いや、この風に揺れる木というものは獲物を狙う僕の心に一瞬の安らぎを与えてくれます。ん~大自然に抱かれているのだなぁと。



そんなことを思うというのは、実は自然をなめています。自然は全然人に優しくありません。蝦夷雷鳥にもエゾ鹿にも、もちろん他の動物にも決して優しくはないでしょう。自然は優しいなどというのは都会の生活では得られない幾ばくかの安らぎを誇大広告しているにすぎません。その証拠に、この林道に入ってから、帰ろうと思ったら.....

2とうせんぼ20151016

倒木がとうせんぼ!!!

あはははははは。自然は人に優しくないでしょう?木が風で倒れるときは人間のことなんか考えてくれませんよ。しかし、これを見た時にはぞっとしました。なんといっても携帯の電波も届かないところ。行きはよいよいで入っていった林道が帰りは僕を出してくれません。人に助けを求めるまでに何キロも歩かなければなりません。幸いなことになんとか木の端っこを折ってどかして、レンタカーのマーチが通れる分だけどかすことができました。脱出したあと次の日までにはノコギリを買っておきました。ん~これも経験ですね。

さて、僕の方は毎年毎年、自分をレベルアップさせるつもりでいます。今年の課題は、

蝦夷雷鳥は前と真下からは撃たない!!

ということ。胸肉に傷をつけないためです。もちろん鳥はちょこちょこ動きますのでどうしても希望通りに後ろから当たるとは限りませんが、少なくても前から、また、真下からは蝦夷雷鳥は狙わない。斜め後ろはギリギリ撃つかな。今回、これにこだわったために何羽か蝦夷雷鳥を撃ち損ねてしまいました。でも傷だらけのお肉を持ち帰ってもしかたないですからね。それに蝦夷雷鳥は今のところ僕の猟の仕方では鉄砲を撃ったら外れる可能性はかなり低いです。実際蝦夷雷鳥を獲り出して3年目ですが、1回外しただけです。これは僕の鉄砲がうまいわけではなく、チョーク(絞り)の選択を間違わなければ誰でもこんなもののはず。撃てれば必ずと言っていいほど獲れるのだから美味しいお肉にこだわって猟をすることにしました。もちろん、逃がした鳥のことを考えるとちょっと残念ですが、

3雷鳥毛むしり20151016

ほら!!!

これなら思う存分お料理できるでしょう!背中とモモ肉に当たってまして、片方のモモ肉は出汁を取るのに使いました。でも胸肉には傷はありません。ということで、


4蝦夷雷鳥ロースト20151016

蝦夷雷鳥のロースト!!

胸肉に加えてささ身もありますぞ!!過去二年間、どうしても火の通し方が納得行きませんでした。今回は真空パックに入れ45度で湯煎をして温度を十分あげたあと、10秒ほど表面を焼き、肉汁を閉じ込め、160度まで温めたオーブンに網を敷いてその上にお肉を置き、オーブンのふたを開けたまま放置。芯の温度が55度くらいになればいいなとお祈りしつつ待つこと15分かな。3年目にして凄く満足の焼け具合でした。ブルーベリーとクレソンのソースで頂きます。

蝦夷雷鳥はものすごく優しい出汁がでます。お米やお餅と相性がよく、地元の人はこれでお雑煮やおうどんをつくるそうですが、主夫太郎家では....

5リゾット材料20151016


モモ肉、栗、茄子とベビーコーン(あまりもの)を使って、

6雷鳥リゾット20151016

リゾット!!

を頂きました。主夫太郎のレストランはお客はいつもカミさんだけですがこのスペシャリテ、特にお客様にお気に召して頂いたようです。一年に一度の蝦夷雷鳥ですからね、もちろん作る方も食べる方も幸せに頂くのよ。

7カミさんのワイン20151016

仕事が終わったあとの一杯は美味しかったなぁ。白ワインでもよかったのだけどね。我が家にはとって置きの白ワインが一本あって、それを飲むってお話はまた今度。


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はばたけ蝦夷雷鳥君2号!!~僕とみつをと雷鳥と~

2015.10.12 12:58|猟と獲物のお料理の話
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ハンターと元女子高生のみなさ~ん!!

主夫太郎は北海道から無事帰還。

今日は蝦夷雷鳥のお話です!!

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ついに待ちに待った北海道の狩猟解禁です!9月30日に飛行機で北海道に入り10月1日夜明けとともに蝦夷雷鳥猟をしました。初猟の話はちょっとおいて、今回は猟を通じてお知り合いになったハンターIさんとの共猟のお話をしようと思います。蝦夷雷鳥は名前の通り日本では北海道にしかいません。獲るのもなかなか大変で沢山みかける鳥ではないので僕にとっては大変貴重な鳥。もちろん猟場も北海道に住んでいるわけではないので多くは知りませんが、ハンターIさんが今回は貴重な猟場をご案内下さりまた。さらに猟をしている僕の写真も沢山撮って下さり二重にも三重にも感謝感激です。今回はハンターIさんの写真を多くお借りして記事を書かせて頂きます。

1雷鳥の森20151012

蝦夷雷鳥の森

蝦夷雷鳥と皆さんよくご存じの雷鳥は全く違う鳥で、蝦夷雷鳥は標高の高いところに住んでいるわけではありません。こんな風な森の中に住んでいます。ある方法で蝦夷雷鳥ハンティングをするのですが、それは教えて下さった方の秘密でもあるのでここでは詳しくは書きません。でも僕がする猟のなかで最も楽しい猟ですから本当は言いたいのよ。

2待つよ20151012

待ち焦がれる主夫太郎

詳しくは書けませんが、基本は蝦夷雷鳥が居そうなところを探し、やってくるのを待ちます。時には一時間近くも待ったりするのですが、カミさんの帰りを待つときよりもずっと楽しい。でもちょっと寒くて眠い。今回は僕としては珍しくあっという間でした!

3雷鳥確保20151012

蝦夷雷鳥獲りました~~

朝4時に集合したのに、朝ごはんを食べる時間になる前に終わっちゃいました。え?猟なんていくらでも続ければいいのに!!と思うかもしれませんが、蝦夷雷鳥は一日2羽までしか獲ってはいけないんですよ。自然に感謝し、命を頂く大切さは心得ているつもりですが、もちろん笑顔もついついこぼれます。だって人間だもの、人間だもの仕方ない。こんな言い訳をする自分が恥ずかしいですが、カミさんが言ってました、「人はみな、ついつい、みつをになっちゃう」。その通りだと思います。

4腸抜き20151012

しかしながら、いつまでも「みつを」になっていられません。素早く腸を抜かないと折角の獲物が痛んでしまいますからね。こちらはハンターIさんが小枝をナイフで切って、腸抜きのフックを作りささっと腸を抜いているところです。ん~やはり蝦夷雷鳥マスターは手際が違います!!

早々に猟が終わってしまったので、この日は秘密兵器を投入し、蝦夷雷鳥観察をしてみることにしました。その秘密兵器とは、

5製作過程20151012

カミさんが夜なべをして作った.....


6森の雷鳥君20151012

はばたけ蝦夷雷鳥君2号!!

です。最初は僕が蝦夷雷鳥の模型を作っていたのですが、「そんなんじゃ間に合わないから私がやる!」と材料を取り上げられ、編み棒まで買ってこさせられ改良まで加えられちゃいました。僕が作っていた未完成品が「はばたけ蝦夷雷鳥君1号」でしたがデビュー前に引退。この「はばたけ蝦夷雷鳥君2号」を自分が撃ちやすいと思う枝の上に設置して、蝦夷雷鳥が仲間だと思ってやって来たところを撃つというグッズなのだけど、この日はもう規定の2羽を獲ってしまったのでこの「はばたけ蝦夷雷鳥君2号」の設置してある枝に本物の蝦夷雷鳥がとまったら僕等の勝ちということで、待つことしばし。

7とまる雷鳥君20151012

咳をしても一人

のはばたけ蝦夷雷鳥君2号.......構想3日、製作期間4日の「はばたけ蝦夷雷鳥君2号」は大都会東京の香りを身に纏ったままだったせいか北海道の自然には受け入れてもらえませんでした。夜なべをして作ってもらったのに悪いなぁ、さぞかしカミさんはガッカリするだろうと思ったら、「しかたないよ~、だって自然相手だもの」と大自然型みつをに変身したと思ったら、しばらくしたら下の写真を送ってきました。

8キノコのかご20151012

キノコ用の手作りカゴ

右のは市販品ですが、ちょっとボロくなってきたのとあまり大きいのが入らないので夜なべをしてお気に入りの形のものを製作したそうです。猟をしたいと思う気持ちが強いことを「猟欲がある」という言い方をしますが、はばたけ蝦夷雷鳥君2号を作ったりキノコのカゴを作ったりとカミさんは僕なんかよりよっぽど猟欲がありますねぇ。こんな身近な人間に猟欲が負けるとは....まぁ、負けるときもあるよねぇ、だって人間だもの。最近ついつい「みつを」になっちゃうな、あははははははは。



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主夫太郎アーカイブス~スーパーマンになった夢~

2015.10.09 08:00|雑文
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は~い!!!

