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Author:主夫太郎2
現在専業主夫です!
漁と猟の両方を楽しんでカミさんに栄養を供給するつもりでいます。以前お料理ブログをやってましたが不評だったので猟関係を交えながら僕の日常をレポートします。

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トモエガモの錯誤捕獲事件~何を他山の石とするべきか~

2017.01.16 09:56|猟と獲物のお料理の話
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今日は少し真面目な話

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狩猟免許も銃砲所持許可もコスト・時間がかかるもので取り上げられたらガッカリするという一言では済まされないものがある。なんと言ってもそれまでのキャリアが全て吹っ飛ぶ。自分の見つけてきた猟場も、楽しみにしていた年間計画も、もちろん猟の仲間も(仲が急に悪くなるわけではないが疎遠にならざるをえないだろう)全てだ。

今回SNSで話題になったのは、こちらの雑誌

丸鴨事件20170116



だ。僕はそもそも雑誌に興味がないので今まで知らなかった(初稿では雑誌名も書いてあったが叩くつもりがないので雑誌名は白抜きした)。この中で、あるハンターが紹介されているのだが、そのハンターがトモエガモという獲ってはいけない鴨をコガモと間違えて撃ってしまい、しかも食べて、悪いことに写真に写っている。もちろん顔も実名も出されており、愛鳥家やハンターも騒いで、おそらく一億総通報社会となった今は逃げきれないだろうし、多分、銃砲の自主返納を迫られるのではというのが大方の予想だ。彼がどういう人かはよく知らないものの気の毒としか言いようがない。雑誌を出している会社も平身低頭のお詫びをFacebookにあげており、これも気の毒としかいいようがあるまい。雑誌自体は悪いものでもないし、決してハンターも編集者も悪意があったわけではないと思うので責めたてるのはよくないと思う。

今回の事件で何を他山の石とするべきか、一つ目は明らかなことだが、

獲物の確認はしっかりと

ということ。これを最初から怠ろうとするハンターはまずいないと思う。「何でもいいから出たら撃っちまえ!」というセリフを僕は聞いたことがない。だが、残念なのだが、誤射というのは実際にはある。メス雉の羽根が猟場に落ちていたのを見たこともあるし、半矢のオオバンも見たことがあるから誰かが撃ったのだと思う。何をするにしても、最初は初心者なのだからミスを一切しないというのはなかなか難しいものだ。ミスをミスと認識するからスキルが上がるわけでちゃんとした猟師になるには避けて通れない道なのだと思う。そうでなければ僕みたいに鴨は3種類のみ、あとはタシギとキジバトと雉、鹿、猪と獲るものを決め猟の幅を狭くしておく他無いだろうと思う。自分の成長にフタをする決断ではあるけれども、東京に住んでいて自然に触れ合う時間が短い僕としては仕方のない決断だとは思っている。

意識してしかも多くの人間が密猟しない限り動物の絶滅に関してハンターの誤射が影響することはまずないだろうと思う。以前ほどハンターがいないのも理由の一つだが、そもそも一般人が思うほど鉄砲というものは当たらない。いっぺんに200粒の弾が飛んでいってもそれをすり抜ける鳥ばかりだからこそ趣味として面白いわけ。撃つたびに当たってたら趣味としてだんだん飽きてくるにちがいないしそもそも残酷だ。この文明社会に生きて人間はそこまで残酷にはなれないものだと思う。もちろんタマタマ調子のよい日はあるわけで、そんなときはちょっとは自慢したくなるのは人情。僕のブログもそんな理由で記事を書いているわけだが、ここで二つめの教訓

凄く自慢したいというのは危険


ということをこの事件から学ばなければなるまい。特に今は自慢の方法がSNSやブログなど実に簡単に身の回りにあふれている。「ちょっと自慢もダメだ!」という意見の人がいてもおかしくないくらいだと思う。今回も取材とは言えある種の自慢が招いた結果だったと思う。他山の石としなければならないのはこの点。自慢はそのまま慢心に。そして破滅にとなる。主夫太郎のブログはハンターの間で人気があるわけではない。獲物が出てくることが少なく、臨場感もないからだ。だけどこの程度で良いとおもっている。人気がでても大したことが無い世界なうえに、そもそも日陰の遊びであるべきだから。



~ちなみに~

ちなみに、この記事に載ったハンターは決してヘボなハンターではないと思う....いやむしろ物凄いスキルの持ち主だと思います。このような凄い人でも誤射をするわけだから気を引き締めなければなるまい!以下、この記事に載ったハンターさんの凄いところを、記事から読み取れる分だけ書きだして忘備録とし、「ああ、こんな凄いハンターさんでもミスを犯すのだから僕なんかもっと気をつけなけりゃ!」と時々読み返してみようと思います。

1.グーグルマップや衛星写真などで、あの広大な北の大地北海道で鹿のいそうなところが分かる

僕は北海道に行く様になって4年しか経ってないせいか、どこにだって鹿がいるような気もするし、獲れないときはどこに行ってもいない気もしてしまう。グーグルマップで見ると道東なんて森ばかりだから居そうにないところは僕にはわかるんだけどねぇ、例えば町の中とか。それでも鹿がいたりして鹿のことはさっぱり分からないです。このスキルが身についたら是非とも北海道の衛星写真で鹿の居所を突き止めたいと思います。

