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主夫太郎2

Author:主夫太郎2
現在専業主夫です!
漁と猟の両方を楽しんでカミさんに栄養を供給するつもりでいます。以前お料理ブログをやってましたが不評だったので猟関係を交えながら僕の日常をレポートします。

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前世のカミさんが訪ねてきた話~主夫太郎の夢の話~

2016.11.14 20:34|雑文
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は~い!!

元女子高生のみなさ~ん!!

今日は主夫太郎、全然笑いの無い夢の話です。

猟期前でネタも無いのよ(笑)


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

例によって夢をみたのだが、支離滅裂なところはセリフを補ってある。いつものようにおかしな話ではなく、なんということはない話なのでこれと言って期待されるような展開はないです。ちょっと前に書いた記事なんだけど猟期解禁前でネタがないので載せちゃいます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

いつものように仕事に行くカミさんを玄関まで送り出したあと鍵をかけてお茶を飲もうとしたそのとき、チャイムがなった。またヤクルトの販売員かと思って無視しようと思ったのだが、何度もチャイムを鳴らすので、僕はヤクルトを買う覚悟をしてドアを開けた。すると、どういうわけかさっき出て行ったカミさんがいた。と、思ったのだが、さっき随分とラフな格好でメイクもせず出かけて行ったカミさんが和服を着て、髪を結い上げ化粧をして立っていた。僕は何が何だか分からなかったのだけども、一応「おかえりなさい、どうしたの?」と聞いた。すると、カミさんは

「おひさしゅうございます。ご迷惑かと思いましたがこれが最後かと思いお邪魔することにしました。」

????と頭の中が疑問符だらけになった。

「ま、まぁ、入りなさい。そんな格好じゃ会社も行けまい。」

というとカミさんは、ハイと言って玄関に入ってきてそのままでいるから、とにかくあがりなさいとリビングに入るように言った。リビングに入ったあとも随分と僕の後ろを歩いてばかりいるので僕はクルリと振り返り、どうしたのかと聞いた。

「私は前世のあなたの妻です。」

とカミさんは言った。ん?顔は今のカミさんと同じ顔だったが、そういえばなんとなく若干凛としている気もする。これは幽霊が出て来たかと思いちょっとぞっとしたが少々質問をして自分でも落ち着こうと思った。

「前世というのはいつごろかな?今は21世紀なんだが、ん~西暦とかわかるのだろうか。生まれはいつかな?」

というと、

「生まれは元禄です」

という。それじゃ江戸時代から来たのか...なるほど着物を着ているはずだ。その時代に僕は何をやっていたのだろうか。

「それで前世の妻ってことは、君は僕に会ってどうしようというのかな?」

というとカミさん、と言っても前世のカミさんだが黙ってしまった。まぁ、考えてみれば会いにきた理由など無いのかもしれない。そもそも江戸時代に生まれた彼女はこの様子だとどう考えても幽霊だろう。幽霊になってまで会いに来たということは何か言いたいのかもしれない。それならちょっと質問を変えてみようと思った。とにかく座り慣れてないだろうがリビングの椅子に座らせて、

「どういう夫婦だったのだい、僕達は?仲は良かったのかなぁ。僕は武士?」

と聞いてみた。

「はい、武士でございました。また、大変仲が良い夫婦でございましたがあいにく子ができませんでした。18で嫁いで25になっても子ができる兆行もございませんでしたので、お義父様とお義母様が大変心配をいたしまして妾でも作るか養子をとろうということになったのでございます。旦那様は妾は論外だといい、養子をとるのもまだ早いだろうとおっしゃりお義父様とお義母様のお話を聞こうとしませんでした。私からもお願いしたのですが『仲がいい夫婦のところに妾も養子もいるまい』とおっしゃっいまして....」

という。

「僕は前世でも妾を囲うほどの甲斐性はなかったんだね。現世の僕も子供はいないのだが、それはそれで楽しくやってるよ。」

というと、カミさんはキッとこちらを睨んで

「こちらでもその様なことをおっしゃるのですか。」

と言って深くため息をついた。現世でも変わらない僕に彼女は失望したらしかった。僕はその後どんな夫婦になったのか聞きたかったので話をするよう促した。

「それからもう2年程経つと、いよいよ子供ができないだろうということで大変申し訳なく思い私から離縁を申し出ました。大変つらい思いでしたが、私のためにお家を断絶するわけにはまいりません。すると旦那様は大変なお怒りなり、「絶対離縁はしない」とおっしゃいます。私の実家の父母も旦那様を説得しようとしますがそのたびに激高します。普段は大変穏やかなのにこの話になると手が付けられなくなります。最後にもう一度私からお願いしたところ....」

