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プロフィール

主夫太郎2

Author:主夫太郎2
現在専業主夫です!
漁と猟の両方を楽しんでカミさんに栄養を供給するつもりでいます。以前お料理ブログをやってましたが不評だったので猟関係を交えながら僕の日常をレポートします。

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浅田真央ちゃんは狩猟がしたい??~はしゃぐ主夫太郎の巻~

2018.03.27 13:59|猟と獲物のお料理の話
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は~い!!

元女子高生とスケートファンのみなさ~ん!!

主夫太郎おじさん、

真央ちゃんにはしゃいじゃいました!!


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ある日曜日、カミさんが僕に向かって笑いながら

「スケートの真央ちゃん、群馬に住みたいらしいよ。群馬褒められてる。新聞に書いてあるみたい。」

「な、な、なんだと!群馬県にあの世界を制した真央ちゃんが住みたい?彼女に何が起こったのだ!」

前からこのブログでも書いているけど、群馬出身の主夫太郎が見ても他県の出身者にアピールするものは一切ないと思うし、そのアピール下手なところを愛している主夫太郎としては群馬が変わってしまったのか、それともあの浅田真央が心の病気にでもなったのかと心配になって、カミさんが見たという記事を早速みてみることにしました。リンクはすぐ切れちゃうだろうからしてないですが。

高崎前橋経済新聞
「群馬は初めて」浅田真央さん サプライズ登場に大騒ぎ」(2018年3月24日)

というもの.....群馬の高島屋で浅田真央展があり、そこにサプライズ登場した際のインタビュー記事のようでした。そこには「おばあちゃんになったらどこに住もうか考えている。群馬で古民家とか土地を探したいと思う」と書いてあって、まぁ、リップサービスなわけだけども、これをカミさんが見つけて大喜びで僕をからかったというわけ。真央ちゃんにとったら群馬というのは未開の土地であってすごい田舎なイメージだったんだろうけど、さらに彼女がおばあちゃんになるまで群馬には古民家が残っており開発される心配はどうも(少なくても真央ちゃんには)ないらしい.....リップサービスなのかこれは?という疑念がひねくれものの主夫太郎には湧いてくるけれども何となくうれしいですね。いや、かなりうれしいです。

どうやら本当に群馬のことを一切知らないと見える真央ちゃん。「豚肉が有名と聞いたので、早く食べたい」などとおっしゃっているけども、「有名と聞いた」という、本当に素直な発言に笑ってしまいました。

と、と、ととと、

「真央ちゃん狩猟したいらしいね」

とカミさんが言ってきました。カミさんの発言と同時に僕も同じ記事の

『以前、真央さんは雑誌のインタビューで「狩猟をして暮らしたい」と話したという。』

という文章が目に飛び込んだので、これまた調べてみると、雑誌記事は見つからなかったけども、

浅田真央さん「狩りをしたい」 理想の結婚相手第一次産業の従事者?

というネットの記事を見つけました。

『TBS系「サワコの朝」に出演し、「最終的な夢は自給自足」と夢を打ち明けた。』

『「最終的な夢は自給自足なので」と夢への第一歩のために狩猟をしてみたいと語った。』

などと書いてありましたぞ。ん~一体トリプルアクセルを飛んだ挙句にどうしてそういう発想になるのかはまったく僕のような凡庸な人間にはわからないのだけども、続きがあって、

『 このまさかの答えに阿川も仰天。「それなら猟師の人と結婚した方が早いんじゃない?」とつぶやいた。すると我が意を得たりとばかりに「考えています」と頷いた浅田さん。』

とのこと。阿川佐和子もなかなか嫁に行かなったくせに、他人の結婚の話には実にテキトーに切れ込んでくるのだが、そのテキトーさにも増して真央ちゃんの返事がテキトーでついつい読んでいてにちゃけてしまいました。

『「自然農法の知恵を持っている方だったり、狩りの知恵を持っている方だったり」と“理想の夫”を挙げうっとり。「スケートも自分の仕事も、全部やりきったときに山に行きます」と宣言した。』