元女子高生のみなさ~ん!!

主夫太郎は今は北海道です。

その間に「隠居な男の主夫ブログから」

記事をお引越ししますよ~

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以前僕がやっていたブログ、「隠居な男の主夫ブログ」というのはそこそこの人気が今考えるとあったのかもしれないが、とにかく文章が長いものがあって読みずらい。とはいっても折角長い文章を書いたのだからいつかは閉じるであろう前のブログから僕が北海道に留守の間に「主夫太郎アーカイブ」として自動更新機能を使いこっちに引っ越しさせることにしました。ですから以前からの読者さんにとっては新しくもなんともない記事ですので読まなくても同じですよ。全く主夫太郎の都合での更新です。ではどうぞ!

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いつもの通り夢というのは少し支離滅裂なんだけど、セリフなどを補完してみた。もう少し色々なこともあったとおもうのだけど、ちょっと思い出せない。なんにしろ目が覚めたあと忙しかったからだ。ということで夢の話のはじまりはじまり。

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僕は家の食卓に座っていたのだけども、なぜか目の前に汚らしい年取った男がいて、いきなり僕に問いかけた。

「君は何になりたい?」

なんだろう、藪から棒にこの質問は。僕は事態を整理したかったので素直に質問をさせてもらうことにした。

「あなたは誰ですか?」

するととても軽い感じで、

「ん?神様」

と応えた。どう考えても嘘だろうから追い出してもよかったのだけども、ちょっと気になることがあったので聞いてみた。

「自分で『様』付けるの?」

「みんなが様付けるから最近はあらかじめ自分で様つけるのが主流なんだ」

といった。これとは関係ないが思い当たることではあった。以前勤めていたところから返信用の封筒が届いたとき「御中」とあらかじめ書いてあったが、きっとあんな感じなのだろう。あのとき僕は先方の書いた「御中」をわざわざ斜線で消して、となりに「御中」と書いてやったが、考えてみるとあの時点で社会からはみ出しかけていたのだとは思う。ところで「主流」ってなんだろう。他にもこんな奴が一杯いるのかなぁ。

「そんでさ、何になりたい?折角だから言ってくれ。」

と、また神様と名乗る男が凄いことを軽く言っている。折角ってのがよくわからないが、もし本当だったら折角といえば折角だ。でも一応聞いてみた。

「言えばそれになれるのか?」

「うん、してやるよ。女だって外人だって、ヘリウムにだってしてやる。」

性別を変えらたり見た目を変えられたりするという意味で、女だって外人だってというのは分かるが、最後のヘリウムってなんだよ?すげー適当すぎないか?しかも風船に入れるくらいだから軽すぎてとんでっちゃうぞ.....まぁ、これだけ適当だと、どうせ偽物だろうから適当なことを言ってやろうと思った。凄い適当なことを言えば適当なことを言われた僕の気持ちも分かるだろうと思ったからだ。

「そんならスーパーマンになりたいな、あはははははは。」

と無理に笑いながらなるべく軽く言ってやった。そしたら自称神様が真顔のまま、

「あ、そう、じゃ、今から君、スーパーマンね。あ、それからお茶くれ、喉が乾いた」

と言った。なんだ、この適当すぎる感じは。全く好感がもてない。それでも、僕はこの男がなんでここにいるのかさえ分からないけどお茶くらいは出してやることにした。自称神様は出されたお茶をズズッとすすっていたが何も言わなかった。いつまで居る気だろうか。僕の方もなかなか納得できない状態だけども、とにかく対等に喋れるように、半ばからかうような物言いで

「で、いつからスーパーマンにしてくれるんですか?神様」

と聞いた。そうしたら

「ん?だから、もうさっきから君はスーパーマンだよ。わしは神様だよ。ちゃんと約束守るよ。普通に生きているだけで君はスーパーマンになってる。」

「魔法の杖とかでなんか呪文言って僕が光に包まれたりしてからじゃないの?」

「君の頭は安っぽいな」

と初対面の僕をバカにした。凄い自信があるのは構わないけど、何の説明もなくバカにして終わりかよ。
これ以上聞いても仕方ないだろうから話を次に進めた。

「じゃぁ、もう飛べるの?」

「それは練習が必要だな。とにかくもうスーパーマンになってる。服の下を見ろ。テレビや映画じゃなかったら結構恥ずかしい青いスーツ着てるだろ?」

そういわれて見てみると確かにスーツを着ている。結構薄手だ。試しに服を脱いでみたらマントもしていて、家の中なのにブーツも履いてた。なんでこんなもの今まで着ていて違和感がなかったのだろうか不思議なくらいだった。

「これで、片手で車持ち上げたり、素手で電車止めたりできるの?」

と聞くと、

「それも練習してコツつかめばできるよ」

と言われた。コ、コツが必要なのかぁ......片手で車持ち上げるのも電車とめるのもどちらかというと力技だからコツもなにもないような気がするのだが、まあ、重量上げだってテクニックがあるらしいから必要なのかもしれない。でもコツも必要となると人を助けるにしたってウカツに電車の前にも出られない。しっかり練習しないといけないと思った。

少し外見が気になって、洗面所に行って鏡で自分を見てみると顔は僕のままだけど、首から下はまるで外人で凄いマッチョだ。なんともアンバランスだ。ライオンの体にラッコの顔がついてるような感じだった。

「このアンバランス、カッコ悪いねぇ。正義の味方として仕事するのに見た目が悪いのは嫌だなぁ。」

と苦情を言うと

「正義の味方としての仕事はわしたち神様の仕事だからしなくていいよ、別に。」

という。え?本当にタダでスーパーマンにしてくれたのか。義務なしで?というよりこの物の言い方だと「余計なことをするな」という感じだ。そうなると、いままで通り主夫なわけだが、主夫にはオーバースペックの肉体だ。その神様と名乗る男は本当に神様なのだろうか?とも思った。神様が「主流」とか「わしたち神様の仕事」とか言うのも随分不自然に感じた。神様って沢山いるのだろうか。いるとしたら、こいつは何の神様だろう。河の神様とか山の神様だとするとスーパーマンを何で知ってるんだ?そんなこと考えたら、会話に間ができてしまいちょっと会話がしずらくなったので、間を取ろうと思って

「そんじゃぁ、ちょっと飛ぶ練習でもするかな。」

とぼそりと言った。そうしたら、神様は

「ああ、でも飛ぶって疲れるからな。ちゃんと食べろよ。なんにしろあれだけの運動エネルギーと位置エネルギーを生み出すのだから相当のエネルギーが必要だ。下手すると飛んでる途中で餓死するぞ。気をつけろよ」

と言った。ええええ!神様が作ったスーパーマンは物理法則を無視できないのか?階段上がるのも大変なんだから高く飛ぶにもそれと同じだけのエネルギーが必要ってこと?スーパーマンって結構不便で大変じゃないか!それで僕は飛ぶことをやめて、何をしようか考えたが、なにか気まずい間が出来てしまい、それを解消するためと、独りでゆっくり考える時間をつくるのに、トイレに行くのがいいと思ったので

「ちょっとトイレに行ってきます」

となぜか自分の家なのに、自称神様に断った。すると

「ああ、君のおしっこは流れないぞ」

ってびっくりなことを言ってきた。

「ど、どうして?」

と聞いたら、

「君の体はものすごい質量があるんだよ。そうじゃないと鉄砲の弾を跳ね返したり、機関車を素手で止めたりできないだろう?ある程度の重さがないとあんな芸当はムリ。だからおしっこも水銀並の比重がある。かなり重たいぞ。あ、そうだ髪の毛一本抜いてみな」

というから言われた通りに髪の毛を抜くと、彼は家庭用の量りを持ってきてその上にのせた。するとなんと短い髪の毛一本が100グラムだ!髪の毛一本で凄い質量だ。下手すりゃ抜けた髪の毛が刺さるぞ。スーパーマンっていうより鬼太郎だ。いずれにしろ、この事実から、この男が神様であること、現実がとても深刻であることを真剣に受け入れなければいけないと直感した。

「じゃぁ、なんでいま床が抜けないの?」

「そりゃ、君は飛ぶ能力があるわけだよ。だから知らないうちにその浮力の能力を使ってちょっとだけ浮いてるわけさ。髪の毛は抜けちゃうと君の能力の範囲外のところに行くから本来の重さになるわけだ。」

なんだか軽い物言いの神様がなぜか筋の通ったことを言ってる。とにかくスーパーマンは不便だなぁと思ったがどうしようもなかった。すると神様が続けていう。

「アイス食い過ぎて腹なんか壊すなよ。もしお腹下してトイレに行って勢いよく用をたしたら、便器が壊れるから」

「え?便器が割れるってこと?」

と、悲鳴に近い質問を投げかけると、

「むしろ切れるって言った方がいいな。強力だから武器にもなる、多分」

と、しなくても良い細かい訂正をしやがった!鉄腕アトムのおしりのマシンガンって子供心に恥ずかしかったけど、僕の方は正真正銘心底恥ずかしい。武器になるって言っても、敵を目の前にしてアイス食って、しばらく待ってもらって、場合によってはアイスの追加も必要.....あ~!!!とにかく、凄く凄く凄く不便で絶望的状況だ!!それに反比例してこの神様、凄く凄く凄く軽い!!

