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Author:主夫太郎2
現在専業主夫です!
漁と猟の両方を楽しんでカミさんに栄養を供給するつもりでいます。以前お料理ブログをやってましたが不評だったので猟関係を交えながら僕の日常をレポートします。

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挨拶でお芋を頂き、鉄砲で鳩を頂いたの巻

2015.11.24 14:05|猟と獲物のお料理の話
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は~い!!

元女子高生とハンターのみなさ~ん!!

今日は猟場で出会った農家さんのお話

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

鉄砲を撃つ人間は高齢化や警察の締め付けもあり減っています。ハンターが減って何が困るかといえば技術の伝承が途切れ、獣害の拡大することなどなどは報道されているところです。僕がもうひとつ困るなぁと思うことは「鉄砲を撃たない方の理解が減少してゆく」ことです。11月15日になって猟が解禁され朝から鉄砲がボコンボコンとならされると、古くからの住民は「ああ、また今年もはじまったか」なんて思う程度ですが、田舎に移り住んできた人はびっくりしてすぐ警察に電話したりします。鉄砲を撃つ人が沢山いるのが普通の社会ならこんなこともないでしょうがなんにしろ今は鉄砲自体が珍しい。中には目の敵にする人もいて、屋根に一粒だけ仁丹くらいの大きさの散弾が落ちてきても通報され、「我が家が撃たれた!」と大騒ぎしたりして免許と鉄砲を取り上げられたりするという話はよく聞きました。

僕が鳥撃ちをするA県でも、見回りをしている監視員の方が話しかけてきて、その手のお話を沢山聞きました。

「古くからの家はいいんだけど、新住民がさぁ、ホントすぐ警察に電話したりして敵わねぇよ。何度も警察呼ばれてなぁ。新住民は挨拶もしなければ集会にもあんまり来ねぇからなかなか説明もできねぇ」

なんて言ってました。確かに東京に住んでいる人間は一人で生きているつもりになりがちですが、田舎に行くとそういう仕組みにはなっていません。周りから一軒だけ浮いたガーデニングに無理にもってきたようなクリスマスイルミネーションを猟期中に見ると滑稽を通り越して気の毒にさえ思うのですが、まぁ、こればかりはよそ者の僕が何も言いようがないです。昔からの住民と新住民の間にはいくらかのすれ違いもあるようですが、片方からしか話を聞いてないものの、挨拶もそれほどしないような人間が田舎に突然やってきて溶け込む努力もしないというのはなんとなく新住民の方が不作法なのかと思えます。

「あいつらさぁ、東京から引っ越して来たっていうから聞いてみるとさ、八王子とか武蔵野だってよ。そんなら田舎なんだからそこに住んでりゃいいじゃねぇか。わざわざ田舎からこんな田舎に来なくてもさぁ。大して変わらないんだからあっちにいりゃいいんだよ、あはははは。」

という地元のオジサンの話は思わず笑ってしまいました。メンドクサイ都会風の新住民はよっぽどハイソな23区からの移住者かと思ったらタヌキの一大生産地の八王子から来て、「鉄砲が危ない」なんてすぐ電話する.....そりゃおじさんもなんとも言えないモヤモヤがあるでしょう。「八王子とか武蔵野だってよ。」ってセリフが面白くて帰りの車でずっと笑ってました。

とこんな感じでおじさんと一緒になって新住民の悪口を言っても現状は変わりません。なるべく新住民には関わらないようにして猟場を確保するため、僕は猟期前に下見をしたら必ず農家さんにご挨拶して、鉄砲撃ちだけども冬になったら撃たせてもらいます、と頭を下げて回ります。猟期前のある日、僕はいつも撃たせてもらう畑でお婆ちゃんに会ったので挨拶させてもらいました。最初は「誰だお前!!」って顔でみられていたのですが、

「冬になったらこのあたりで鉄砲を撃たせてもらってます。カラスやウサギなんかもなるべくやっつけますからよろしくお願いします。あ、それとこれ畑仕事の合間にでも食べて下さい」

と言って持っていた僅かなお饅頭を渡しました。すると、

「なぁになぁに、そんなこと......気を付けて撃ってくださいね」

と笑顔で了承して下さいました。もちろん前から撃っていて文句も出ないところなのですが、たまに見るお百姓さんにちゃんと挨拶するというのは気持ちもいいですし、安心もします。これで良い猟期が迎えられるかなぁと思えるのも心に余裕が出来ていいですからねぇ。

と、それから数日が経ち、解禁になり、そんなことがあった猟場で師匠と鳩を撃っていたときに遠くから自転車に乗って人がやってくるのが見えました。もちろん人が近づいている時は危ないので鉄砲にカバーをして道の脇にどいて待たなければなりません。通り過ぎるのを待って猟を再開するのですが、その自転車に乗った人、なかなかやってこない。ヨロヨロとしながらも一生懸命自転車をこいではいるのだけども...やっと近づいてきて見てみると、

おばあちゃん20151124

背中の曲がったお婆ちゃんでハンドルのすぐ上に顔があるような乗り方です。ん~あれは大変だろうなと思って待っていると、

「お饅頭くれた人?」

と話かけられました。あの時のお婆ちゃんでした。

「はい、お邪魔して撃たせてもらってます。」

と、もちろん撃たせてもらっているお礼を言います。

「鉄砲の音が鳴ったからもってきたんだけど。」

と言いながらお婆ちゃんは自転車のスタンドを立て、後ろのかごに積んだお芋を見せて

「これ、持って行ってください」

なんて言いながらビニールに入った掘りたてのお芋をかごから出そうとします。ところが、沢山僕に渡したかったのか、おばぁちゃんではお芋を持ち上げられない。僕が自分でカゴからお芋を出して頂きました。

「すみません、こんなに。」

「楽しんで行ってください。」

ということでまたお婆ちゃんは去ってゆきました。そのときのお芋が

お芋20151124

こ ち ら

泥がついていてまだ乾いてません。きっと僕を見つけてわざわざ掘ってくれたのでしょう。感謝感激でおうちに帰って砂を落とし洗ってみると..


赤いお芋20151124

この美しい色!!

この日の僕の猟果は

鳩3羽20151124

鳩三羽

でしたが(満足ですけど)お土産にサツマイモをたっぷり。カミさんも大喜びでした。猟ってのはいいものですよ。最近のジビエブームでNPO法人を立ち上げて一年中駆除して肉を売ってお金儲けをしようとかそんな人もいるみたいですが、このジビエブームを商売に繋げる他に「ハンターの地位向上に繋げたら」と心から思います。それにはまず挨拶と猟場への感謝ですよね~。これがないといずれこんなブーム、下火になり消えてしまうでしょう.....ってかもう消えかけてないか?まぁ、2,3年もすればわかることですかねぇ。




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