と記事は続くから、とにかくスケートを今は一生懸命するらしいです。しかし、世界を制した真央ちゃんが狩猟の話なんかするとついつい日陰者の鉄砲撃ちの僕なんてはしゃいじゃうねぇ。

阿川佐和子は最後に

『「マタギのおじさん、チャンスですよ!」とカメラに向かって叫んでいた。』

らしいですよ。本当になかなか嫁に行かなかったくせに「マタギ⇒おじさん」という失礼極まりないがどうしようもなく正しい命題を内包したエールを未婚のハンターに送る阿川佐和子より僕は檀ふみが好きです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
さて、まぁ、真央ちゃんが少なくてもおばあちゃんになるまでは食べないお料理でも一つ紹介しておきましょうか。

最後に倒した鹿は、いつものように、スネをもらってきました。

鹿すね肉20180327

スネは人気がないので、僕がもらうことになってます。たまに心臓なんかも頂きますけども。それで煮凝りにして保存してありましたが、今回はその煮凝りに、

鹿の煮凝りに豆板醤20180327

豆板醤と甜面醤を加えて生姜とニンニクも少し加えてよくまぜ、ざく切りにした青梗菜と一緒にタジン鍋に入れておきました。

煮凝りタジン20180327

青梗菜と鹿すね肉のマーボ風

久しぶりに辛い物でもと思いましてねぇ。まぁ、真央ちゃんはもっと美味しいもの食べてると思うから、狩猟やらなくてもいいとおもうけどねぇ、かわいいんだから。あんなものはおじさんがすればいいんですよ!マタギと言えばおじさんなんだからねぇ、阿川佐和子も言ってたし、あはははははは。



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2017年度最後の猟と猟期後記~祝・無事故無検挙~

2018.03.22 16:11|猟と獲物のお料理の話
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は~い!!

元女子高生とハンター主夫太郎ファンの

みなさ~ん!!

今回で今季の猟のお話はおしまいです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
3月15日をもって駆除をやっていない我が猟隊は終猟をむかえました。この日は平日だったので、少人数に声をかけてひっそりと猟をしました。タツマ(待ち伏せ場所)は3人、勢子長一人という小規模なもので僕以外の二人は今シーズン獲っていないので是非その二人に発砲してもらいたいと思ってました。何か所か攻めたのですが全然出ないので最後に悔いがないようにということでもう一回戦頑張ることにしました。

いつもは尾根を隔てて2人で待つところです。ところが人数がいないので2人で待つところを僕一人で待つことになりました。尾根を隔てて2人立つのだから「尾根のてっぺんにいて両側を見てる方がいいですか?」と勢子に聞いたら、「それでもいいけど、あそこは手前側が急所なんだ」というので、僕は尾根のてっぺんに立たず尾根に登り切らない手前で鹿を待つことにしました。勢子が無線で「犬がいいよ!」なんて言い出して「鳴いた!!」というのまでは聞こえましたがその後どういうわけか無線の入りが悪くなりました。鉄砲の音が聞こえないし勢子からも「....おかし....なぁ...」なんて入るから犬が獲物を見失ったのかと思いました。

しばらくすると「.....間の.....青木....よ~」という感じで青木を攻めるというのは分かるのですがなんとなく分からない。どこを攻めるのかさっぱり。つまり鹿がどっちからくるか分からない状態になってしまいました。とにかく全神経を耳と目に集中し辺りを見回します。あんまりきょろきょろすると鹿に気付かれるので目だけ動かします。すると犬の鳴き声が聞こえました。が、この日のこの時は風がものすごく強く鳴き声がかき消されてしまいます。犬の方向も分からなくなっちゃいました。「主夫太郎気をつけろよ!」という無線がクリアにきこえました。と、気配を感じて後ろを見ると、

鹿おけつ20180322

うわ!!!鹿逃げちゃった!!!!