「神様よ~、あのさぁ、凄く強靭な肉体を僕にくれたみたいだけど、アイス食べ過ぎてお腹壊すってところは人間のままなのかね。鉄砲の弾を跳ね返すのに何で胃腸が弱いんだよ?胃腸も強くしてくれればよかったのに!スーパーマンの大腸はスーパー大腸だし直腸はスーパー直腸であるべきだろうが?」

「ああ、そうすればよかったなぁ、今度そうするよ」

とさらりと軽く言った。本当に反省してるとは思えなかった。それに、「今度」って....今すぐ僕の体を改造してくれないの?本当に困ってしまった。ああ、やだ!スーパーマンなんて嫌だ~~~~とおもったら、ふっと素朴な疑問がわいた。

「ん?でもおかしくないか?そんなに体が重いってことは、俺それだけ今後も食べなきゃならないってことか?水のんで水銀と同じ比重のおしっこができるの?変じゃないか?普通に生活してるだけで良いって言ってたが、それじゃ質量保存の法則に反していないか?質量は保存されるべきだろう?」

「・・・・・」

「ねぇねぇ、質量保存の法則はどうしたんだ?」

「・・・・・」

黙ったままなので、だんだんイライラしてきて僕は怒鳴ってしまった。

「おい!質量保存の法則!!!!どうなったんだよ!あれは!!」






「.....俺、物理とってないんだ......」


おい!貴様!!さっきまで運動エネルギーやら位置エネルギーやら質量やらと随分な用語だしてたじゃないか。
しかも、なんだ!その、あんまり勉強しなかったけどスポーツと生徒会を頑張って推薦で理系の大学に入学しちゃった学生みたいな言い訳!!怒り爆発でいっぱい反論したくなったけど、ここで折悪く、本当におしっこに行きたくなった。

「ああ、どうしよう。トイレ行きたいけど流れないんだよねぇ、あああああああ、助けて神様~~」

「それ、わしのことか?わしには無理だ」

「無理?神様が無理ってなんだよ~、ああ、本当のもっと偉い神様~~~」


と叫んだところで目が覚めて、しかもトイレに行きたいけど我慢して汗をかいている自分にも気付いた。トイレに駆け込んで事なきをえたし、ちゃんと流れた様だった。

しばらくして冷静になってから、いくら夢とはいえ、僕は寝てるあいだ、スーパーマンのおしっこのことを考えていたのかと思ったら凄く悲しくなった。次回は世界平和に貢献するスーパーマンにでもなりたいものだと今は思っている。
それと質量保存の法則は物理というより化学で教えてもらうことだが、そんな突っ込みそこないも少し悔しいといえば悔しい。






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主夫太郎アーカイブス~宿敵白豚ゴリラ馬再び!!~

2015.10.07 08:00|雑文
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元女子高生のみなさ~ん!!

主夫太郎は今は北海道です。

その間に「隠居な男の主夫ブログから」

記事をお引越ししますよ~

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以前僕がやっていたブログ、「隠居な男の主夫ブログ」というのはそこそこの人気が今考えるとあったのかもしれないが、とにかく文章が長いものがあって読みずらい。とはいっても折角長い文章を書いたのだからいつかは閉じるであろう前のブログから僕が北海道に留守の間に「主夫太郎アーカイブ」として自動更新機能を使いこっちに引っ越しさせることにしました。ですから以前からの読者さんにとっては新しくもなんともない記事ですので読まなくても同じですよ。全く主夫太郎の都合での更新です。ではどうぞ!

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最近はちょっと夢見が悪く、あまり記事にできるような夢をみませんが、これはちょっと前に見た夢です。お料理ブログとは違う内容だけど、最近レシピブログもお料理にさほど興味がないユーザーがお気に入り登録をしたりしていると思われるので(独断だけどね)、今回以降遠慮なく一つの記事として出させて頂きますよん。まぁ、お料理ブロガーさんには評判悪いだろうけど、また違う読者もいるからそのあたりは勘弁ね。順調にレシピブログの順位も下がっていることだし最近はこんな程度でいいかなと思います。

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今回見た夢は、「寝なければならない」という状況で無理にねたせいか、寝る前に思っていたことがそのまま夢で出て来た。


僕はスマホの調子がわるくて、具体的にはちょっといじるだけで再起動を繰り返すので、そろそろ新しい電話にしようと思って携帯電話のショップにでむいていた。
電話を新しく欲しいのだと言うと、入口近くにいる頭の悪そうな色白面長豚鼻の店員が僕を「こちらにどうぞ」とカウンターに案内した。目が覚めた後に思ったのだが、あれは以前も夢に出て来た白豚ゴリラ馬だったと思う(振り向けばゴリラの記事へポチリできます。)。なので、以下この女性店員を白豚ゴリラ馬と呼ぶことにする

「今、こちらのラインナップがお得になっております。」

と白豚ゴリラ馬が言った。僕はなんの下調べもしてなかったので一応そのラインナップを見てみると値段は5万円くらいだ。まぁ、そんなものかと思ったがサッパリ良さが分からなかったので、白豚ゴリラ馬に何が良いのか聞いてみた。すると動画がどうのとか音楽がどうのとメンドクサイ説明をしたので、

「音楽も歩きながら聞かないし、動画はみないから、他になにか面白い機能はないですかねぇ。」

と僕はきいてみた。すると白豚ゴリラ馬はこれからが本番とばかりにしゃべりだした。

「例えばこの機種は手に持つだけで心拍数や体温などのデータから体調を推測し、体調が悪い場合はドラッグストアの場所を検索したり病院をリストアップしたりします。空腹時には近くのレストランを検索して情報を提供してくれます。専用のデバイスをご購入頂いてマラソンモードにすると給水のタイミングなどを教えてくれます。サイクリングにももちろん使えます。」

「え、僕の知らないうちにそんな風になってるのかい?随分進化したんだねぇ。昭和生まれの僕には夢のようだ」

というと、白豚ゴリラ馬はフッとわらって色々説明しだした。

「お客さまは専業主夫ということで、今日の献立などで悩むことはあるでしょうか?」

「あるよ、そりゃ。結構大変なんだ」

そういうと白豚ゴリラ馬は別のデモ用の機種を持ち出して、

「400万種のレシピのなかからお客様の体調に合ったメニューを選べます。この画面に指を置いて下さい」

というので素直に指を置くと、ものの5秒ほどで「ハクサイと豚ばら肉薄切りの重ね蒸し」が出て来た。
さらに画面がしばらく動いたと思うと、近くのスーパーで一番安い白菜を売っているところと、豚ばら肉が売っているところがでて、どの道順で歩けば最短距離かも示している。

「す、すごいねぇ。これ、どうして僕の食べるものがわかるのよ。これ言われてみるとすごく食べたい。」

というと、白豚ゴリラ馬は、分析理由もわかりますと、ささっと操作して理由を見せてくれた。それを読むと

「加齢のためかわずかに肌に油分がたりません。また加齢のためかお肌にハリが無いためコラーゲンが必要と思われます。以上の理由で脂身の多い豚ばら肉が選択されました。また、加齢のためか分解しきれなかった僅かなアルコール分が検出されたので胃腸の働きを調えるため、また加齢のためしつこいものではなく、かつ、野菜を多めにとるレシピを候補にあげ、近くのスーパーで安売りをしている白菜を使うレシピをその中から選びました」

とのこと。ん~~しかし「加齢」って言葉が多い。おれ、そんな年かなぁって思ってよくみると加齢の字が点滅しているのでタッチしてみると円グラフが現れてきた。何だろう?って思っていると白豚ゴリラ馬がそれをみて、

「ああ、センサーの分析結果ですね。これは肌からでる分泌物を円グラフ表示したものです」

というのでよく見てみると、黄色く塗られたのが半分以上をしめている。
気になったので何気なくその黄色い部分をおしてみると、



「加齢臭」

という字が出て来た。流石の僕も絶句しか仕様がなかった。んんん!!なんだこの妙に高機能で無礼な健康器具は!!と思ったが、よく落ち着いて、今日は電話を買いに来たんだからと発想を変えることにした。

「ん~やっぱりスマホはいいや。携帯端末とかいうけど、電池が持たなきゃ意味ないし。ここは思い切って昔の携帯電話でいいです。電話だけできれば。僕には必要ないや。安くてシンプルな奴。悪いねぇ、色々説明してもらったのに。」

というと、白豚ゴリラ馬は急に態度を変えて説教しだした。

「今の時代、お客さまの年齢でスマホでないなんて考えられません。ちゃんと今の時代に感謝して欲しいものです。昔ならスマホの何十分の一の性能しかないパソコンをお客様よりよっぽど教養と技術がある人間が大変苦労して使っていたというのに、今は指先一つですよ?これ買わないなんて馬鹿もいいところです」

