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主夫太郎2

Author:主夫太郎2
現在専業主夫です!
漁と猟の両方を楽しんでカミさんに栄養を供給するつもりでいます。以前お料理ブログをやってましたが不評だったので猟関係を交えながら僕の日常をレポートします。

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旧海軍司令部壕~沖縄本島へ~

2018.09.13 09:04|国内旅行
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は~い!!

元女子高生と沖縄ファンのみなさ~ん!!

今日は本島のお話


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
台風が近づいて来て離島に取り残されるとカミさんの出勤にも影響がでてくるので、帰りの飛行機までは時間があるのだけど、早々に沖縄本島に戻ってきてそこで台風をやり過ごすことにしました。元々ずっと島で過ごすつもりだったから全然アイデアがないので、ちょっと目についた「旧海軍司令部壕」に行ってみることにしました。

この海軍司令部壕は太平洋戦争中、米軍の沖縄上陸作戦のさなか海軍の陸戦部隊の司令部がおかれた場所で小高い丘の中に地下道を張り巡らせて作られたものでした。ここで大田司令官率いる海軍陸戦隊(根拠地隊)はアメリカ軍とよく戦ったものの、最後は大田司令をはじめとする幕僚が自決をします。この戦い、迫りくるアメリカ軍に万端の準備をして迎え撃ち力尽きて最後を迎えるというものではありませんでした。今は

ビジターセンター20180912

ビジターセンター

などが整備されその地下壕が見学できるようになっています。ここで生まれた悲劇の理由の一つに海軍陸戦部隊(根拠地隊)の大田司令官の勘違いがありました。陸軍の第32軍が撤退するにあたり、海軍の陸戦部隊も同時に撤退命令が出たと大田司令官は思っていたのですが実際は「第32軍の撤退を支援せよ」という命令だったそうです。この勘違いの理由は調べましたが僕にはわかりませんでした。この撤退作戦に関して作戦会議に海軍の司令部が呼ばれなかったことがあるかもしれません。また、沖縄で総力戦をする上で陸軍のみの撤退というのが想像できなかったのかもしれませんし、陸軍の命令があいまいだったのかもしれません。

「撤退」となるとこの根拠地を放棄することになり重火器(大砲など)の破棄が必要になります。「撤退」の勘違いのせいで重火器の破棄はしたけども、実際は撤退ではなかったので重火器が破棄された司令部に海軍の陸戦隊は戻ってこなければなりませんでした。昭和20年、5月28日に海軍はこの司令部に戻って来ますが、6月2日改めて撤退命令が下されます。しかしながら太田司令官はこの命令には従わなかったそうです(故意かそうでないかは不明)。

機銃など20180912

機銃(左)と手製の槍(右)

重火器が破棄されたためでしょうか、手作りの槍などを作っていた模様です。この槍をどういうつもりで作ったかはわかりませんが、それほど役に立つと思って作ったわけではないでしょう。資料館に展示されていましたがさすがに複雑な気持ちになりました。資料館の入り口には

大和模型20180912

戦艦大和の模型

がありますが、海軍陸戦隊がアメリカ軍と戦う以前、昭和20年4月7日に戦艦大和は沖縄に向かう途中沈められています。一時期連合艦隊旗艦であった大和が沈められてなお、沖縄で海軍陸戦部隊が戦わなければならなかったのかと思うとこれもまた複雑な気持ちになりました。僕が書物で読んで知る限りは日本の軍が終戦に向けて実際動き始めたのは昭和19年8月末に井上成美海軍次官が高木惣吉少将に終戦の研究を命じるときが初めてですが、その後、海軍だけみてもレイテ沖で空母4隻を失い、大和と同型艦の武蔵が沈み、特攻が始まり、先に述べたように大和が沈んで海に囲まれた日本の連合艦隊が崩壊しています。また大和が沈んだ後、燃料不足のため残存大型艦を一斉に予備艦(引退扱い)にしてますが、それでも終戦には至りませんでした。戦争というのはいかにやめづらいかが分かりますし、やめないが故にこの海軍陸戦部隊の悲劇がありました。

入り口20180912

壕の入り口を

下り120180912

降りてゆくと

いよいよ20180912

いよいよ司令部壕の入り口

に到達します。この幅の狭さ、丈の低さが当時の日本人サイズだったのでしょうね。一気に雰囲気がかわりました。地下だからと言って涼しいわけでもなく、湿度も高く気持ちよい環境ではありません。