という状況。すぐに無線で「鹿、逃げました。ヌタバの方です!!」というと、「え?主夫太郎、尾根のてっぺんに立ってたんでしょう??」という勢子からの無線。しまった!「それでもいいけど....」という勢子のアドバイスを聞いたつもりだけど、僕の最初の意見を却下したわけではないから勢子は僕が尾根の上に立ってると思っていたのか....

「すみません、尾根のてっぺんに立ってませんでした」

と謝ります。

「え?そうなの??鹿はヌタバの方走ってるの??」

というから、

「はい」

と返事。すると

「撃っちゃえ撃っちゃえ」

という勢子の声。

僕は失敗を取り戻そうと10歩ほどのところにある尾根のてっぺんに行き、鹿を探しますがいません。と、そのとき犬の鳴き声が突然聞こえました。風のせいで遠くの鳴き声は聞こえず、近くなって初めて聞こえたのです。

しまった!!戻ってきたぞ!!!!最初いたところでよかったんだ!!!!!

と思い、元居たところに戻ろうと一歩、二歩、三歩、四歩、五歩と走ったところで鹿のドドドという足音が聞こえ、その瞬間に僕の前を突然鹿が4頭も横切ります。先頭の鹿がはっきりと見えました!


鹿脇腹20180322

こんな風に!!

アバラが大きく大きく。ここを撃ってくれと言わんばかり、ここには心臓があるよと言わんばかりに僕の視界一杯に鹿の脇腹が見えました。もちろん、この視界には僕の鉄砲はありません。ということはもうこの鹿には当たらないのですが折角追い出してくれた勢子さんのためにも慌てて鉄砲を構え後ろの鹿を狙います。

バン!バン!!バーン!!!

自動銃なので3発発射しましたが、鹿はおうちに帰って行きました。ほぼ(自分が)走りながらの発砲ですからねぇ、止まってたって当たらないのに、動いてれば当たるはずがないです。

敗因は僕がタツマを動いたからです。人数がいないのでとにかくこの尾根を守りたかったんですよ。普段は二人で立つところ、最初はとても良いところにいましたが、鹿が来る方向が風のせいもあって分からず。鹿は僕に気付いてなかったんだから、もう一度まわってくるかもしれないと思い待ってみればよかったんです。追いかけたって鹿なんか追いつくはずがないし、行っちゃったら鹿の勝ちでいいのだから。勢子の指示とは言え前回3月10日の猟も動いちゃいました。そして、今季最初の猟も(c.f.2017初巻狩り~主夫太郎欲かきの顛末~←ポチリで飛びます)欲をかいて動いちゃいました。そして今回は失敗を取り戻そうと思いうごいちゃいましたね....結局体験しただけで、経験になってなかったんですねぇ。「撃っちゃえ撃っちゃえ」というのも勢子長は僕が鹿を目視してると思っていたんですねぇ。「いい勉強したねぇ、主夫太郎」と勢子長はいいましたが、勉強は既に済んでたはずでした。まぁ、こうやってブログにしましたから、来季はきっとタツマから動かずに鹿を待てるに違いありません。と、「動いた方がよかった」というケースが出てきてまた「いい勉強したねぇ」となるのかもしれませんがね。気の毒なのは僕以外のタツマの二人でした。結局お肉もチャンスも来季まで持ち越し。ん~なんで僕なんかのところに出て来たんでしょうかねぇ、鹿。反省を11月まで持ち越すという、つらいつらいオフが始まります。まぁ、釣りとかして次の猟期を待ってるんですから呑気なもんですけどね、あははははは。はぁ~。

猟期後記

最後の鹿猟は残念だったけど、もちろんこんな年もあります。猟は獲れる獲れない、悔しい嬉しいと色々なパターンはありますが楽しいものですね。毎年終猟は「無事故無検挙」と思ってます。「無事故無違反」ではなくあえて無事故無検挙と書くのは、「実は違反してます」という意味ではなく、「無違反」なんてうぬぼれないようにです。いつでも自分の行動を見直し、危険がなかったかと反省しなければいけませんからね。