と、随分と上から目線で物を言いだした。まぁ、もう一度我慢して、

「まぁ、でもいらないものはいらないよ。僕みたいなバカには使いこなせないし....」

というと、急に白豚ゴリラ馬の口調まで変わって

「へ~、バカはバカのままでいいの?そのまま進歩しないことで暮らしていけるわけ?ツイッターもやらずに?何か社会に言いたいこともないの?頭使わないで生きて行こうってつもり?私なんか情報系出てるからわかるけど、これからはこの程度の機械を使えないとはっきり言って難民になるわ。栄養失調ならぬ、情報失調。そのうち生活のあちらこちらにガタが来て、情報系寝たきり人間になって死んでゆくのよ。死んだあとは葬式だってネット使えないからしてもらえないわ!」

と言いだした。流石にこれには僕もキレて、

「あん?客に向かって何言ってんだ!第一になんだ!その中身のない三流大学の「情報学概論1」とかで聞けそうな説教は!単位はレポートのみって下らん授業しか受けなかったんだろう貴様!!こんないらない機能がついてる電話使わないだけで寝たきりになってたまるかよ!お前や機械の言うこと年中聞いてたら、動画を毎日みて、料理作って、マラソンやって自転車こぎながら音楽聞かなきゃならないだろうが!何?俺が死んだあと、俺の葬式の手配を俺がスマホでしなきゃならんのか?死んだ俺がどうやってスマホいじるんだよ、この、無回転頭おんな!!お前の頭は無回転だから無回転のフォークボールみたいにお前の人生もこの先ガクンとおちるぞ!!こんな高機能なんかむしろお前みたいな脳みそ使わない、ただ通信会社にだまされてチュウチュウと細かい料金取られる奴にお似合いだな!昔の電話に歯ブラシつけてくれた方がよっぽど役立つぜ。旅行先で電話しながら歯が磨けるからな!悔しかったら歯ブラシ付携帯電話より役に立つ電話でも持ってこい!」

といったら、白豚ゴリラ馬が白い顔を真っ赤にして

「あんたの使い方が悪いんじゃない!そんなに有効に使いたかったらこうやって使えばいいのよ!」

っていいながら僕に向かって僕のスマホを投げつけた。

「痛い!!なんだこの野郎!」

「武器になるでしょう!あんたのボロいスマホ!歯ブラシつけるより役にたつわ!」

と勝手なことを言いだした。僕ももう頭に血が昇って

「テメェ、たった2年前に5万円もする電話売りつけた挙句にボロいスマホとはよく言ったなぁ!あまつさえ、5万円もする機械を壊れるのを覚悟で武器として投げつけろなんてよく思いついたもんだ。俺は五万円の単価の武器なんかに興味はないぜ。散弾銃の弾だって150円くらいだからな。ということで、食らえ!!」

と僕は白豚ゴリラ馬に向かって僕のスマホを投げ返し、

「教えてもらった通りにつかったぞ!これで一回2万5千円の武器だ!どうだ!単価下げたぞ!」

白豚ゴリラ馬はびっくりしたのと同時にさらに怒ったみたいで、涙目になりながら、僕のスマホを取り返してまた僕に投げようとしたので、

「おい!待て!今お前が投げたら、そのスマホは武器としての単価はいくらだ?」

と叫んだ。白豚ゴリラ馬は電卓を取り出して5万を3で割ろうとしだしたので、その隙をみてスマホを彼女の手から取り返して白豚ゴリラ馬にスマホを投げつけようとすると、

「5万は3で割れないわ!単価がでない!」

っていうから

「3分の5万円だよ!!」

っていいながらぶつけてやった。すると

「ず、ズルい!割り算してないし!」

と絶叫するので、

「そんじゃ!これでズルくなくなるぜ!5万割る4で1万2500円だ!」

って言いながらもう一度ぶつけてやった。すると白豚ゴリラ馬は「店長~」って言いながら奥に引っ込んでいって、彼女の代わりに店長が出て来た。

「もう、そのあたりで勘弁してやってくれよ、主夫太郎(←実際の夢では僕の本名)」

よくみるとそいつは中学校の同級生のエイスケだった。昔から彼の頭の回転の速さには敵わないのでなんとなく負ける予感がしつつも、

「なんだ、エイスケか。俺は普通の古典的な通信手段が欲しいだけなんだよ。すごくシンプルな奴だ。余計な機能はいらないよ。どうせカミさんとしか連絡とらないんだから」

と言った。

「ああ、話は全部聞いたよ。それならいいのがある。」

といって、凄くシンプルな手に収まる機械を渡された。

「どうせ奥さんとしか連絡とらないんだったら、そのボタンが一つの携帯で十分だろ?古典的な機能しかついてないよ。」

僕は流石にボタン一つってのはどうかと思ったが白豚ゴリラ馬と喧嘩した挙句だったので引っこみも付かず、

「ああ、これくらいでいいよ。すごくいい。いくらだ?」

と聞いた。エイスケは

「1000円でいいよ」

というから、随分安いと思ったが1000円を払って店をでた。エイスケが出口まで見送りに来て、店員が悪いことをしたが許してくれと言った。まぁ、気にしてないからと僕は言って、手を軽く上げて別れの挨拶をした。店をでてすぐ、カミさんにこの話をしようと思って、エイスケに渡された携帯のボタンを押してみた。きっとカミさんにかかるボタンなのだろうと思ったからだ。すると、しばらく何の音もしないとおもったら、シュ~~~~と音がして、急にパン!と言ったかと思ったらその機械から黙々と煙が出て来た。


しまった!騙された!って思い携帯を地面になげすてて、その煙をボーって眺めていると、エイスケが店から出てきて、

「早速使ったんだな。どうだ?」

と聞くもんだから、

「おいなんだよこれ、エイスケ!俺を殺す気か?」

って聞くと、

「いや、これは携帯狼煙(けいたいのろし)だよ。古典的だろう?」

って言い放ったあとニコリとした。中学時代とかわらない彼の笑顔に怒鳴る気にはなれなくなっていた。

「おい、これは、古典的っていうより原始的だろう」

と僕もニコリと笑い返した。ただ、なんとなくエイスケには怒れる気がしなくて、

「エイスケ、あと10本くれ」

といったら

「一本おまけしておくよ」

と言った。結局またエイスケに負けてしまった。
僕等は昔のことを思い出しながら狼煙の煙を見ていたが、カミさんからの返答はなかった。
多分カミさんは狼煙を持っていないのだろうな。カミさんの分もエイスケに追加で頼もうとおもった。

と、いうあたりで目が覚めた。

ん~~なんだか最後は青春映画みたいに終わった爽やかな目覚めだったが、白豚ゴリラ馬との格闘は流石に焦った。もう登場しないでほしいと今は思っている。


~後日談~
この夢をみてから何日かあとに僕はスマホを解約してガラケーにしました。もちろんきっかけはこの夢です。ん~再起動もしないし電池も持つし、凄くいいな。ちなみに窓口のお姉さんはとてもステキな人だったので、全くなんの喧嘩もせずに済みました。
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主夫太郎アーカイブス~貸本屋のおばさん~

2015.10.05 08:00|雑文
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「ウルトラマン研究序説」
発行されたのは奥付をみると1991年の12月だから昭和は終わっている。
昭和のヒーローの代表格であるウルトラマンはもちろん僕の心のなかに今でも息づいているのだけれども
今回はウルトラマン自身のことではなくこの本のお話。僕が大学4年生の卒業間際のとき買いたいと思ったのに買えなかった思い出の本だ。金の帯が掛っている薄い本だけど1400円。なかなか高い本だが買えなかったのは品切れだからでも高価だったからでもなかった。

一年間浪人の後に田舎から脱出して一人暮らしをしながら東京で大学生活をすることになったときは本当に「不安と期待が入り混じっている」という表現がぴったりだった。下宿として借りた部屋の最寄駅は赤羽駅、埼京線で池袋まで20分くらいのところで、駅の周りには飲み屋街があったり商店街があったり随分と上京したばかりの僕には賑やかに見えた。群馬の実家は隣の家まで100メートル以上あるような田舎だったから、赤羽が東京のはずれでそれほど栄えているところではないと気付くのには随分と時間がかかった。

大学までは一時間もあれば到着できるのだけれども、埼京線が殺人的に混雑していること、授業が退屈なことが手伝って僕は大学の授業に通わなくなってしまった。卒業はするつもりだったから語学と出席を取る一般教養の授業は出ていたけども、学問なんて自分で勉強すればいいわけだし大学の授業に通わなくても不思議と「大学からドロップアウトしてしまうのではあるまいか」という不安はなかった。

学校に行かない分、勉強なんかに疲れたらよく赤羽をあてもなく散歩した。商店街というのは一つ一つの店が、今から考えると「昭和」というテーマパークのアトラクションに見えて、そこをブラブラするのは本当に面白かった。すずらん通りを駅の方から歩いてくると、服屋、魚屋、パン屋、ゲーセン、パチンコ屋なんかがあってダイエーの前の道を左に曲がると、角に床屋、それから銭湯、町医者があって、しばらく進むと赤羽警察署があった。
今は移転してしまって警察署はないけれども、僕の借家はこの警察署の裏にあって治安もきっといいだろうと親は安心していた。このすずらん通りから警察署に向かう途中に気になる「店舗」を発見したのは、4月の末くらいだったろうか、もう少し前だったかもしれない。


