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主夫太郎2

Author:主夫太郎2
現在専業主夫です!
漁と猟の両方を楽しんでカミさんに栄養を供給するつもりでいます。以前お料理ブログをやってましたが不評だったので猟関係を交えながら僕の日常をレポートします。

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北海道国有林の現状を現地から2019

2019.10.16 10:37|猟と獲物のお料理の話
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今日は一般のお料理読者さん向きではないので、

最後のキノコの写真以外は飛ばして読んで下さい


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

鹿猟のガイドさんに予約を入れたのは6月だった。常連さんが休日に狩猟を予定するだろうからということで、主夫の僕は毎年平日に予約を入れている。その後、北海道森林管理局(営林署)は7月29日付けで今年度の国有林(道有林でもそうなったが)での狩猟は平日は禁止、原則は土日・休日・年末年始だけという発表をした。僕は即座にガイドさんに連絡をとったら

「そんなバカな話はこちらでは一切聞いてない。」

という返事だったので、これはちょっとややこしいことになるなと思った。森林管理局の発表からすぐ連絡を取ったので知らなくても無理はないかと思い、とりあえず北海道の狩猟者登録が完了するまで待つことにしたのだが狩猟者登録が完了する頃になっても待てど暮らせどガイドさんからは何の連絡もない。「平日撃てないのでキャンセルにして下さい」とガイドさんから言われたら、「僕の銃では無理かもしれませんが草地を周って下さい」と言おうと思ってたのになしのつぶて。しびれを切らしてこちらから連絡すると、

「平日でも入れるところを見つけたよ」

とのこと。すごく嫌な予感がしたのだけど、とにかく行ってみることにした。ガイドさんのお宅に到着すると、今シーズン僕が最初のお客さんだったのもあり、かなり張り切っていて、「あそこに行こう、ここに行こう!」と楽しそうだったのだけど違反をするわけにもいかないのでとりあえず平日発砲禁止の話を持ち出した。

「いや、あるんだよ、入れる国有林が。よく地図をみればいいよ。」

とガイドさんは言って地図を出して僕に見せた(下の画像は参考。僕の猟場は違う場所)。

さらに林道20191016

「赤いところが、平日撃っちゃいけないところで、緑のところは撃っていいんだよ。現地まで行って林道の入り口の看板見てごらん。そう書いてあるから」

とガイドさんはいうけど現地の看板を全てだと思うのがまずい。

「いやいや、これ赤いところは、土日休日さえも撃っちゃだめなところなんですよ。ガイドさんが勘違いしてるんですよ。」

「いや、そんなはずはない。主夫太郎さんが勘違いしてるんだよ。」

と押し問答が繰り返されてたのだけど、もうどうしようもないので北海道森林管理署のHPから見てもらうことにした。


銃猟禁止区域20191016


「ほら、『赤色の区域は土日、祝日、年末年始も銃猟禁止です』って書いてあるでしょう。」

というと、ガイドさんはしばらく沈黙したあと、

「本当だ....でもね、現地の看板じゃそう読めないんだよ。」

という。自分自身に言い聞かせてるようだった。

「HPで公開してある以上、現地の看板は所詮現地の看板ですよ。僕は撃たないよ。そのかわりガイドのキャンセルもしない。お金なんてどうでもいいよ。承知で来てるんだから。ね、言うこと聞いてよ。」

と気の毒だけどガイドさんを突き放した。

「主夫太郎さんに獲らせたいんだけどなぁ。でもさ、明日現地に行って看板一緒に見てよ。こんなこと書いてないんだから」

というので、そこまで言うならと、鹿猟と関係なく現地に看板を見に行ったのだが確かに赤い地域は「銃猟禁止区域」と書いてあるだけで、土日、祝日、年末年始もダメだとは書いてない。

「ほら、銃猟禁止ってのは平日だけってことだろう?」

「いや、だめだよ。HPも見たじゃない。この看板のとなりにもHPで確認してくれと書いてあるよ。それにこっちが何を言っても銃猟禁止区域と書いてある以上、そこで銃撃ったら言い逃れできないよ。やめよう。ガイドをお願いしてる僕が言ってるんだ。僕は鹿が今年欲しいわけじゃなく、来年も再来年も鹿猟に来たいだけだからね。今年の鹿なんてどうでもいいんだよ。だめなら釣りでもしようよ。釣りなら国有林に堂々と入れるんだからさ。いいんだよ、撃たないに越したことはないんだ。」

