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漁と猟の両方を楽しんでカミさんに栄養を供給するつもりでいます。以前お料理ブログをやってましたが不評だったので猟関係を交えながら僕の日常をレポートします。

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安楽椅子でSTAPを~3章・笹井氏に対する違和感~

2017.09.08 19:46|安楽椅子でSTAPを
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矢面に立った笹井氏についてのお話

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安楽椅子でSTAPをというシリーズの一番最初(ポチリで飛びます→安楽椅子でSTAPを~0章 事件のあらましと主夫太郎の違和感~)に主要3著者に感じた僕の違和感をのべたのだが、今回は笹井芳樹氏に対する違和感いついて考察する。


笹井氏の

「論文執筆の最後に短期間関わっただけ」

というのは「お手軽に一本!論文実績を増やしちゃいました」と同等の発言なのではないかと正直驚いたのを今でも鮮明に覚えているのだが、これが正直、笹井氏の口から出たのを生で聞いたのか、それともニュースでアナウンサーが言ったことを聞いたのかだんだん自信がなくなってきてしまった(0章では笹井氏の発言だと書いているのだが)。少なくても僕が記者会見全てを見ていたとは思えないので、正確なものを拾うために調べてみる必要がある。今の時代は便利なもので、この時の記者会見がYoutubeに投稿されている。僕が気になった件は、この動画の10:50、12:40あたりの発言だと思う。



この記者会見によると(13:16あたり)、2本あるSTAP論文(Article と Letter)のうち、小保方氏主導であるArticleではヴァカンティ氏からの「強い要請」により著者に加わり、また、若山氏主導のLetterの方は若山氏からの依頼で責任著者になったとのことだ。このうち、Letterの方は最初責任著者ではなかったが、Letter論文の改定(revise)の時に若山氏の専門外のことについて(多分レフェリーや編集者と責任をもって)議論などする必要があり責任著者として加わったらしい。「論文執筆の最後に短期間関わっただけ」とここだけ切り取るとなんだか責任回避をしているような印象だが、少なくてもLetterの方では若山氏の専門外(細胞生物学)での貢献があると笹井氏は会見で認めている。当時この会見を聞いていれば少なくともLetterに関しては違和感というのは感じなかったろうから、おそらくニュースで上記の発言(のようなもの)が切り取られるなりしたのではないかと思う。

Articleの方は「強い要請」があったから著者に加わったということで、「強い要請」程度で科学的貢献がなくても著者に加わるべきかどうかというのはもしかしたら議論の分かれるところかもしれない。記者会見で笹井氏が言っているように、内容の割に文章がひどかったようで(9:40あたりから)、それを書き直すのはなかなかの苦労であろうし科学的議論がこの過程で起こりその解決に貢献したのかもしれないが、そのあたりはあまり明らかになっていない。

ということで、ここは原点に回帰し、笹井氏の心の動きを探るため彼の論文を洗ってみることにした。例えば年間50本も論文を出版していれば毎週一本づつ論文を書いていることになり、もし一人で主な仕事をこなしているとすると過労死は間違いないだろう。論文の本数がわかれば論文に対する平均的な貢献度が算出できるかもしれない。そうなると論文の著者に加わるというのがどれほど軽いことなのか、逆に重いことなのか明らかになると思ったのである。ところが、分かったことはもう少し驚きのことだった。

今は便利なものでインターネット上で色々なことが分かる。興味があれば以下のサイトにアクセスしてみてほしい。


ここには笹井氏が著者として名前を連ねる論文が列挙されているようだ。もっとも僕は学問には明るくないので、このサイトが笹井氏のすべての論文を網羅しているかまでは分からない。Google scholarというのもあるらしく完全かどうかは知らないがそちらにもデータベースと呼べるような規模で論文のタイトルなどが保存されているようだ。上記サイトもGoogle scholarも検索結果は似たようなものになっていると思う。

笹井氏が亡くなったのが2014年8月5日であるが、上記のサイトに載っている最新の論文は2017年(つまり今年)のものである。亡くなってから3年近くも経っていながらまだ笹井氏は論文を出版し続けていることになる。アクセプトから出版まで一年と見積もって2015年の論文を除いて考えてみても、2016年および2017年で合計12本だ。もちろん笹井氏以外の著者達にはそれ相応の言い分があるだろうとは思う。例えば「笹井先生に頂いたアドバイスが研究の核心になっている」とか、「論文は笹井先生の存命中に既に出来上がっていたが投稿という作業が遅れただけだ」と学者先生に言われれば僕ら一般人は黙らざるを得ない。だが2015年に出版された論文でさえ笹井氏の死後に投稿されたものもあり、少なくても投稿の段階で笹井氏はこの世におらず論文の修正(revise)や追実験の作業にも加わることは不可能だ。正直12本の中にはDedicate(捧げる)されたりするものや、acknowledgement(謝辞)に笹井氏の名前が出てくるだけでも良さそうなものもあるのではないかと推測したくなるし、こうなるともう偉い人は論文の自動生成の仕組みが出来ているのではないかという気がしなくもない。

だが、一般人の僕がこの論文作成の仕組みに異を唱えることはできないし批判を伴う推測もしてはいけないと思う。こういう仕組みで学者の世界は動いていてちょっと調べたら出てくる上記のような事実は、学者どうしが皆了承してやっていることなのだと認識しなければなるまい。つまりこれがこの学問における文化ということだ。この文化を認めるとすると、笹井氏の言動から導き出せる結論は、

亡くなっていても出版される論文があるくらいだから「論文執筆の最後に短期間関わっただけ」(2か月半)というのは責任を回避するために発した言葉ではなく、むしろ十分に論文に関わったという申告であり、責任を取るべき立場にあると笹井氏は認識していた

ということだと思う。笹井氏が最後に関わっただけであると記者会見で述べたことをまるで責任逃れであるように受け取られた可能性が大きく、当時の僕は更に「乗っかり著者だ」という印象を受けたが、この事実を考慮しながら記者会見を丁寧に見てみると正確な役割分担を説明しているだけで論文に関する責任を放棄するような発言は一度もしていない。

記者会見は3時間超にもおよび質問をすべて笹井氏が受け止めており、著者になる経緯を考慮すればこれだけでも十分な責任を果たしているように見える。もし「著者になるということ」がどういう事なのか聞いている我々がちゃんと理解していれば(もちろんこの学問の分野を修めていない一般人には無理であるが)、このSTAP細胞事件の骨格がこれほどぜい肉に埋まって見えなくなることがあったのだろうかと一般人の僕としては残念でならない。


僕が感じた違和感は僕の常識でこの分野の「著者」という身分を理解しようとした無理から来た

という結論になった。

さて、すると新な疑問が出てくる。どうして笹井氏は一人で責任を背負うことになったのか?小保方氏の回復を待って、若山氏と同席の上、記者会見を開けなかったのだろうか。この考察なくSTAP事件を語るべきではないだろうと僕は思うがそれはまた別の話で。







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