それは、アルミサッシの扉で中が全部見えるような構えになっていた。中は奥行きは3メートル弱、幅4メートル弱といった大きさで壁が全部本棚になっていて、よく覗いてみると漫画本、文学書、小説なんかが雑多に並んでいて本屋に見えなくはない。左奥の隅には奥の母屋につながっているであろう入り口があり、その入り口の前に小さな机と椅子が置いてあった。奥の母屋と本が並んでる「店舗」とは床面の高さに差があって、店舗から母屋に行くときは大人の膝くらいの段差を登らなければならない。何度か通りかかったが、カーテンが閉まっていて中が見えないこともあれば、カーテンが開いているときもあるが、決まってカーテンが開いているときでも人はいなかった。今の僕なら、薄気味悪がって入ろうとは思わないけれども、当時は少し躊躇はしたものの、暇過ぎることが手伝って、ある日アルミサッシを開けてみることにした。

サッシを開けるとピンポーンと電子音が鳴る仕掛けになっていた。
しばらくすると奥から「はーい」とハスキーな女の人の声がして、バタバタと足音がしたかと思うと、母屋に続く引き戸がガラッと開いて白髪の痩せた初老(?)のおばさんが出てきた。出てきたと思ったら、母屋の入り口のところ、店と母屋との段差を椅子がわりにして、机を前にしてチョコンと腰をおろして、
「いらっしゃいませ」
と言って僕の顔をみてニコニコと笑った。いらっしゃいませと言われても一体何を商売にしてるかわからないので, 「あのー、ここは何屋さんですか?」
と僕は尋ねた。
「はい、貸本屋でございます」
とおばさんは神妙な顔になってペコリと頭をさげながら言った。そして顔を上げたらまたニコニコと笑った。貸本屋というのは全く予想外だった。群馬の田舎には古本屋さえないし、貸本屋という業種は言われれば想像はつくけれども、実際見たことは無く聞いたことさえ初めてだった。とにかく驚いてあまり言葉がでないのだけれど、会話をつづけようと思った。
「ということは、本を貸してくださるんですか?」
「ええ、ここにある本は全てお貸しします、はい」
と真面目な顔で答えた。どうもお客の質問には真面目な顔で応じるというポリシーらしい。
「はー。そうなんですか」といって僕は壁一杯の本をぐるりと見回した。
おばさんは僕の視線を追いながらまたニコニコして、しかも今度は嬉しそうな顔をして僕に話かけてきた。
「貸本屋というのは初めてですか?」
「はい、聞いたのも初めてです。僕の実家の近くにはなかったですねぇ。」
「失礼ですが、どちらのご出身ですか?へー群馬ですか。それで学校に通うのに東京に。」
などと話しが幾らか始まった。が、あまり商売と関係の無い話で僕がベラベラと喋るのもなんだから、
また貸本屋の話に戻した。
「ところで、どうやったら本が借りられるんですか?会員とかになるんですか?」
「えー、それじゃあね、この帳面に住所とお名前、それから電話番号をお願いします」
と言って脇から大学ノートを出してきて鉛筆を差し出した。ノートを帳面というところが、なんとなくお袋と似てて、好感を持ってしまった。僕は言われるままに住所と名前と電話番号を書いておばさんに渡した。
「えーと。○○さん、はい、あらすぐ近くにお住まいなんですねぇ。はー警察の裏?」
とまたまた雑談が始まったが、気になっていることを先に聞くことにした。
「えーと身分証明書は大学の学生証しかないんですけど」
と僕は申し訳ないような口調をして言った。
「あ、結構ですよ。ここに書いて下さるだけで結構です」
とおばさんは当たり前のように言った。

危なっかしい信用の上での商売だなぁと思ったが、つまりこの貸本屋さんの顧客は多くなくて基本的に顔パスなんだろうと理解した。その証拠に会員証なぞの類のものは一切くれる雰囲気は無かったし、「手続きはこれでおしまい」とばかりにおばさんはノートを仕舞ってまた僕の方をみて何か話をしたそうにしていた。とりあえず、このお店の営業時間を聞いてみると、午後の4時から8時までだが、場合によっては3時から開くこともあるとのこと。
随分と呑気な商売があるもんだなぁと思った。あんまり商売と関係ない話が始まるのもおばさんに悪いと思ったので、「それじゃ、今日はこれでも」といって僕は「こち亀」の最新刊を借りて100円払ってお店を後にした。

借りてきた「こち亀」はすぐ読み終わったから、その日のうちに返却してもよかったが、面倒になってやめた。それよりもなによりも夕飯の支度でもしているだろう時間に漫画を返却するためだけに、母屋の奥からあの細身のおばさんを呼び出すのはどうも気の毒な感じがした。次の日に本を返しに行くとおばさんはまた、奥から「はーい」と出て来て机の前にチョコンと座って「いらっしゃいませ」と言う。これだけ丁寧だと「本を返すだけに来ました」とは言えなくなってしまった。

昨日散々と店の説明をさせて100円ポッチをはらい、今日返して何も借りないとするとおばさんは一日あたり僕から50円しか取ってないことになる、と、一瞬のうちに考えてしまった。スーパーの試食でも、一口食べてしまうとつい買わずにはいられない性格の僕としては、こうなると借りたい本があろうが無かろうがとにかく借りるということにして本棚を端から見回した。おばさんは僕の目線を追いながら、ニコニコしているが、それまで沢山漫画を読んだわけでもないので僕は読む漫画に困ってしまった。あまり長い沈黙も苦しいので、
「人気の漫画って何かありますか?」
と聞いてみた。
「『うしおととら』なんて人気らしいですよ」
と言ってくれたので、そんじゃぁそれでと借りることにしてまたまた100円を払って店を後にした。

家に帰って漫画を読みながら少し憂鬱になっていた。こんな調子でおばさんのところに通っていたら、読みたくもない本を借り続けなければならない気がしてきた。もっとも漫画は面白いし、安い娯楽もそんなに無いから悪いわけではないのだけれども、なんとなくこのままズルズル一日100円づつの出費をしてゆくことになりそうだった。お袋に電話すると、
「一日100円くらいならいいがね、おばさんだって大して儲かるわけでもないんだから借りてやんなね」
というのだけれども、100円がどうのというよりも、本を借りないでさっと帰るある意味の「都会ゆえの無情さ」が身に付かないのでは、常に心に秋風吹かせている人々が集まる大東京で、今後どんな一方的に不利な義理立てをしながら生きてゆくことになるのか本当に不安にもなった。こんな性格は「スーパーで試食をしたら必ず一つは買わなければならない」というお袋の教育の賜物ではあり、自分では嫌いな性格ではないのだけれども、スーパーなら試食しなければいいが、今回は何か微妙な人間関係を作ってしまった感があってそれを自分で断ち切らなければならないという大仕事が控えているような気がした。

東京生活が開始早々に大きな難題が突き付けられた気がしてそれが大きな不安になっていたのだとおもう。
大人になれば全く笑ってしまうくらいのヘンテコな不安を抱えながらも「うしおととら」を借り続ける日が続いたある日のこと......
いつものようにアルミサッシを開けて電子音がなって、返事が奥から聞こえた後、おばさんが「いらっしゃいませ」と言ってチョコンとすわって、僕がありがとうございましたといって本を返して、次の巻を借りようとしたら、次の巻だけない。
「おばさん、次の巻がないよ。誰か借りたのかな?」
「あれ、そうですか?、ああ、その巻ね。それはねぇ、昨日売っちゃいました。」
と普通のことの様に言いのけた。
「え!おばさんここにある本売るの?貸本屋さんなのに?」
「ええ、ここにある本は全てお売りいたします、はい。どうぞどれでも」
「ありゃ、それじゃのんびりしてると借りて読めないねぇ」と本当は嫌み混じりに僕がいったら、
「どうぞお早目に」と言ったあとに、おばさんは屈託なく笑った。
僕も笑いだしてしまった。一日一冊づつ本を借りに来る客がいるのに、一方でこれから借りてくれるだろう本を売ってしまう。一応貸本屋と聞いていたので最新刊まではちゃんと読めると思っていた僕が甘かった。なるほど貸すより売る方が単価が高いのだから、売れるときにちゃんと売った方が良いのかもしれない。おばさんの気持ちを察するに、もたもたと借りている方が悪いのだ。そう思って書棚をみると確かにほとんどの漫画は全巻そろっていなくて歯抜けになっている。なんで今まで気付かなかったのだろう。途中の巻が抜けてれば借りる気にもならないのが普通だろうと思えたので、
「それじゃ、今日はこれで」
とおばさんに言ったら「ありがとうございましたー」と乾いた声で送りだしてくれた。借りたい本がなければ借りないで帰る。なんでもないことだった。ちょっとだけ楽になった。


