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主夫太郎2

Author:主夫太郎2
現在専業主夫です!
漁と猟の両方を楽しんでカミさんに栄養を供給するつもりでいます。以前お料理ブログをやってましたが不評だったので猟関係を交えながら僕の日常をレポートします。

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2018北海道恵・島松滝の沢林道における誤射事件

2018.12.07 12:40|雑文
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誤射事故がおきましたが、

自戒を込めて状況整理

被害者の方のご冥福をお祈りします


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

1.事件のあらまし

痛ましい事故がおきましたが今回事件としてタイトルをつけさせて頂きました。平成30年11月20日、13時55分頃、北海道石狩森林管理署内、島松滝の沢林道において狩猟者が森林管理署の職員を誤射するという事故がおき報道も大きくされました。私がお世話になっている静岡の森林管理署からも注意喚起を兼ねてお手紙を頂きましたが、そのなかに同封されていた「災害発生状況報告(速報)」というのを掲載します。

経緯説明20181207

被害者は同僚と二人で林道を進み風倒木を処理していたそうです。13時55分頃、土砂崩れの先で停止していた車両を見つけたので、その車に「その先は進めない」旨を伝えるため同僚とともに土砂崩れ手前で車から降りたようです。車まであと20メートルの地点ということろで左わき腹を狙撃され倒れたのことで、後に述べる状況から車に帰る途中で撃たれてしまったようです。

その後、撃った本人が携帯電話で119番をし、同僚及び狩猟者が近くの公園まで運びヘリを待ち14時35分ころにヘリが到着。15時10分に病院に到着し、15時20分に死亡確認とのことでした。亡くなったのは38歳の男性で被害者と狩猟者の間の距離は130メートルほど。撃ったのは札幌市内の自営業49歳とのことでした。ニュースによると猟歴6年ほどです。ラルマナイの滝に向かう林道上の事件で、緩やかな右カーブで、カーブの向こう側、林の向こう側にいた被害者を「鹿笛を吹いたら動いたから鹿かと思って撃った」という供述をしているそうです。


2.現場の状況について

google mapでみるとラルマナイの滝に向かう林道は途中で切れています。もちろんこの先に林道が続いているかもしれませんので場所の特定はできませんが地図上に図示されているほどの緩やかなカーブであっても130メートルの距離を取るのはなかなか大変です(縮尺を参考にして下さい)。カーブがきつければ130メートルの距離をとることは不可能になります。

滝マップ20181207

仮に地図上の林道の一番奥に被害者がいたとしても、130メートルの距離を考慮すると、林道に入ってすぐのところで加害者は射撃したことになります。このあたりは樹木が茂っていますがニュース映像を見る限り広葉樹なので落葉し被害者から加害者まで透けて見えていたものと思いますが整然とした人工林ではないので鹿がいたとしてもチラチラとしか見えない状況だったと思います。ニュース映像があるので張り付けておきますが、当日は雪が降っておらずもう少し見通しが良かったと思いますがこんな状況だったそうです。

現場20181207

ニュースというのは慌てて作る必要があり、マスコミも銃には詳しくないので参考程度の映像だと思って頂きたいと思います。繰り返しますが、当日は雪は降ってなかったのでもう少し見通しはよかったはずです。


3.射撃体勢に対する疑問

右カーブというのが一つのキーになります。加害者は車を降りて撃ったと速報では報道されて言ってましたがこれは疑問を持たざるを得ません。自動車の運転席は右についており、緩い右カーブだとすると撃ちたいものは右斜め前方にあり、ちょうどサイドミラーに銃を置き射撃することができます。猟歴6年ということは命中精度の高いライフルを持っていませんからこんな状況で「立射」するとほぼ弾は当たりません。心理的に考えると車を降りて撃ちたくないでしょう。また被害者の着けていたタオルを鹿の尻と間違えて撃ったそうですが、森林管理署の車も多分白い車だと思います(経験上ですが)。一度車から降りると視界がかなり開けますからその時点で20メートルも離れていない被害者と森林管理署の車を一緒に目にすることができると思うのですが、もしそうでなければ運転席の窓から見える情報のみで射撃に入ったのではないか、もっと言うと車のピラー(柱)で森林管理署の車が隠されていたのではないか?という憶測までしたくなります。憶測をすればするほど加害者を悪く言うことになってしまいますがこの点、どうしても疑問を持たざるを得ません。