さて、今季の出猟日数は北海道14日(2休猟日含む)、本州42日の計56日(2休猟日)、僕が撃って獲った獲物は76(うちエゾ鹿2、本州鹿1)です。師匠からもらった獲物を含めると91の獲物が我が家に来て、お肉は十分確保できましたからお肉を買うことはしばらくないです。今年はコガモが沢山いました。これはどこでもよく聞く話なのできっとそういう年だったのでしょう。久しぶりの青首を獲ったのも含めて今年は大カモもよく獲れました。鳥猟総括でも書きましたが、ヤマドリが今年一番の嬉しい獲物だったかな。

今年は猟期中にアニマルライツ系ヴィーガンにもちょっとした挑戦状を書いてみたのですが、全く反応がなく、読まれていないブログというのは悲しいものだとも思いましたねぇ、あははははは。まぁ、ハンターに対する風当たりはかなり強いのでしょうが、出来る限りは続けてゆきたいと思います。動物を殺して楽しむ趣味と言われますが、昔は少しは反論したいと思ってましたが、今年は「そうですよ」って言えるようになりました(2016年の猟期後記では反論したがってます)。

さて、毎年猟期後記には猟に対する思いを色々難しく書いてましたが、アニ系ヴィーガンのおかげで僕は猟に対して特別なにも思わなくなりました。不思議なものでアニ系ヴィーガンの主張を見れば見るほど「狩猟ができる現在を楽しめばいいや」と思うようになったんです。彼らの意図とは反対に、狩猟について何も考えなくなったんですね、どういうわけか。まぁ、彼らは不本意でしょうけど。僕は猟をして幸せで、カミさんも僕が猟をして幸せだから、それでいいじゃないかと。命の重み、頂きますの心、そんなものはもう僕の一部になって久しく、考える必要さえありません。狩猟という、普通の人にとっての非日常が、僕の体の中に日常として溶け込んでしまった、そんな感じさえします。しかし、こんな感覚をまさかアニ系ヴィーガンがもたらしてくれるとは.....

猟は終わったけど、ブログは続けてゆきますよ。ではでは。


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3月10日の鹿猟~神様は帳尻を合わせてくれるのか?~

2018.03.19 11:20|猟と獲物のお料理の話
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元女子高生と鹿ファンのみなさ~ん!!

今日は狩りの話だけど、

イラストでソフトにしてありますよ!!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

とにかく今季の四つ足猟は獲物との出会いが少なかったです。3月に入ってからは温かくなるから汗かいた後、山肌をなめるように上がってくる風で体を冷やされるうえ花粉症まで襲ってくるという状況で「今まで出てないから今回も出ないだろうなぁ」なんてちょっと心が折れかけている3月10日、またまた鹿猟にでかけてきました。

現場に着くと勢子長が今までとは違う作戦でやりたいと言い出しました。もちろん射手の場所も少し変わります。主夫太郎は指示に従い新しい場所で待ちますがどっちから鹿が来てどういう風に逃げるか分からないのは本当に不安で頭はなるべく動かさないようにして、色々な方向に目をやってました。

勢子長から無線で「犬の動きがいいよ!鳴きだした!!」と言われたと同時に僕の目の前の斜面を尾根越えした鹿が3頭歩いてきました。決して速くはありません。ちょっと駆け足だけどノタノタと歩いてきます。

6頭のうち3頭20180319

真ん中のが止まった!!