作戦室A20180912

作戦室は

作戦室B20180912

こんなに狭い

です。大砲もない基地でどんな作戦が立てられたのでしょう。6月2日に出された撤退命令を無視、もしくはアメリカ軍に阻まれ不可能と判断していた司令部幕僚達ですが、作戦の立てようがあったのでしょうか。

幕僚室20180912

幕僚室では

幕僚室壁20180912

壁に手りゅう弾のあと

が残っています。太田司令官は拳銃自殺、他の幕僚は手りゅう弾による自殺だったようです。


指令電文A20180912


大田司令官は最期を迎えるにあたり、海軍次官に向けて異例の電文を打っています。異例である点は、沖縄県民の現状を武官が知らせている点(大田司令官と県知事は懇意にしていたようですが)、決別電報であるのにも拘わらず「天皇陛下万歳」などの常套句がない点、またこれは僕が思うことであるけれども、一武官が「戦後」に関して言及していることです。全文を載せてもよいのですが、ここはブログなので箇条書きでかいつまんで


・沖縄県民の実情に関して、権限上は県知事が報告すべき事項であるが県には通信手段がなくなり第32軍はそんな余裕もない。県知事からの依頼はないが現状見過ごせないので知事に変わって通知する。

・県民の青年・壮年は全て招集に応じ、残された老人、幼児は作戦の差支えのない防空壕などに身を寄せ劣悪な環境で乏しい生活に耐え、若い婦人は看護、炊事に従事するものはもちろん、挺身隊、砲弾運びに志願するものもいる。

・敵がくれば老女子は殺され、女は乱暴されるだろうからと、軍営の門に娘を捨てる者もいる。

・看護婦は衛生兵が見捨てた者も面倒を見て、軍の作戦に従い雨の中でも徒歩で移動する。

・県民は始終一貫して節約をし軍に奉公してきたが、草木一本も残らないほどの焦土となろうとしており食料も6月いっぱいまでしかない。

・このように沖縄県民は戦ったので県民に対しては後世特別の御高配を賜りたい。

とのこと。最後のところは、戦争がおわったら沖縄県民を是非優遇して頂きたいと言っていますが、戦争に勝つとは思っていなかったでしょう。この電文、先に書いたように海軍次官に向けて書かれたものでしたが、この時の海軍次官は終戦工作を指示した井上成美ではなく、後任の多田武雄であり、この電文を見てどう思ったでしょうか。この多田武雄ですが、最初穏健派だったものの、軍令部と共に徹底抗戦派になっていったそうです。

「この電文を見ても徹底抗戦派になるのか!」と腹を立てるのは現在では簡単なことでしょうが、そうではなく、次官になるようなエリートまでがこんな判断をするようになる、これが戦争というものだと学ぶのが今となっては正しい戦争の反省だと僕は思いますが、如何でしょうかね。誰が悪い、あの時こうするべきだったいう類のものは戦略・戦術の反省でしかなく、このように、信じられない結果から、戦争というものの狂気をしっかりと捉えることこそ真の戦争に対する反省だと僕は思っています。



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コメント

No title

戦争でもギャンブルでも辞め時が一番難しい。

本来は、戦争を始める前に勝利条件を考えて達成したら停戦、終戦に持ち込む必要がありますね。
戦国時代はもとより、明治期の武官はちゃんと考えいましたが、連勝で逆に舞い上がったんでしょうね。

Re: No title

あんこさん コメントありがとうございます。

> 戦争でもギャンブルでも辞め時が一番難しい。

まぁ、タイミングというのをいつでも捉えられていれば負けもないのでしょうが。
タイミングってのは人間の永遠のテーマなのでしょうねぇ。

> 本来は、戦争を始める前に勝利条件を考えて達成したら停戦、終戦に持ち込む必要がありますね。
> 戦国時代はもとより、明治期の武官はちゃんと考えいましたが、連勝で逆に舞い上がったんでしょうね。

イクサは終わらせるまでがイクサですからねぇ。
戦争は政治・行政の一部として行われるべきもので外交と無縁であってはいけませんが、
何かのバランスが欠けていたのでしょうね。もっとも素人には分析のしようもないし、関係者も亡くなってますしねぇ。
国の中枢がちゃんと分析しているのを祈るばかりです。
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