4.射撃箇所に対する疑問

「一体鹿のケツを撃ってどうしようというのか?」というのが僕の最初の疑問でした。鹿の尻とタオルを間違えて撃ったとのことですが、エゾ鹿の尻を撃ってもエゾ鹿は逃げてしまいます。3本足でもやぶにはいったら人間ではまず追いつきません。もちろん犬でも使ってよほど執拗に追い詰めればいいのでしょうが、今回犬はいないと思いますし2キロ、3キロと山を歩いているうちに諦めたくなるのが人間の心理かと思います。エゾ鹿を見つけたらハンターが一番先に考えるのはどこを撃つかということですが、お肉にこだわるベテランは首か顔と決めているのが普通です。なぜかというと、食べる部分のお肉が一切痛まないことと、即死するからです。ですから首と顔が確認できないかぎり決して撃ちません。僕のようにお肉が欲しい初心者だと心臓辺りを狙います。首や顔は標的としてすごく小さく、また銃もライフルほど精度がよくないので遠距離になれば遠距離になるほど外れる可能性が高いこと、また的として大きいアバラ辺りを狙うというわけです。鹿が止まっていればその場でドスンと倒れますが、走っている鹿の心臓辺りにあたってもしばらく走られてしまうので、もちろん鹿が止まっているときにしか撃ちません。加害者の車は僕がニュースで見る限り鹿を積む装備はありませんでした。トロフィーハンターなのか、その場で解体してもってくるスタイルなのかはわかりませんが、そもそも鹿をもって帰るつもりがあるのか?というのが疑問でした。40頭も過去に獲っているみたいですから経験は積んでいると思いますが、とにかく一体撃ってどうしようとしたのか....

5.自戒

やはり獲物の確認は重要です。バックストップも当然確認必要。林道上の鹿は撃たないこと。こんな当たり前のことですが確認しなければなりません。また、ぶっ放すだけが目的なら狩猟はやめるべきでしょう。僕はお肉が欲しくて始めましたが、今は心理的に変わってきています。もちろんお肉はあったに越したことはないのですけどね。人の心は変わります。もし、「動物に向かって銃を撃ちたい、半矢で逃げても構わない、撃つのが楽しい」なんて僕の心が変わったら猟はやめるべきだと思います。今回の射撃、本人だって当たるなんて思ってなかったでしょうね、多分。撃ちたかっただけな気がします(憶測ですが)。猟をやめるまでの計画をたてるのも大事かなぁと今回思いました。

6.森林管理署の方のお話

今回の事故をうけ、僕のお世話になっている森林管理署の方にいくらかの確認を兼ねてお電話したときに少しお話をしていただきました。

「白いタオルと鹿のケツを間違えて撃ったらしいけど、僕らが森に入って図面を広げればそりゃ図面は白いし、ヘルメットは白だからねぇ。そうなると僕らは鹿のケツを担いで歩いてることになるのかなぁ。」

と言われたときは本当に何も言えませんでした。

「自粛してくれとは僕らは言えないんですよ。気を付けてお願いしますとしか言えません。それにしても切ないですよねぇ。狙って撃たれちゃったんですよ。事故じゃないよね、僕は事件だと思うんだ。」

僕もこれは事故ではないと思いますよ。鉄砲撃ちとして何度も謝るしかありませんでした。今後は巻き狩りをしている地元の情報を集めて必要な措置を取りたいとは思っています。

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コメント

No title

私も詳しくはわかりませんが、取り合えず当たればラッキーぐらいで撃ったのかな。そんな印象です。

これで狩猟者の肩身が狭くなって山が荒れるとなると困りますね。

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