と思ったので撃ちますが、残念ながら外れます。畜生!!と思う間もなく、なんと!もう3頭が現れますがこれもまた遠いけどそれほど速くない。弾を入れなおして撃ちますがやっぱり全然当たりませんでした。そもそも撃ってるときから遠く感じたので当たる気もしなかったのですが、せっかく来た獲物を撃たないわけにもいかないので一応鉄砲を鳴らします。

「6頭来たけど逃げちゃいました!」

というと

「6頭!そんなに来たの?どっちから??どっち行った??」

という勢子長の無線。一応会話をして、意気消沈の主夫太郎でしたがまた弾を込めて鹿を待とうと思いました。するともう一人の勢子が、

「あたってるかもしれないから見てこい」

と、言います。手ごたえもなければ当たる気もしない距離だったので、

「あたってませんよ、元気に逃げちゃいました。」

と言うと、

「そんなにすぐ転ばないから見てこいって言ってんだ!」

と怒鳴られました。ん~~いやだなぁって思ったけど勢子の指示ですから見に行くとやっぱり当たってないし血のりもない。元の場所に戻ろうかなと思ったとき、鉄砲の音が聞こえました。

「3頭!外しました!!」

という他の射手の無線。ん~~まだいたか!!元の場所に戻るか、折角見にきたのだから鹿が通りそうなところに待ち伏せしようか?いや、戻ろう!と思い元のタツマにもどりかけたその時、正面のブルドーザーの作った道を僕に向かって鹿が走ってきました。犬にも追われているのか?鉄砲の音も聞いているからとにかく速いのなんの!!見とれてしまい一瞬鉄砲を構えるのがおくれるのですが、鉄砲越しに鹿をじっとみると、はっきり顔が見えました。本当にはっきりと、

正面の鹿20180319

こんな風に!!

鹿は何も言ってないと思いますが、本当にこんな感じで焦って逃げている感じに見えました。横向いてお腹見せたら撃とうか?いや、今でしょう!!なんて0.15秒考えたその瞬間横っ飛び!!しまった!!と思い3発発砲も外れます。他の人のタツマに向かったのですぐ無線で連絡すると、程なく銃声が聞こえたのですが、彼も外してしまったようでした。

動かずに元の場所にいたら結構近い状況で撃てたのですがすごく残念でモンモンとした状態です。それにしても最初の6頭は絶対犬に追われている状態ではなかったと思いました。あまりにも遅い。次の3頭は鉄砲をかけられたから速く来たものなんだけど、そうすると最初に犬が鳴いた鹿はまだいるのか?なんて考えていたら、9頭逃がした僕をからかう勢子長からの無線が入ります。

「主夫太郎、今日は白州か山崎でも一本おごってもらわないとな」

と言われたので、

「白州でも山崎でもそんなもんで良ければ買いますよ」

なんて今考えると随分ぶっきらぼうに無線で返しちゃいました。あとで、「主夫太郎怒ってたなぁ」なんて勢子長に言われましたが、そうじゃなくてまだ鹿が居る、鉄砲を鳴らした場所に逃げてくるわけだからまだ終わってないかもしれない。せめて一頭でも獲りたいなんて思ってるところにウィスキーの話だったのでどうでもよい返事をしてしまったというわけです。まぁ、狩りをやっているときに、鹿より大事なウィスキーなど存在しませんからねぇ。

それにしても鹿が正面から走ってきたらそりゃ撃たなきゃならないでしょうよ!だんだん大きくなってくるんだし。全速力で横に走られたら鉄砲が追いつかないに決まってる!正面から来る方がチャンスじゃないかよ!ああ、なんで鹿がお腹を見せたらなんて思ったんだろう!撃てばよかったじゃないか!!

と後悔が波のように押し寄せてくるなか、ポケットをみると弾がもう2発しかない......おい、今度来たらパンパンパンと景気よく3発は撃てないぞ!どうしよう....なんて思いながらも、弾を銃に込め、6頭逃がしてしまった尾根を見上げていました.....と.......あれ?.........なっ........鹿が一頭歩いてきましたぞ!

やっぱり居たんだ!!外せないぞ!鹿の歩く方向、ちょっと鹿の先を狙って撃たなきゃ!!と銃を構えると、

鹿が正面で止まった!!

おい!そんな所で止まったら俺、言い訳できなくなっちゃうじゃないか!!!!