それからしばらくは本を借りなかったけれども、なんとなく暇だったから何でもいいから漫画本でもと思った日があって、借りる決心がないままおばさんの店のアルミサッシを開いた。おばさんが返事をして、チョコンと座るまで今までと何も変わらなかった。おばさんはいつもの「いらっしゃいませ」の後に「お元気でした?」と付け加えたので, 僕は「はい」と答えた。そのあとどういうわけか
「借りると決める前におばさんを奥から呼び出すのは悪い気がしてた」とつい本当のことを言ってしまった。するとおばさんは
「そーんなことございませんのよ」
といって笑って、
「それじゃぁね。なんですからお茶でも飲んでいってゆっくりして下さいな。時間ありますでしょう?」
と言った。
「そりゃ、学生だから時間は売るほどあるけれども、悪いなぁ」
と僕がいうと、
「まぁ、そう言わずに」
と言って机の前の椅子をすすめたあと、おばさんは奥に引っ込んでヤカンに水を入れてガスにかけた。それでもってすぐいつものところに戻って座って僕とおしゃべりを始めた。以前話した出身地の話やら何やらを確認している間にヤカンがピーピーしたのでおばさんは奥に引っ込みお茶を淹れて戻ってきたが僕の分だけだった。「どうぞ」「頂きます」といった会話のあと僕はお茶をすすりながら、逆におばさんのことを聞いてみた。
「何年くらい本屋さんやってるんですか?」
「もう、○○年くらいですかねぇ」
「はぁ、長いですねぇ。そのころは貸本屋さんってのは沢山あったんですか?」
「ええ、沢山ありましてね。今同業者ってのは本当に少なくなりました」
なんてな話をした。どうやらおばさんは結構な高齢で未亡人。息子さんと二人暮らしとのこと。そんなことを聞いて一冊本を借りてその日は店を出たと記憶している。


その後は行く度におばさんはお茶を出してくれた。最初は「おばさん、お構いなく」と言っていたけれども、慣れてくると怖いもので、店に入るなり椅子にどかりと座り「暑くなりましたね」などと時候の挨拶など僕からしだすという様になっていた。一杯お茶をいれてもらって、会話が本格的にはじまる。

おばさんは本当に話がうまかった。二十歳にもならない僕とも長くおしゃべりが出来る話術があって、こちらも心地よくしゃべるし、おばさんも相槌だけでなく僕が感心することや、新聞で読んだこと、昔はこうだったなんてちょっと懐かしいことを話してくれた。内容というより話術が素敵だった。表情がころころと変わって、眉毛も口元も目も本当によく動いて話が良く伝わる。僕もおばさんに笑ってもらったりするのが嬉しくて本当に上手に話をしようと、話かたを毎日考えていた。話たいことを話すのではなく、話たいことを如何に削るかが本当に大事だというのはこの時勉強したと言ってもいい。


目的はどうあれ、おばさんの本業が貸本屋だから。一冊くらいは借りて帰るのだけれども、面倒臭い客のせいで、おばさんからすれば全くの「くたびれ儲け」の日々が続いたと今では思う。でも、ただの一度も嫌な顔をしなかった。今考えれば不愉快な日もあったと思うが、客の質問にたいする受け答えにも見られるように、売り上げは少なくても貸本屋の本当にプロだったのかもしれない。

こんな愉快な日常が東京にもあるというのをお袋に話してみた。
「ふーん、そんでお前は100円ポッチはらってお茶御馳走になってくるんかい?」
と電話の向こうでお袋は笑った。
「うん、まぁ毎日は悪いから時にはさっと借りたりもするけどね」
と言うと
「まぁ、おばさんも忙しくないんだろうけど、あんまり御馳走になるばかりは良くないから、こんどこっちに帰ったときお土産でも買ってゆけばいいがね」
と言った。
「そうだね、なんでもおばさんは『歩く会』とかに入っているらしくて、どっか行って散歩したあと、
お土産買ったりするみたいだけど」
「そうかい、じゃ、甘いもんでも送ってやろうか?」
「いや、帰ったときでいいと思うよ」
「そうかい?とにかくあんまり御馳走にばかりなるんじゃないよ」とお袋は念を押した。

そのうち大学も試験が始まりあんまりおばさんと話す暇もなく、そのまま夏休みに突入して、サークルの合宿に行ったり実家に帰ったりして二か月ほど間があいた。後期が始まる時期になっていよいよ東京に帰る段になると、お袋はおばさんのことを覚えていて僕にお土産を買うように言った。なんとなく二か月も間をあけてしまったし、考えてみると一箱2000円もするお菓子はお茶のお礼にはどうかと思ったがお袋がガンと譲らないので、少し大げさな気もするが大きなお菓子を持って帰りがけにおばさんを訪ねた。

おばさんは久しぶりであるにもかかわらず早速お茶を入れてくれた。僕はお袋からだといいながらお菓子を渡すと大げさに喜んでくれて、久しぶりの実家はどうだったかとか、東京は暑かっただとか、思い出したように「お土産まで頂いてありがたい」などということを何度も言って色々な話をした。

その後はお菓子の効果とも思えないけど、一般の客(そんなものがこの店にいるのかどうかわからないけど)という扱いでは無くなって、延滞料金はおまけになるわ、多めに借りると割引になるわで益々おばさんの商売はくたびれ儲け度を上げていった。ちょっと心配になるくらいだが、若くて周りに甘えるのをなんとも思わなかったせいかお茶を頂いておばさんと面白く会話するためにチョクチョクと通っていた。授業に行くよりはおばさんとおしゃべりする回数の方が多かった。

その年の12月、理由があって赤羽から北赤羽に引越したせいで頻度は格段に下がったけれども、自転車で通えるところだったので週に一度くらいの割合で、おばさんのところにお邪魔していたと思う。奇跡的に北赤羽にも個人経営の貸本屋があった。そこは「真面目な貸本屋さん」だから全巻必ずそろっていて、延滞料金もきっちり取った。店番(経営者)のおばさんは居るんだけども、そっちのおばさんは、話をまくしたててするタイプで、話術には感心するけれども、もっぱら僕は聞き役だから何かほっとするものが無かった。おばさんのところが「ホーム貸本屋」という感覚になっていたので、これが長く続いた理由かもしれない。

北赤羽に引越してから、おばさんとの会話の内容はだんだん濃くなってきて色々なことをおばさんに話していた。おばさんの相槌も、僕の話を受けて話を展開させるのもさらに磨きがかかって、というより本領を発揮しだして本当に楽しい会話になった。

80近い大屋さんに最近彼氏が出来たらしく、家賃を払いに行くのが気まずいんだと話すと、
「まぁ、でも払わないわけいかないですからねぇ、ははははは」
なんて吹き飛ばすこともある一方で屋台のラーメン屋さんがチャルメラを吹いてやってくるんだというと
「懐かしいですね、昔はねぇ...」
などと古い話を、まるでこちらが昭和の映画をみているような感覚になるように話をしてくれたりもした。

新聞屋の勧誘が来て「洗剤を置かせてくれるだけでいいです」なんていうから、玄関に置かせてやったら急に怖い目になって契約を迫るもんだから、ビビって契約した話をしたら、おばさんはとても気の毒だと同情してくれた。さらに数日あとに、新たな新聞勧誘員がやってきて、泣きそうな目で僕を見て洗剤の単価まで説明されたので、かわいそうになって契約したんだけど考えてみると、学生よりかわいそうな奴もいないから何で同情なんかしたんだろうと話すと、
「それが手なんでしょうね。色々な手があるらしいですよ。」
なんて相槌を打ってくれた。
「でもおばさん、そのせいで僕の家には二つも新聞がくるんだよ、どうしよう」
なんていうと大きな声で
「まぁ、同時に取ることにしたの?ははは、読み比べもいいんじゃないですかねぇ、あはははは」
なんて軽く吹き飛ばしてくれもした。

僕の表情を見ながら絶妙なおしゃべりをしてくれたし、僕もおばさんの話術を真似したいと思って懸命に聞いたり喋ったりもした。おばさんとの会話はとてもゆっくりとした呑気な内容だったけれども、あっという間に時間が流れて僕の午後のお茶のひと時をいつも平和に与えてくれていた。

あたりまえだけど、こんな平和な生活は大学生のうちだけに決まっていた。とうとうというか、やっと4年生になり、僕は希望がうまくいかず東京を離れて東北、仙台に住まなければならないことになった。言ってみれば都落ちな人生を歩く感じがしていて本当に気持ちが沈むことが多くなった。

この頃から僕はおばさんとの思いでを振り返るようになったが、楽しいと思う反面、随分と迷惑をかけていたのではないかと思うようになって、本当に気が重くなってしまった。色々人生がうまくいかなかったせいで、ネガティブな思考に陥ってたせいかもしれない。おばさんは僕が帰ったあと疲れて溜息でもついているのだろうか?単価が安い悪い客なんだろうか?なんて思い出して本当に自分が恥ずかしく、つまらなく、馬鹿な人間に思えてきた。夜中天井を見ながら横になりながらも、とにかくおばさんとの思い出がすべて自分一人で踊り狂っていた狂言の様な気がして本当に嫌になった。でもおばさんは好きだし、ここは去り際に大きく(といっても大したことはないけど)おばさんに儲けてもらうことくらいしか自分を納得させることができない気がしてきていた。