2.初めての北海道の土地(文脈からそう思うがもしかしたらちがうかも?)の牧草地に車で入って写真を撮ってる

まぁ、普通できることではないのでもしかしたら地主さんと事前にお話ししているかもしれません。

3.グーグルマップで鴨の回収ポイントなどの戦略も立てられる

これも羨ましいスキル。鴨池などはグーグルマップでたまに見てみますが、実際行ってみると全然予想と違ったりして戦略どころではないですね。いいとこ、「家が周りにないからなんとかなるかなぁ」くらいです。これはハンティングの技術というより、グーグルマップを使う技術なのかもしれません。

4.倍率4倍のスコープで100メートル先の鹿を狙える

最初14倍なのではないかと思ったが、一応誌面どおりに解釈するとかなり凄いと思う。ハンターは実際猟に出る前に「スコープ合わせ」というものをします。100メートル先でマトのど真ん中に当たるようにスコープを調整しているようだけどそれを4倍のスコープでするのもかなり苦労すると思うなぁ。老眼が少し入ってきた主夫太郎にはなかなか出来ない技で、目の良さも含めて羨ましい限り。

5.鹿の上半身に照準を合わせただけでほぼ即死で鹿を苦しまずに倒せるらしい

これもかなり凄い。鉄砲というのはもちろん強力な武器ではあるが、一方で鹿も案外強い。心臓にあたってもしばらく走ったりすることもある。先日師匠が撃った鹿は解体してみたら心臓に弾が当たっていたがしばらく走っており、みんな驚いたものだ。もちろんコロリと行くこともある。鹿を即死させるのはそう簡単なことではなく、頭や首を狙ってうまく当たれば即死してくれる....というのを聞いたことがある。もっとも僕はエゾ鹿を含めても5つしか倒したことがないからよく分からないのだが...いずれにしろ羨ましい技術だと思う。上半身のどこを狙うのだろうか。もっとも主夫太郎の視力では4倍のスコープで「上半身のどこ」と言われても狙えないな。


6.照準を合わせて引き金に指がかかったあと、後ろにいるカメラマンを気遣うことができる

結局この気遣いがあだとなり鹿を逃がしてしまうのだが、これはよほど自信が無い限り出来ない気遣いだ。引き金に指をかけるということは、もう息も止め集中に入るという段階。スコープというのは一般の人が思うほど便利なものではない。のぞけばそこに鹿がいて後は撃つだけというものではないのよ。そもそもスコープに鹿をいれるのも倍率が高いと大変だ(もっとも彼は4倍のスコープだからこの点は大丈夫なのかもしれないが)。一度目を離したあと4倍のスコープで、もしかしたら動いているかも知れない鹿に短時間で、しかも鹿の上半身に即死になるように合わせ直すのは至難の業。技術とともにその精神力(余裕)は羨ましいの一言では表現できない。こうなると鹿を獲れなかったこと自体は彼の評価を下げる理由にはならないということはハンターだったら皆賛成してくれると思う。

7.45メートル先にいるコガモに「もし撃っていれば当たっていたかもしれない」と思える

僕はとてもじゃないが45メートル先のコガモに対して、撃っていれば当たっていたかもしれないとは思えない。よほど遠射で落とした経験が沢山あるのだろうと思うが、この経験は羨ましいので、僕も今度遠くから撃ってみようと思う。


8.初めての山で鹿の単独忍び猟ができる

何事も最初があるわけだから、これ自体はおかしいことではないのだが、雑誌記者を連れて初めての山で忍び猟ができるのはかなり精神的に余裕がないと出来ないと思う。山を肌で感じることができる達人に違いないと思える。

9.熊対策のために残飯などは全て車に詰め込むのだが、その慎重さでも野宿できる

ん~~~。フルフラットになるシートでなかったにしろ熊が怖いなら僕はいくら技術があっても車で寝るな。


10.地元の人の巻狩りの猟場と知っていながら、落ち葉が一杯の山で焚き火している

これは焚き火のスキルがあると普通にできることかもしれないが、僕のスキルでは無理だ。そもそも僕は山で火を起こすのは怖い。卓上コンロを持ってゆき、車のトランクの中で(荷物を出して安全確認をしながら)お湯を沸かしたことがあるくらいだ。アウトドアを趣味にやる人がそれ用のコンロを使っているのを見たことがあるが、焚き火をしている人はまだ見た事がない。山のなかでは水も貴重だろうし、消火用の水の確保をどうしているかわからないが、焚き火のスキルに自信がないと出来ないことだろう。しかも、他人(地元の人)の猟場と知ったうえでよそ者がやるというのはなかなかの勇気と自信だ。


11.熊に襲われてもいいように?銃を近くに置いたまま寝る

これがまたマガジンを外し、ボルトも開放しているんだが....彼と全く同じ銃を持っているのだが、マガジン取っちゃったら熊に急に襲われたらまず僕は応戦できない。ということは就寝していても熊が近づいてくるのを事前に察知する能力があるということだろうか....ゴルゴ13並だと思うが、ゴルゴ13は(熊の心配だけするのであれば)車があるのに野営するほど自信家ではないと思う。

12.サベージ220Fのマガジンを信用してる

これは実際持っている人にしか分からないが、流石にあのマガジンを信用して弾を込めている人はいないと思っていたが....かなり使い込んで練習していると思う。僕はそれほど練習してないのでこれは反省材料にできればと思うが、練習はしても多分猟では使わない。


如何であろうか。たった一回ミスをしただけで、このハンターさんはSNSでボロクソ言われていますが、ここまで凄いスキルの持ち主なんですよ。それでも間違いを犯す....怖いですねぇ。なるべく気をつけて猟をして、安全な猟期を過ごしたいと思います。











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