鹿のバカ野郎!!!(←まぁ、バカの「カ」は鹿だけどね)

と思いながら心臓を狙って引き金を引くと、銃声と同時に鹿が斜面を転がり落ちました。

「転がしたよ」という無線を入れたらどっと疲れがでましたよ。見に行くと、心臓を狙ったのになんと頭に当たってました。なるほどこれじゃ、それまでの鹿は悠々と逃げてゆくはずです。「撃ち上げは大抵上を撃つ(上に外れる)」といいますが、その通りのことしてたんでしょうね。距離はあとで他の人にも見て貰いましたが25メートルかもう少し。それで心臓と頭ほどずれるんですからねぇ、下手なんですよ。

ということで、主夫太郎のところに10頭やってきて、結局獲れたのは1頭だったというお話でした。全然出なかった鹿が突然10頭ですから、山の神様というのは帳尻を合わせてくれるようにしてるのでしょうかね。常々「北海道でエゾ鹿撃ってるから僕は撃たなくてもいいんですよ」なんて言ってたのですが、そんな無欲な人間のところに結果的に一番沢山の鹿が現れて、沢山逃げちゃいました。鹿ってカンも良く、賢く、逃げ足も速く、実に獲れない動物ですよ。まぁ、僕らは趣味で2週間に一度ハンターやってるだけなんだけど、奴らは一年中商売で鹿やってるからねぇ、そもそもそんなに勝てないんでしょうねぇ。とにもかくにも獲れた1頭に感謝です。




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猟期終了前にキノコ&まさかの豚の角煮

2018.03.14 08:10|カミさんの狩りのはなし
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はじまりましたよん・モリーユ


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何度も書いているが、今年静岡の四つ足猟は3月15日、つまり明日までで一か月ほど例年より長いです。多分来年もそうなるのだろうと思いますねぇ。と、カミさんが心配していたのがキノコ狩り(モリーユ)と猟期が重なるのではないかということだけども、見事に重なってしまいましたぞ。僕が知っているなかで一番早くでるモリーユのシロに行ってみると、

2018モリーユ最初20180314

7つほど!!

出てました。まぁ、そんなに忙しくなるようではないけども、猟期が終わる前にキノコを採りに行くのは初めてで車の掃除もままならないという感じです。考えてみると、主夫太郎は猟期が終われば一月ほどボーっとしていた気もするのですが全然そんな時期はなく、モリーユ探し開始!昨今働き方改革なんて政府が言ってますが、あれは日本の話であって、日本の中にあってヴァチカンのように独立している主夫太郎家には及ぶことはありません。まぁ、そりゃ人の都合で仕事している会社は人の都合で改革してくれればいいけど、我が家は自然相手だからねぇ。僕が働き方改革したら、キノコ採れなくなっちゃうからさ、単なる食料放棄になちゃうんだな、あははははは。

さて、動物性たんぱく質自給率が全世界的に見ても比較的高いと思われる主夫太郎家ですが、どういうわけか豚が沢山あります。カミさんが燻製にしようと思って「骨付き豚肉」をふるさと納税で頼んだつもりだったのだけども、どういうわけか骨が付いてなかった。どうも注文の仕方を間違えたらしいです。骨付きで作ろうと思っていたのに骨がないからどうもやる気がなくなっちゃって燻製にしなかったお肉ですが、これを

豚の角煮20180314

豚の角煮

にしました。もともと豚の角煮は主夫太郎のお料理の中ではカミさんに人気の料理で学生時代から作ってましたが5年前に猟を始めてからとんとご無沙汰のお料理でした。今年はシャトルシェフがあるので料理もらくちん。煮込まないので味も最初から決められ薄味に仕上げてあります。まぁ、元お料理ブロガーらしくレシピを書いておこうと思いますよ。

1.豚バラ肉をお好みの大きさに切り水からゆで、沸騰したらお湯を捨てる。

2.お酒(お水は使わない)、おろし生姜、おろしにんにく、ハチミツ(無ければ砂糖)を入れお酒が飛ぶまで煮る。

3.塩、しょうゆで薄く味付けしアクを取ったらシャトルシェフ調理(シャトルシェフがなければ2時間ほどコトコト。沸騰させない)

4.鍋ごと(もしくはタッパ等に入れ)冷蔵庫で一晩。

5.翌日固まったラードを取る。

とここまでが下処理です。4ロックのタッパに入れておけば冷蔵庫で10日くらいは余裕でもちます。さて食べる前の調理ですが....