今考えても、こんなこと考えてたなんて本当に馬鹿だったと思う。

東京への未練を断とうと思って、僕は2月から仙台に引越すことにした。おばさんにはいつ挨拶をしようかと思ったけれども、ギリギリまで挨拶を遅らして結局挨拶ができないという不義理をするよりも、少し早めにお別れの挨拶をすることにした。お別れの挨拶をしてしまうと、まだ東京にいるのにおばさんのところに行けなくなってしまうけども、覚悟を決めた。

いつもの様にアルミサッシを開けてチャイムがなっておばさんが返事をして奥から出てくる。


「おばさん、今日はお別れの挨拶にきたんだよ」
「まぁ、いよいよお引っ越しですか。お時間あるならお茶でも如何ですか」
といつもの様にお茶をすすめてくれた。お茶を頂きながらもう4年もお世話になったことや、借りようと思った漫画が売られて読めなかった思い出、この4年でこの周りの店も潰れたり新しいのが出来たりなどという思いで話、その他色々な話をしながら時間を過ごして、「そろそろおいとま...」というとおばさんは「もう一杯如何ですか?」などとお茶をすすめてくれた。いつも以上にホッとするゆっくりとした時間が流れた。僕もすすめられるままにお茶を飲んでいたけれども、「本当にそろそろおいとましようと思います」といって椅子から立ち上がった。

この日はおばさんのところで一番高い本を買おうと思っていた。もしこの4年間おばさんに迷惑をかけ続けたとしたら、それが僕ができる一番のことだと思っていたから。おばさんのとこの本はあんまり売れないし、高い本ならなおさら。何日か前から本棚を端からみてみて、高い本を探しあてていた。

「おばさん、この本売って下さい。」
といって僕は一つの本をとった。ウルトラマン研究序説だ。
「あぁ、ウルトラマンとか小さいころよく見てました?」
「大好きだったなぁ。再放送とか朝の5時半とかだったけど早起きして見たりしてました。この本は
ウルトラマンを大の大人が真面目に議論してる本だって聞いたことがあるから読んでみたいと思ってたんです。」

「それでは、記念に差し上げますよ」とおばさんは言った。


僕は焦ってしまった。それは気になっていた本だけど、効率の悪い客だった罪滅ぼしのつもりだったのに。
「おばさんそんなわけいかないよ、ちゃんと商売してよ」
と僕は笑いながら、半分困ったような顔をして言った。
「いいえ、差し上げます」
と凛とした口調でおばさんは譲らなかった。

本当に自分が嫌になった。よりによって一番高い本をおばさんから頂くことになってしまった。
あんなにおばさんと一杯おしゃべりをしたのに、何一つ僕はおばさんを見ていなかったのだろうか。
そうだ、この4年間のおばさんとの会話は本物だったんだ。店の人と客という営業の間柄ではなく、僕はおばさんと人間としておしゃべりしてたのに決まってたんだ。自分のつまらない挫折で、希望が通らず自信を失っていたこと、サークルの人間関係が嫌で嫌であんまり人間が好きでなくなっていたり、そんな自分の下らないくよくよした気持ちが周りのものをつい悪い方悪い方に見てしまっていることに本当に気付いた。おばさんならお別れに本をくれるに決まっていたんだ。なんで手土産持って行って挨拶だけにしなかったのだろう。本当にはっきりと物事が分かったけど、頭の中はごちゃごちゃになって行く。ついに僕は自分の馬鹿を諦めた。

「おばさん、じゃ、ありがたく頂きます。仙台からお土産もってくるから」と僕は言い訳がましく言った。
「まぁ、そんなお気づかいなくまた来て下さい」といっておばさんはいつものようにカラカラと笑った。
僕はアルミサッシを閉めながらおばさんに何度も頭を下げて、お礼をいった。


それからおばさんを尋ねたのは3年後だったと思う。彼女(今のカミサン)と一緒に洋食のいしだで食事をすることにしていたから、東北からササカマを持っておばさんを久しぶりに尋ねてみることにした。3年もの長い不義理な気がしたが、おばさんの店はいつものようにあって何となくほっとした。
「ねぇ、ちょっとそこらで時間潰してくれないかなぁ。俺おばさんとゆっくり話すよ。多分お茶いれてくれると思うんだ」
と彼女に頼んだら
「ゆっくりしておいで」
といってくれた。アルミサッシを開けると、あのときと変わらないチャイムがなって奥から全く変わらないおばさんがでてきた。おばさんは大きな口を開けて驚いたと思ったら、
「あらあら、えーーと、○○さん!そうでしょう?」
と笑顔で迎えてくれた。僕の名前まで覚えていてくれた。僕は御無沙汰の挨拶をしてササカマを出して、当たり前のお土産で悪いとお詫びして、3年前と同じように椅子にすわった。おばさんは当たり前のように奥に引っ込んでお茶の用意をしてくれた。「仙台は寒いか」などという会話から昔の話まで、30分以上していたと思う。おばさんはアルミサッシの出入り口まで僕を見送りに来てくれて「それじゃまた」といって笑ってくれた。「また来ます」といって僕は一度振り返って彼女の待つだろすずらん通りの本屋に向かった。やっぱり儲けにもならない僕と楽しくおしゃべりしてくれた。
「もっと話してくればよかったのに」
「んー。まぁちょうどいいだろう。それにまた来ればいいんだよ」
この時点でも僕はおばさんに遠慮していた。貸本屋の客ではなく昔の知り合いとして振る舞うにはこれくらいの時間がいいだろうと思った。それに、またくればいい、それでいい、そうに決まってる。とても強く決心したけれども同時に自分に嘘をついていないか不安にもなった。残念だったが不安が的中して僕はその後長い間赤羽に足を向けなかった。


東京で仕事をするまでさらに数年かかったけれども、東京に戻ってからも一年くらいはなんとなく赤羽には足が向かなかった。「あまりにも長くおばさんにあってないから忘れられてるかなぁ」、くらいなら勇気をだして会いに行ったろう。「昔お世話になったものです」と挨拶すればいい。そういう挨拶ができるくらいの大人にはなっていた。足が向かなかった本当の理由はおばさんが本屋を閉めて、いやもしかして亡くなっているかもしれないと怖い想像をしてしまったからだ。あのまま僕の思い出の登場人物にして取っておこう、僕が赤羽のあの場所に行かなければいつまでも思い出の中でおばさんはあの店をやっているのだから、そんなことを思うとなおさら行けなかった。

でもある日、行くことにした。お土産も何も持たず、ただおばさんに会いに行こうと決心して出かけた。赤羽駅は大きく綺麗になっていて、すずらん通りは巨大な屋根の付いた通りになっていて、昔ながらの商店街ではなくチェーン店が多く店を構える通りになっていた。ダイエーの前の道を左に曲がると、もう町医者はなく、しばらく歩くとおばさんの店が。おばさんの店のアルミサッシの入り口にカーテンがかかっていてくれたら僕はどれだけ救われたろう。でも、アルミサッシはなく茶色いトタンの壁に変わっていてお店ではなくなっていた。窓があったから中を覗いてみたが本棚もなくなっていた。もう店舗ではなかった。「ああ、来るのが遅すぎた」と思った。

こんな結末は分かっていたが、分かっていたが、僕は自分の不義理が悔しかった。
もう一度だけおばさんに会いたかった。あのとき本を買えずに譲ってもらったのは僕が馬鹿だったからだと説明したかった。本当に年齢が離れていたけれどもお友達であったと、もう一度会えば確信できたと、それだけが悲しかった。

おばさんが僕とおしゃべりしていたのは営業していただけなのではないかと、少しでも疑ってしまったことの影響は今でも残っていて、僕に好意を持ってくれたり、友達になってくれたりする人に少しだけ疑いを持ってしまうことがある。だってあのおばさん以上に素敵におしゃべりするなんてこと無いわけで、そんなおばさんを疑ったのにこの人をそのまま信じちゃうの?って思ってしまう。本当は嫌々話をしているんじゃないのかな?面倒くさいのかな?本当は僕を嫌いなんじゃないかな?と。

赤羽のおばさんともう一度だけ会って、楽しくおしゃべりできたらそんなこと思わなくなるんじゃないかと思う。おばさんは亡くなったのだろうか、今でもあまり考えたくない。昭和の時代をひきずった呑気な貸本屋さんから頂いたちょっとほろ苦い思い出。これも昭和からの贈り物だと、半分あきらめ、半分反省をし、僕の人格の一部として大事にしていこうと思っている。
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主夫太郎アーカイブス~白豚ゴリラ馬登場~

2015.10.02 08:00|雑文
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は~い!!!

元女子高生のみなさ~ん!!

主夫太郎は今は北海道です。

その間に「隠居な男の主夫ブログから」

記事をお引越ししますよ~

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以前僕がやっていたブログ、「隠居な男の主夫ブログ」というのはそこそこの人気が今考えるとあったのかもしれないが、とにかく文章が長いものがあって読みずらい。とはいっても折角長い文章を書いたのだからいつかは閉じるであろう前のブログから僕が北海道に留守の間に「主夫太郎アーカイブ」として自動更新機能を使いこっちに引っ越しさせることにしました。ですから以前からの読者さんにとっては新しくもなんともない記事ですので読まなくても同じですよ。全く主夫太郎の都合での更新です。ではどうぞ!

