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漁と猟の両方を楽しんでカミさんに栄養を供給するつもりでいます。以前お料理ブログをやってましたが不評だったので猟関係を交えながら僕の日常をレポートします。

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安楽椅子でSTAPを~1章・小保方氏に対する違和感の正体~

2017.08.23 11:54|安楽椅子でSTAPを
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安楽椅子でSTAPを

の続きですが、いや~実に評判が悪いですねぇ。

アクセス数がた落ちだ~


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

前回のおさらいになるが、僕が小保方氏に対して感じた違和感は次の二点に対してである。

1.「夢の若返りも目指せるかもしれない」という発言
2.「あなたは過去何百年にわたる細胞生物学の歴史を愚弄している」と査読者に言われたという話

である。実は1は小保方氏の著書「あの日」に、2は須田氏の著書「捏造の科学者」に主張があった。

1.「夢の若返りも目指せるかもしれない」という発言についての心の観察と結論

僕の記憶だけに頼るのもなんだからこのときの発言を探してみると、今の世の中は便利なもので当時の記者会見があった。



『新発見「STAP細胞」の記者発表』と題されたこの動画の3分08秒あたりから始まる発言を文字で起こしてみると、

また、これまで、え~と、STAP細胞は一度分化した細胞が、まるで赤ちゃん細胞のように蘇るというか、若返ることを示しておりますので、もしかしたら夢の若返りも目指して行けるのではないかと考えております。

とのことだ。これで記者発表は終わり質疑応答に入るので〆の発言、言ってみれば最後の打ち上げ花火のような発言となっている。どうやって講演を終わりにするかは、講演の準備をしてる段階でも結構重要な項目だと思うのでアドリブではなく最初からデザインされた発言で、実際プレゼン用の画像にも「若返り」という文字が入っている。僕が最初に抱いた印象「迂闊な人の迂闊な発言」というのはどうも間違いだったようだ。

小保方氏の著書からこの発言について述べている部分を前後を含めて引用する。

『次々と質問が来た。iPS細胞とはまだ比較するような段階でないことや、遠い将来を見据えて研究を進めたいことなど、できる限り答えた。ちなみに、プレゼンテーションの最後に「夢の若返りも目指せるかもしれない」と述べたのは、老化という徐々に起こる細胞への変化が、細胞の柔軟性にどのように影響を与えるのか、「STAP現象」によってどの程度、老化による細胞の変化は解除されるのか、ということを今後の研究項目に考えていたからだ。しかし、私のプレゼンテーションの後に行われた笹井先生によるiPS細胞との比較の説明が分かりやすかったようで、報道ではiPS細胞よりも簡単に万能細胞ができると大きく紹介されることになってしまった。』(p.137)


「ちなみに」で始まる赤い字の部分が夢の若返り発言の真意であると主張したいのだと思う。この文章の内容に大きな意味があるとは思えないのだが、解釈できなくもない。ただ、科学的に本人が述べているつもりでいると思うので、非専門家の僕は解釈しないでおこうと思う。「ちなみに」という言葉は「補足すると」という意味で使われると思うがそうなると、「iPS細胞とはまだ比較するような段階でない」もしくは「遠い将来を見据えて研究を進めたい」のどちらか、もしくは両方を補足している文章と考えていいはずだが、どちらも補足しなければならないようなわかりにくい文章ではない。と、なると本当に補足したい文章はこのパラグラフ全体だとみる方が正しい、というよりその方が彼女の心理に近いだろうと思う。そこで赤い文章を除いて要約してみると、

私はSTAPの研究はiPS細胞と比較できないほど研究の初期段階であり、将来を見据えなければいけないとちゃんと控えめに言ったのに、笹井先生のプレゼンのおかげで話が大きくなっちゃった


と言っていると思う。もっと縮めると、「私は控え目に言ったのに、話が大きくなっちゃった!」というわけ。ところがこの主張をするのにはちょっと後ろめたいことが彼女にはあるわけだ。なぜなら科学者があろうことか「若返り」なんてセンセーショナルな言葉を使ってしまっているから。つまり、彼女は赤い字の部分では、


「夢の若返りも目指せるかもしれない」なんてのも話を大きくすることに片棒を担いでいるように見えるが、実はそんなつもりで言ったわけではない。


と「補足」したいのだろう。要するに

あちゃ~分かり易くアピールしようとは思っていたものの、あれは言い過ぎた!

