釣果は15匹!贅沢濃厚鮎料理~8月1日酒匂川~
2016.08.02 10:49|釣りと獲物のお料理の話|
は~い!!
元女子高生と鮎釣りファンの皆さ~ん!!
今日は大好きな酒匂川での鮎釣りと
そのお料理のお話です
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元女子高生と鮎釣りファンの皆さ~ん!!
今日は大好きな酒匂川での鮎釣りと
そのお料理のお話です
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ブログとしては連続の鮎ネタなんだけども、もちろん二日続けて鮎釣りをしているわけではありませんぞ。8月1日の釣行とお料理の記録です。カミさんは8月2日は会社に泊まるお仕事なので夕飯を一緒にとれないという予定になっていたのでそれなら前日には美味しいものでも食べさせたいと思い川で竿を出していると、どうもかかりが悪い。かかっても小さいという午前中。おとり屋さんが様子を見にきて、「もっと下流がいいよ」なんてアドバイスをくれたので実際行ってみるとポンポンと釣れました。おとり屋さんとそのお友達も似たようなところで釣ったのだけど、そちらは芳しくなかった模様。やはり鮎釣りは「川の場所」が重要ですね。釣っている途中からどうやって料理しようか考えていましたが、結構いいお料理ができましたよん。
釣果は15匹(+おとり3匹)
僕は上流で釣っていることもあって、ちょっと小さめ(18センチが最大くらい)なんだけども、まぁ、それくらいまでが好きです。塩焼きだと15センチくらいのが好きです。自然のものだから小さいのもあるのだけど、小さいのは片栗粉をはたいて
竜田揚げ
です。まぁ、こういう定番料理は外せませんな。鮎を丸のままお料理するときは何をするにしても「口を開ける」ことを忘れないようにしましょう。内臓で発生する水蒸気をちゃんと逃がしてくれます。鮎は水分を上手に飛ばせばまずくなることはないですよ。もともと優秀なお魚ですからね。もちろん次も定番ですが、口を開けて、塩をヒレに振って
塩焼き!!
は説明いらずの美味しさですよね。さて、あと8匹残ってますが、これからが今日の記事の本題です。8匹すべて使ってお料理しますよ。川で竿を出している間、自分のブログのことを色々思い出していたのですが、毎回丁寧にコメントを下さるタヌ子さん(←ポチリで彼女のブログに)が、「濃厚という言葉に弱い」とコメントして下さってました。摩周湖で「摩周ブルー」というソフトクリームを食べたのだけどもタヌ子さんは「絶対濃厚ミルクを選んでいた」とも。カミさんも摩周ブルーを選んだ僕を笑ってたから濃厚ミルクの方が良かったと思っていたのかもしれない。んんんんんんん。鮎ってのはあのさっぱり感がいいのだと思うがここは思い切って濃い料理でも作ってみようかと思いました。そこで選んだのが「鮎ご飯(炊き込みご飯)」です。正直言って、僕は外食で食べた鮎ご飯を美味しいと思ったことはないです。まぁ、そもそも土鍋に鮎一匹がドン!と乗ってくるのだけど、
1.鮎以外の出汁(鰹出汁など)のうまみが結構つよく、
2.焼いた鮎が丸ごと乗って豪華に見えるが結局一匹
3.加えて内臓がお米を汚す
と考えてみると文句タラタラのお料理でしたねぇ。それなら主夫太郎が美味しい濃厚鮎ご飯を作ろうと帰りの高速道路で決心!帰宅後早速仕込みを始めました。
鮎を3枚におろす
ことから始めます。上記3の解決策です。もちろん骨と頭もスープをとるのに使います。天然鮎を8匹も3枚におろすという贅沢は鮎釣りをしていないとできないことですね。
頭と中骨で出汁をとる
少し塩を加えて丁寧に取ったのだけど、わずかに昆布の力を借りることにしました。昆布の匂いが強烈にするような使い方はしません。鮎のおいしさを引き出してもらいます。
出汁でお米を炊き、途中あぶった鮎を入れる
鮎にも小さいけど鱗がありますので、口に残ると嫌なのでバーナーで焦がしておきます。最初から入れてしまうと身が柔らかくなりすぎるので必ず途中で鮎を乗せましょう。お米が炊き上がるときにいい感じで鮎の水分を吸ってくれます。お米を炊く出汁はすこし少な目に使うのがいいと思います。
さて、これだけでは濃厚というには中途半端すぎますね。そこで主夫太郎が考えたのが、このご飯に
鮎出汁のあんをかける
ことです。もちろん鮎の炊き込みご飯自体も鮎の香りと味がします。ご飯を炊くのに必要な量になるまで出汁を煮詰めることも考えたのですが無理に煮詰めて味が悪くなると嫌なので、あんにすることにしたんです。しっかりと鮎の形が残って出来は満足です。鮎出汁、お醤油、お酒、お砂糖だけであんを作りましたよ。ネギか生姜を加えたいのをグッとガマン!鮎の味を押し出します。お醤油に負けることもなく美味しいあんになりました。カミさんも賛辞の嵐で主夫冥利につきますよ。皆さんも鮎を沢山仕入れたときに是非やってみてください。
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