6.フライパンでお肉だけ(煮汁を入れず)を入れ焼くようにして温める(強火はだめ)

7.ある程度温まったらネギを投入し、煮汁を足し、煮汁をお肉にかけながら煮詰めてゆく。火が周りにくいとおもったら蓋をして2、3分。

8.お皿にもり、ちょっとカッコつけるならバーナーで焦げ目をつける

というものです。7で煮詰めてそのままトロミのあるソースにしちゃうのも手ですね。お肉焼いてるときにひっくり返そうとすると柔らかくて大変だから煮汁かけてます。やってみると簡単で案外メインのお料理になりますよ。まぁ、偉そうにレシピなんか書いてみたけどどこの家でもこんなもんかな。ハンターの皆さんは我が家のように間違って豚肉が届いたらたまには豚の角煮など如何でしょうか?まぁ、正確に注文することに越したことはないですがね、あははははは。



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今までのジビエ料理の反省・クンタマ画像

2018.03.09 11:29|猟と獲物のお料理の話
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今日は主夫太郎、いままでの反省です。

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今までのお料理の反省というのは簡単なことで、自分の獲ってきた獲物を「簡単に和に仕上げる」ということを積極的にしてこなかったことです。狩猟鳥獣を食べるという入り口がフレンチ、いわゆるジビエ料理だったせいでどうしてもフレンチ風に手をかけて仕上げることから主夫太郎のお料理は始まりました。お肉は血が滴るような焼き加減にするというのは僕がお料理するときの最重要問題で、そこにどんなソースを合わせるかが問題となってました。最初の頃の煮込み料理といえば鹿のモモ肉やすね肉を使ってのシチューくらいかな。モリーユを採るようになり、それがきっかけで自分の獲った鳥を煮込みにできるようになって煮込みも研究しなければなるまいと思うようになります。モリーユのクリーム煮などのお料理を経て、とうとう固定観念である「猟師飯のような大雑把なお料理は美味しくないんじゃないかな?」というものを打ち破りたくなりました。鴨だしのお蕎麦は美味しいし、治部煮も美味しいですが、どちらもお肉にしっかり火を通すお料理ではなかったし、なんだかんだ言って繊細な調理だったので和風ではあったものの猟師飯と言った類のものではなかったです。

さて、今回挑戦した猟師飯は

キジ汁20180309

雉の味噌煮込み

です。な~んだ!なんて思うかもしれませんが、これ結構色々工夫を重ねた結果得られた、工夫しないお料理なんですよ。

1.ニンジン、ゴボウ、大根を大きめに切り水から煮て沸騰させ5分~10分。おろし生姜と味噌を溶かす。

2.お酒、片栗粉を(軽く)振った雉のモモ肉を入れて弱火で煮込む。
  アクをとって、お酒が飛んだらシャトルシェフへ(2時間くらい)
  (シャトルシェフがなかったら30分くらいゆっくり煮込み、冷ます)