と言って言葉を切って下を向いたまま黙り込んだ。

「それでどうなったの?」

と聞くと、顔をあげてしばらく僕をみてこう言った。

「ぽっくりと」

「え?」

「ぽっくりと逝ってしまわれました。」

な、な、なんと!!前世の僕は腹を立てて死んじゃったのか!憤死ってやつだが、今でいえば脳溢血とかなのだろうか。くそ~なんてつまらない死に方だ。しかし妾を作れなんていう今だったら凄いありがたい話を何で僕は断ったのだろうか??ん~今以上に融通の利かない奴だったんだな、と僕は前世の自分のことながらだんだん腹が立ってきて目の前の机をたたいてやろうと思ったが、またここで怒ってしんじゃったら前世の二の舞だからグッとこらえた。

「それで、君はその後どうなったんだい?後妻にでも行ったのかい?」

と聞くとカミさんは唇をキュッとかみしめて話を続けた。

「私は葬儀が終わったあと実家に帰りました。するとどういうわけか短い間に父母に続き兄弟までが死にお家断絶。親戚を頼ることも出来ず、縁起の悪い女ということで後妻の口もなく、だからと言って私娼に落ちぶれることは御先祖様に顔向けできません。あらゆるものを質にいれ当座をしのいでいたのですが、とうとう最後に残った....」

「最後に残った?」

「最後に残った小刀で自害いたしました」

僕は言葉を失ってしまった。たしかにこれも元をただせば僕が妾を囲わなかった、いやいや、つまらないことで激高してしまったからこそと思うと本当に申しわけなかったと思う。しばらく言葉が見つからなかったが、

「それは気の毒なことをしたね。申し訳なかった。それで僕に恨みを言いに来たということかい?」

と僕はいくらかの祟りを覚悟して聞いてみた。すると

「いえいえ、そのようなことはございません。実は自害した者は成仏できず地獄に落ちます。人殺しなどの悪人は決して地獄から這い上がれませんが私のように勘案すべき事情がある場合はある一定期間地獄でお勤めをすると成仏できる掟になっております。ちょうどそれが今月の末になり、閻魔様からこの世にでるお暇をもらうことができました。今も魂は地獄の業火で焼かれておりますが、こうやってあなた様とお話できるお暇を頂けたのでご迷惑かとは思いましたが伺うことにいたしたのでございます。」

という。元禄が西暦何年かは分からないが、多分300年以上、僕のせいで地獄でお勤めしてたのかと思うと本当に心苦しく思った。何を話していいか分からないがとにかく話をしようと思い

「僕は、前世の僕は、君を大事にしたのかい?」

と聞いてみた。

「それはそれはもう。大変楽しい夫婦生活でございました。ただ、私も武士の家で厳しく育てられたものですからあなたが『甘えろ、甘えろ』というのだけれどもどう振る舞ってよいかわからずあまり可愛い嫁でなかったかもしれません」

と言う。今のカミさんはこんなことは絶対言わない。甘えろなんて言ったら大はしゃぎだろうから時代というのは人を変えるものだと思った。というかこの人は僕のカミさんの前世なのだろうか??

「ところで君は僕の今のカミさんの前世なのかい?」

「いえ、違います。成仏しておりませんから生まれ変わることができません。この姿は今の奥様からお借りした姿です。」

「あれ。僕は前世はこういう顔だったのかな?」

「はい、よく似てらっしゃいます...恥ずかしい」

と言って前のカミさんは顔を手で覆った。今ではあまり流行らない顔だが、江戸時代は流行る顔だったのだろうか。聞いてみたかったが、江戸時代でも現代でも器量が悪いというのもがっかりだから聞かないでおいた。