って言いたいのだというのが自然な解釈だと思う。そもそもこの発言が飛び出した「本研究からの展望」という画像を見せながらのプレゼンは今みても(多分当時みても)かなりペラペラだ。若返りのシナリオがあまりにも壮大すぎる(と思う)。例えばシワクチャおばあちゃんを18歳のピチピチギャルのようにするのは

a.顔の細胞をSTAP現象により受精卵のような何にでも分化する細胞にする

b.顔から足が生えたら困るからSTAP細胞になった顔の細胞を、細胞分裂や増殖を繰り返して顔のパーツになるように制御する

c.顔だけじゃなく、順次体のあらゆる器官でこのプロセスをする

ということだろうが、どれ一つとっても論文にはその片鱗さえない。いかに今後の展望を述べるにしても実にバカバカしい誇大広告と言っていいと思う。ではこれをもって彼女を希代の大詐欺師と決めつけるべきかというとそうではないというのが僕の解釈だ。動画を見てもらえばわかるが、ほんの僅か、「夢の若返り」発言をしているとき、彼女は笑っているのか語調が少しだけ明るくなっていると思う。多分、この時点でやりすぎを自覚しているのだろう。しかも、目立った批判もなかった発言をわざわざ自著で、言い訳までしているから後悔を引っ張っていると解釈できると今のところ思える。だが、やりすぎを自覚しながら、記者相手とはいえ、時間の非可逆性への挑戦という愚行を口にするということは、

学問的にあまり揉まれていない、プレゼンや議論が不慣れな研究者である

ということなのだと思う。素人同然の記者に説明するにせよ、場数さえ踏んでおけば学会などで絶対使えないような言葉を「展望」とはいえ、高々修行を始めて5、6年ばかりの人間が選ぶとは到底考えにくい。もちろん学者も予算を取るため、結果をアピールするため、色々な装飾文言を用意するものだとは思うが自分をよく見せるのにはそれなりの方法があるだろう。そう思ってもう一度動画を見てみると、彼女のぎこちなさに納得できるのではないかと思う。つまり僕の感じた違和感とは「ん?こんなこと言う人が本当にすごい人なの??」ということだったのだろうと思う。


2.「あなたは過去何百年にわたる細胞生物学の歴史を愚弄している」という査読者に言われたという話の謎


前回の記事では理由を自分なりに細かく挙げ違和感を説明したが、その答えは案外簡単だったと思う。「捏造の科学者」の著者である須田桃子氏は、どういう経緯で手にいれたのかまでは分からないが、実はネイチャーのレフェリーレポートを手に入れており、そのレフェリーレポートにはこの文言はなかったと主張している(p.305)。小保方氏はSTAP論文のプロトタイプとなる論文を以前投稿しているが、こちらはPNAS(Proceedings of the National Academy of Sciences )という論文でネイチャーではなく、小保方氏もネイチャーの査読者に言われたと言っているので、須田氏の入手したものにこの文言が無ければやはり言われてないということになる。これほど精神的に痛めつけられるだろうコメントについて「あの日」では一切説明もない。これは小保方氏の嘘だったということだろうと思う。小保方氏の発言は質疑応答の中でなされており、アドリブだったと思われるが、「とても悔しい思いをした」ということを強調するために嘘をついたのではないかと思う。

ただ、これをもってものすごい嘘つきかというと、案外こんな風に話をつくることはありがちなのではないかと思う。僕は英雄にも偉い人にもなったことがないからここまで話を作ることはしたことがないが、偉人の逸話、伝説などは枚挙にいとまがない。
こんな文言で話を盛ったのは、やはり学者としての経験不足からくるものだろう。彼女の年齢からみてトップクラスの雑誌でレフェリーを任されることもなかったろうと思うし、従ってレフェリーレポートがどういうものかもあまり知らなかったのかもしれない。

小保方氏に対する二つの違和感は今にして思えば、繰り返しにはなるが、

え?こんな幼稚・未熟な人がすごいの??

ということだったのかもしれない。のちの謝罪会見ではデータ管理があまりにも杜撰で未熟であったと謝罪していたが、そうではなく研究者としてそもそもあらゆる面が未熟だったのだろうと思う。ただ、指導教官を大学、修士課程、博士課程、その後とどんどん変えてゆき一貫した教育を受けられなかった人間としてはごく普通の結果なのではないだろうかとも思う。もちろん指導教官を変えることが悪くはないのだが、その都度その都度学生としての長所、短所を的確に把握してもらってなかったとしたら、それはとても残念なことだったと思うし不運なことだったと思われる。

「小保方氏は未熟であった」という結論を導き出したとなると、僕自身の責任としてもう少し裏を取る必要があると思う。次回は小保方氏の経歴・実績について「あの日」や「捏造の科学者」の年表も参考にしながらもう少し詳しく分析してみたいと思う。客観的なデータを集めて冷徹に分析すると彼女の人生は運と不運のモザイク模様だったのではないかと思われるのだが......





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