3.ネギを加えて温める。

というだけのものです。昆布の出汁も、雉の出汁も、もちろん味の素も全然使いません。本当に猟師飯っぽいでしょう?ただねぇ、猟師飯っていうけど、ここまで何もしないお料理を作る人も案外いないんですよ。昆布使ってみたくなったり、味の素を使ってみたくなったり、みりん入れたりと案外色々やりたくなるもんなんです(言われてみると身に覚えがある方多いとおもいますが)。お野菜の旨味・甘味を先に引き出しておき、後からお肉を入れるのがコツです。1の段階ではお野菜に芯があって大丈夫。最後に味噌を加えてミソの風味を立たせるなんて中学生の家庭科の授業で教えてもらうようなことも不要です。これなら鍋と同じだろう!って思うかもしれませんが、味噌の味の濃さは具の味付けではなく味噌汁程度にすること、そして一度冷まして寝かしているのもコツなんですよ。こんなので美味しいのか?っていう人は1の段階(肉の無い段階)で一度味見してみてください。確かに野菜の出汁や甘味は感じますがそれほど美味しくないです。その後、お肉を入れてお酒が飛んだらもう一度味見してみましょう。お肉のお仕事がよくわかり、「後はなじんでくれれば最高に美味しくなるな!」って予感が必ずすると思います。蛇足ですが、昆布使うと旨味は増しますが、美味しくなくなります。七味はおこのみで。

何もしない料理でフレンチでもないんですがね、これ、全然シャレた料理に負けない力強い美味しさなんですよ。今後もこんな料理を研究したいです。



お ま け

先日の燻製は、実はかまぼこも卵もプロセスチーズもやりましたぞ。

その他の燻製20180309

盛り合わせ!!

クンタマ20180309

クンタマ!!!

まぁ、幸せだよね~。
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モクモク艦隊2018~今年はちょっとパワーアップ~

2018.03.05 07:42|雑文
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元女子高生と煙好きのみなさ~ん!!

今年も燻製つくりました!!

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猟期が終わると我が家は一年に一度の燻製の季節です。燻製はカミさんの趣味で、このときだけは主夫太郎家はどん!!と豚肉を買います。主夫太郎家はほとんどお肉を買わず獲物だけで一年分のお肉を賄えますがやはり燻製には豚があいます。かなり気合が入っているカミさんは天気予報とにらめっこしながら有給休暇を取り燻製日に備えます。今年はいつものバーベキュー場ではなくもっとおうちに近い場所をカミさんが見つけて来たのでそこに出陣しました。

風干20180304

ソミュール液に漬け込み風乾するまでは僕の仕事です。もちろん主夫太郎も好きなお仕事なので苦になりません。ソミュール液は水1リットルに塩150グラム、砂糖50グラムというどこの教科書にも載ってるような配合です。一週間ほど漬け込み一日塩抜きして5時間ほど扇風機にあてて乾かします。

3艦隊20180304


今年の燻製箱は3つです。カミさんの手作りなのは毎年のこと。一台1000円足らずで出来上がります。温度計以外は使い捨てですからなるべく安くできるようにカミさんが工夫してくれてます。扉に今年はストッパーが付いていてパワーアップしてますぞ!これは封筒を止めるところを利用したものです。おうちにあった使い終わった封筒を利用しましたぞ。カミさんのアイデアです。

モクモク20180304

いつものようにモクモクしてくると心踊ります。65度をなるべく維持するように蓋を開け閉めしますが、ある程度時間が経つと落ち着き、何もしなくてもしばらくは65度を保てます。小さな窓があり、開け閉めして微調整はそこでできるようになってます。また、今年は主夫太郎のアイデアのおかげで早めに煙がまわりましたぞ。それは、

煙突20180304

煙突!

です。こんなショボイ煙突でもあるとないとでは大分違うんですよ。来年はもっと立派な煙突をつけるつもりでいます。あんまり大きいのつけると温度下がっちゃいますけどねぇ、きっと。

カミさん20180304

カミさんも真剣ですよ!

豚20180304

ベーコン!
はカミさんの実家に一つ送ります。

鴨20180304

丸鴨薫!!

の出来上がりです!今年はお友達に頼んで、網獲りの天然真鴨を手に入れました。傷がないから綺麗ですね。ちょっと煙のムラもあるけど、少し時間が経てば大丈夫。煙の香りが落ち着くまでに一週間くらいかかります。真空パックして冷凍したりすると一年持ちます。もっとも9月頃までには食べちゃうつもりですけどね。今年も無事燻製が出来上がってよかったです。



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