「もう思い残すことはありません。それでは失礼いたします。」

と、カミさんが言うので僕は慌てて

「まぁ、折角この世界に来たんだ。もう少しいなよ。甘いものでも食べるかい?」

と聞くと顔がほころんだので、僕は冷蔵庫から羊羹を出してあげた。

「美味しい!」

と彼女は喜ぶ。どういうわけか僕もとても嬉しかった。

「そうだ、お風呂でもご馳走するよ」

「いえいえ、そんな勿体ない」

「いや、地獄で散々血の池なんかに漬かって気持ちが悪いだろう。遠慮せずに入って行きなよ。この時代はね凄いんだよ。指先一つでお風呂が沸くんだ」

「指先で?」

と眉をひそめて考え込むものだから、僕は風呂場に彼女を連れて行き風呂を沸かすボタンを押した。お湯が給水口から出てくるのをみると彼女は目を見開いて大喜びをする。

「まぁ、どういうカラクリなのかしら?」

と言いながら出てくるお湯を見ているのだが、説明は止めた。余りにも難しいだろう。僕は手ぬぐいやバスタオルを用意して石鹸の使いかたなどを教えた。

「ゆっくり入りなさい。僕はうどんでも茹でておくよ。この時代10分もあればうどんが茹であがるんだ」

と言って僕は台所に入った。ツユを用意し、うどんがちょうど茹であがったころ、

「ご馳走さまでした。」

とカミさんが風呂から出てきた。僕は椅子に座ることを彼女に促し、茹であがったうどんを出してやった。男の方にお昼を拵えて頂くなど申し訳ないとカミさんは言ったが、そんなことは気にしないで食べなさいとちょっとだけ軽めの命令口調で言ってやった。その方が当時の感じがでるのではないかと思ったからだ。うどんを食べ終わったので、次は何をしようかと言ったら、

「いえ、甘いものとおうどんを頂きお風呂をご馳走になり、これ以上のことは望めません。私は何の御礼も出来ませんから。」

「いやいや、僕のせいで生きている時だけでなく地獄で300年も苦労したんじゃないか。大したことはできないんだから、そんな遠慮しないで甘えればいいじゃないか。是非とも甘えてくれよ。」

するとカミさんは着物の裾で顔を覆ってさめざめと泣きだした。

「どうしたのさ?」

「あなたは、生まれ変わっても私に甘えろとおっしゃってくださるのですね。それで十分です本当に十分です」

と言ってまたさめざめと泣く。僕はじっと黙ったまま、彼女を見ていた。すると彼女の体がだんだん透明になってくるのが分かった。

「あれ、君が薄くなるよ!!」

「お別れです。お元気でお暮しくださいませ。閻魔様から頂いたお暇、そろそろおしまいの様です」

「え!もうお別れ?何かできないか?僕に。大したことできないけどさ」

彼女はどんどん透明になって行く。すると彼女がふっとこちらを向いて

「私の名前、呼んで下さい。ぜひ、もう一度その声で呼ばれるのを聞きたいです」

「僕、君の名前しらないよ。名前は?」

「○×です」

その名前、今のカミさんと同じ名前だった。

「○×、○×さん、頑張れ、まだ居てくれよ」

カミさんの頬を涙が伝わった

「これで地獄にもどります。地獄の業火に焼かれるのもあと数日、成仏してもあなたは生まれ変わっているから極楽にはいらっしゃらないのですね。名前を呼んでもらって本当にうれしかったです。奥方様に申し訳ないことをいたしました」

と深々と頭を下げる。地獄の業火?そうか!成仏するまでにあと何日か地獄の業火に焼かれなきゃならないんだ。僕は椅子を蹴散らし冷蔵庫に向かい氷をつかむ。

「○×、これ、口を開けて!!」

彼女の実態はどんどん消えて行くが開いた口に氷を一つ入れる、二つ、三つめも慌てて口に放り込んだのだが、二つ目と三つ目の氷はカランと音をたてて床に落ちた。

「一つだけかぁ....」

もっと早く気づけば氷を持たせてやれたのに。前世でも僕のことだから大したことをしてやれなかったろうが、わざわざ前世から会いに来たカミさんにも十分なことをしてやれなかった。現世でもそうだからどうやら僕はカミさんに大したことをしてやれない、そういう輪廻らしい。がっかりだなぁ....と思ったら目が覚めた。カミさんは口を閉じて寝ていたが口を開けて氷を入れてみたくなった。でも、幾ら僕が見た夢を説明してもそんなことしたらきっと怒ったと思う。それと、前世のカミさんは一体どんな顔だったのだろうか。まぁ、次に夢の中に出てきたら聞いてみようと思う。


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コメント

No title

主夫太郎さんって,もしかして前世は星新一さんだったのでは?なんて.かぶってるって.笑
いいお話でした.