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~夢の話、実在の人物とは全く関係ありません。事業仕分けで蓮舫先生がスパコンの研究者に「世界一でないとだめなんですか?2位じゃだめなんでしょうか」という質問をしたことを知っているとわかりやすいです。ちなみに僕は理系ですがこの質問に対して実は何の意見もありません。

僕がまだ仕事についているとき、仕事が暇なときを利用して色々歌を作っていた。何だ!その暇な仕事!って思うかもしれないが、仕事はいくらでも手抜きができる仕事で、辞める前年までは全力を尽くしていたのだけども、もうこんな仕事はどうでもいいから、頭をクールダウンして隠居生活に入ろうって思ってたので、まぁ、歌作りはちょうどいい頭の体操だったと言えなくもない。歌といっても自分で暇なときに歌えるように作った歌で、歌詞は固定するが、メロディーは歌うたびに変わるというしろもの。まぁ、どうでもいいのであんまり書きとめてないんだけど、このあいだ、五反田から東京に向かう山手線のなかでそんなことを思い出したら、急に自分で作った歌が歌いたくなった。でも流石に周りに人がいるからということで、黙っていたら眠くなってきた。そんな流れで浅い眠りについたものだから、今回の夢は、またまた変な夢になってしまった(実際みた支離滅裂な夢をいくらか文章で補ったりしてます)。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

気が付くと僕は舞台の袖にいて、随分と派手な格好をしていた。あ、僕は歌手だなぁ、なんでこんなことになったのだろうと思ったら、マネージャーらしき人物が慌てた様子で僕に話しかけてきた。

「すみません、次の曲なんですけど、作詞が間に合わないんですよ」

ええ!!僕がこれから歌う曲、まだ作詞できてないの?と思ったら、

「作詞家の先生がピンクレディーの方に忙しくて、今そちらの歌詞を書いているそうなんです」

と、言った。なんとまぁ、芸能界って案外綱渡りなんだなぁって思ってたらマネージャーが、

「メロディーはデモテープの通りですし、題名も発表してますから、あとはその場で歌詞をつけて下さい」

と言いだした。何だと!そんなやっつけかよ。しかもメロディー知らないし題名も知らない。ピンクレディーといいデモテープといい時代もわからない。「それじゃ!」とマネージャーが逃げそうになるので慌てて手をつかんで、逃げるのか!って怒ったらそうだという。

「おい!ちょっと待てよ!ド忘れしちゃったんだけどさ、次の曲、題名は何だっけ?」

って次善の策で状況把握を試みたら

「『振り向けばゴリラ』ですよ!」

と吐き捨てるように言って手を振り切って逃げて行ってしまった。

なんだその題名は!そもそもどうして最初に題名が決まってるのよ。ん~メロディーもわからないしこりゃぶっつけで僕が作詞するしかないのかと腹をくくった。

司会者が僕の名前を紹介して

「それでは、歌って頂きましょう!新曲!『振り向けばゴリラ』です」

って言ってADが合図を出したので、とりあえずガムテープで印されている立ち位置と思われるところまで走って出て行った。同時にイントロが掛かるのだけど、バラード風で、まったく僕が走っていったのとアンバランスだった。歌おうと思ったらマイクがない!あ、ハンドマイクだったのかと舞台の袖をみたら、桑田真澄(元巨人の投手)が絶妙なコントロールで僕にマイクを投げた。ますますバラード調の曲に合わない演出になったが僕は歌いだすことにした。


シンバルたたいて笑いをとるのさ僕は寂しいチンパンジ~♪
(あれ、ゴリラじゃなくてチンパンジーになっちゃったっ!てここで後悔するがつづける)
僅かなバナナと同じ服、人に笑われ日が暮れる♪
霊長類ではナンバー2、人に飼われて生きているけど、いつか超えるぜ人類を~♪
天下を取るなら命も投げ出すそれがプライドさ~♪

(セリフ:え?2位じゃだめなんですか?)
だめ~だよ(コーラス:蓮舫~♪)
だめ~だよ(蓮舫~♪)
だって、2位をうけいれて~♪
ふり~向けばふり向けば~♪
振り向けばゴリラ~♪



自分でもチンパンジーから始まってよくゴリラにまとめたなぁと感心した。うまい具合にコーラスも入ったし。霊長類でゴリラが3位かどうかは確信がないけど、まぁ、いいだろうと思った。万雷の拍手の中、舞台の袖に戻るとさっきのマネージャーが血相を変えて近寄ってきた。

「逃げてください、さっき蓮舫議員から刺客がさしむけられました!」

「ええ!これ生放送なのかよ!しかも、もう刺客が?なんで?蓮舫議員が?」

「多分今後の選挙の問題ではないかと....裏手に車があります。ナビ通りに逃げて下さい」

「ありがとう!わかった!」

といって車に乗り込み僕は逃走した。せっかく逃げるのにカローラだったけど、速くない分壊れないからいいかなと思った。やはり逃げるときも世界のトヨタだ。安全運転でナビ通りに車を走らせると大きな通りにでて検問が!僕はあっという間につかまってしまった。そうかマネージャーの奴、蓮舫とグルだったんだ。
なんで俺みたいな歌手、というか初めて歌った歌手を蓮舫議員が目の敵にするんだろう....


このあたりで、僕は自分が夢を見ていると気付いた。あ、これ夢だ!結構色々操作できるぞ。空飛んだり...。
誰でも「夢を見ていると気付く」経験をしたことがあると思うが、僕の場合は意識しすぎると目が覚めてしまう。僕はなるべく考えないように続きをみた。

~~~~~~~~~~~~

僕は武道館に立っていた。以前古武術の演舞をしたところだが、やっぱり広い一階に立つと心細い。
せっかくならここで「振り向けばゴリラ」を歌ってみたかったなぁと思った。

すると似合わないミニスカートをはいた一人の髪の長い女が入ってきて、僕に向かってこう言った。

「死んでもらいます。あなたは蓮舫議員の逆鱗にふれた....」

その女は色が白くて顔が馬のように長く、目が垂れていて鼻が低い。白豚のようであって、馬のようであるが、全体的にゴリラのような雰囲気があった。髪の長さが馬のタテガミを連想できなくもない。しかも頭の悪そうな女だ。女の刺客にびっくりしたけど、せっかくなら美人がいい。だいたい刺客なんて美人と相場が決まっている。つまらんなぁと思って、

「あんなくらいのネタでどうして俺が殺されなきゃならないんだ、この白豚ゴリラ馬(シロブタゴリラウマ)!」

丸腰だし、僕はとにかく思いっきり悪口を言ってみた。

「さすが元CIAね。蓮舫議員直属部隊の私の名前をしっているとは...なおさら生きてはかえせない。」

へ~元CIAなのか、僕は。しかし、見た目で悪口言っただけなのになぁ、本名じゃ全然こたえないな。それにしても、こいつブスを置いといても、頭が悪そうだ。よし、もう少しからかってやろう、と思って質問してみた。

「やい、白豚ゴリラ馬。お前学生時代自主的に勉強なんてしなかったろ!お前はCIAが何の略か知っているか?」

これはかなりの効果があった。

「センター・オブ・インテリア・オブ・アメリカ」

と随分自信がなさそうに小声でいった。

「あははははははは。なんだセンター・オブ・インテリアって!ん?アメリカ家具センターか?!家具屋にお前の本名がばれてるのかぁ。ダイレクトメール届いた?その顔で嫁に行くことがあったら安くしとくよ、旦那が気の毒だからな、あはははははは。」

とにかく丸腰だから心理的ダメージを与えようと思って、無理に僕が大笑いしてると、顔を真赤にして怒鳴ってきた。

「英語はちゃんと単位は取った。彼氏は最近会ってないけどいるもん!!まだ結婚するほどの年じゃないし!」

「まぁ、色々大変そうだな。恋愛の方は末期のようだが、お前さんみたいな色白ってのはすぐシミとシワがでて老け込むのがはやいぜ。早いとこ人殺しなんてやめてUVカットして嫁に行け!」

っていったら、

「殺す!」

っていって散弾銃に弾を込めた。僕はあわてて真顔になって

「まてよ!なんで蓮舫議員はあの「2番発言」を気にするんだ?政治家なんて後付でなんとでもいい直しが利くだろうよ。この間のオリンピック招致の都知事の話だってさぁ、まぁ色々なものが泡と消えたとは思うけど、色々言い訳してたじゃんか。誰も信じなくったってそれなりの理屈を通せばいいだろうよ。そもそも政治家なんてそんな程度だろ、もともと。」

すると白豚ゴリラ馬は銃を下ろして

「次の選挙で蓮舫議員が次点だった場合、もしあの発言を世間が覚えていれば、マスコミは絶対『2番じゃだめなんですか?』って聞くでしょう?それが耐えられないからこうやって覚えていてぺらぺらしゃべるやつを抹殺するのよ。でも私の仕事はおしまい。今、猪瀬知事から新しい刺客が送り込まれたのでそちらに任せることにしたわ」

ええ!もう一人こんな奴が来るのかよ!夢の割にめんどくせ~~~~!!!


って思ったら目が覚めた。
多分寝ながら歌ったり、笑ったりしていなかったと思う、多分。
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