No title

私は主夫太郎さんの前世は筒井康隆氏だったのでは…って思ったけど、筒井氏はまだご健在だからあり得ませんね。
あ、もしかしたら、筒井康隆氏は前世の主夫太郎さんの生まれ変わり?だとすると現在の主夫太郎さんは前世の筒井康隆氏、或いは星新一氏の生まれ変わり?
いずれにせよ、主夫太郎さんは奥様を心の底から愛していらっしゃることがよくわかりました。
そういえば一年ぐらい前に原宿から渋谷まで散歩中に、表札に『筒井康隆』と書かれた立派な家の前を通りました。
あれって筒井先生のお宅なのかしら…

Re: No title

ともぞうさん コメントありがとうございました。

> 主夫太郎さんって,もしかして前世は星新一さんだったのでは?なんて.かぶってるって.笑
> いいお話でした.

星新一のショートショート結構好きでしたが僕に影響を与えているのでしょうかね。
あまり内容は覚えてないショートショートですが、人格の一部になっているかもしれません。

Re: No title

タヌ子さん コメントありがとうございます。

> 私は主夫太郎さんの前世は筒井康隆氏だったのでは…って思ったけど、筒井氏はまだご健在だからあり得ませんね。
> あ、もしかしたら、筒井康隆氏は前世の主夫太郎さんの生まれ変わり?だとすると現在の主夫太郎さんは前世の筒井康隆氏、或いは星新一氏の生まれ変わり?

そういや、時をかける少女のような話かな?時をかけるカミさんって感じ。僕の前世のカミさんは原田知世似だったりしたら結構うれしいかも。筒井康隆の小説読んでみようかな。

> いずれにせよ、主夫太郎さんは奥様を心の底から愛していらっしゃることがよくわかりました。

いやいや、ある意味今回は浮気した話ですよ。昔のカミさんとですけど(笑)


> そういえば一年ぐらい前に原宿から渋谷まで散歩中に、表札に『筒井康隆』と書かれた立派な家の前を通りました。
> あれって筒井先生のお宅なのかしら…

有名人が表札って出してるんでしょうか。Wikiによると日本てんかん教会とやりあって自宅に電話や手紙が沢山あったとか。
それでも堂々としてたらかっこいいですねぇ。

こんばんはー(*´∀`*)ノ

文豪
主夫太郎先生になっちゃってますよ♪

夢をしっかり覚えてられるのが先ず凄いです!!
そしてしっかりしたストーリー仕立て。
私が見る夢は断片的で流れがない夢が多いような・・・
覚えてないのがほとんどですけどね(笑)

やはり夫婦仲いいんですねー
寝ても覚めても。♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。♥。

また 読み応えのある夢を見てくださいね~~
待ち遠しいデス(*´艸`*)

Re: こんばんはー(*´∀`*)ノ

やちゃmaruさん コメントありがとうございます。

> 文豪
> 主夫太郎先生になっちゃってますよ♪

ん~芥川主夫太郎って名前変えちゃおうかな。

> 夢をしっかり覚えてられるのが先ず凄いです!!
> そしてしっかりしたストーリー仕立て。
> 私が見る夢は断片的で流れがない夢が多いような・・・
> 覚えてないのがほとんどですけどね(笑)

僕もそうですよ。でもたまにしっかりしたのがあって楽しいです。

> やはり夫婦仲いいんですねー
> 寝ても覚めても。♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。♥。
>
> また 読み応えのある夢を見てくださいね~~
> 待ち遠しいデス(*´艸`*)

ん~最高でも一日24時間しか眠れませんからねぇ。
さてさて。どうなることやら。


No title

いい夢ですね。
いい作家さんの短編みたいです。
これは奥さん喜ぶだろうな。

Re: No title

あんこさん コメントありがとうございます。

> いい夢ですね。
> いい作家さんの短編みたいです。
> これは奥さん喜ぶだろうな。

ありがとうございます。ん~主夫太郎短編集だそうかな(笑)
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