と強く言ったので、その日の午前中は国有林ではなく個人所有の牧草地を周ることになった。そのときの猟の話はまた別の機会に。

~~~~~~~~~~~~~~~~

ここまで読んだ皆さんは「なんていい加減なガイドだ!」って思うかもしれませんね。もちろん、厳密に厳密に、慎重に慎重に行動する人から見たら、また、あらかじめ今回の措置をちゃんと多くの人から聞いていればそれはいい加減に見えるでしょう。北海道の狩猟者登録をすると諸注意が書かれた書類が沢山送られてきますがそこにもちゃんと書いてあります。

ただ一方で生活の一部として40年近くも鉄砲を撃っている人にとったら、今回の措置はびっくりするような、想像以上の厳しいものだったわけです。例えが適切かどうがわかりませんが、「学生などがあまりにもキセルをするので、通勤、通学定期を廃止して毎回乗車賃をお支払いいただきます。」と鉄道会社がいきなりいうようなもので、「まさか?」と思う感じでしょうか。

一枚目の画像を見てもらうと分かるように土日・休日・年末年始に狩猟可能な緑色の区域は赤色の区域よりものすごく少ないんです。赤い銃猟禁止区域が国有林の殆どをカバーしており場所にもよるでしょうが、「鹿猟をするな」と言われているのと等しいというのは自分で地図を見ながら狩猟をしたことのある人間なら大抵思うことです。また狩猟ができるところがこんなに狭くしかも休日にハンターが集中するとなるとそれだけで危険だと思うのも普通のことです。加えて大抵赤く塗られた銃猟禁止区域は10月1日から3月31日までのめいっぱいの禁止期間が設定されており、去年までの猟期を前期後期にわけて銃猟禁止区域を設定していたきめ細やかな措置の上をゆく厳しいものになっています。僕はこの措置を甘いものだとは思いません。それくらい恵庭の誤射事件は酷いものでした。スコープを覗いて人を撃つというのはブログでも書きましたがちょっと想像がつきません。だから厳しい措置があってもしかるべきですが、狩猟が生活の一部になっている人には別の解釈を用意したくなるような、信じられない冗談のように感じるとても厳しい措置だったのだと思いました。

僕が今シーズン最初のお客で、しかも解禁からガイドさんは私用で忙しく猟にでてなかったそうで違反をしないで済んだようですがまさに綱渡りだったと思います。もちろん、全ての書類に目を通し、疑問があったら森林管理署に連絡をして支持を受けるのが普通と言えば普通でしょうが人間は完全ではありません。間違いも犯しますし思い込みもあります。文章をきっちり読むことができる人とできない人もいますしインターネットが不得意な人もいます。今回は珍しく僕がガイドを正しい解釈に導く役目を果たしましたが、本来はこうやって狩猟者というのはお互い情報を共有しながら、助け合いながら存在しなければいけないものなのでしょう。猟友会も本来はそうやって「人と人」が交流するべきなのですが時代とともに人間関係は希薄になっています。これからの課題だと思いますよ。

念のためですが、ガイドさん、最後はちゃんと理解して他のお客さんにも正しい方法でガイドすると言ってました。法令違反をする人ではなくむしろ厳しい人ですが、それでも納得するには時間が必要だったようです。

さて、現地では、

平日発砲禁止20191016

平日発砲禁止


とはっきり書かれたのぼりと、

発砲禁止20191016

発砲禁止


と書かれたのぼりが全ての林道(一部観光地を除く)で掲げられており、遠くからでも分かる目印になっています。一つ良かったことがあるとすると(もちろん恵庭の事件はよくないですよ)林道の入り口が全て分かります。

「え?こんなところに林道の入り口があるの?新しい猟場じゃん!」

と、何度思ったことか。

北海道の秋20191016

北海道の秋は美しく駆け足です。空気はちょうどよく張りつめて動物の営みを肌で感じることができ、とても素晴らしいところです。鉄砲は一日に一発も撃てなくても猟は楽しいものなのですが、これが平日に体験できるように我々ハンターは気を引き締めなければなりませんね。

ふと、足元をみると、

紫風船20191016

ムラサキフウセンダケ

がありました。沢山あったんですが、旅行先だと採っても仕方ないので写真だけ撮りました。ん~食べたかったなぁ....


訂正:ムラサキフウセンダケではなくムラサキシメジの模様です。


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コメント

No title

地元の人にとっても信じられない規制なんでしょうね。

本当に誤射かなと思うぐらい、ひどい誤射事件ですから規制が厳しくなるのは理解できます。

でも、反面、獣害のために狩猟文化を取り戻そうという動きにはどうするんだろう?
ハンターいなくなったら先日のクマ出没にはどう対処するのかな?自衛隊?

それに、北海道の国有林も獣害で大変なことになるのでは、と心配になります。

いい方法を考えてくれるといいのですが。

No title

おかえりなさい!

休日すらダメなところがほとんどというのは知りませんでしたが,基本平日はダメって話は行かない私ですら聞いているので,地元の人が知らない,もしくはそんなはずはないと思い込んでいるとすればかなり危険ですね.それがもとで取り上げられる人がたくさん出てきそうです.

ちなみに最後のキノコは毒キノコに見えますねぇ.笑

違反、事故が怖いです

現地の看板の読みづらさはともかく、地元ガイドが地図を読み間違う、普通ではない程の大きな施策だったということですね。
生業としている人が勘違いするのでは、道、猟友会としては、周知の対策を打たねば。

Re: No title

あんこさん コメントありがとうございます。


> 地元の人にとっても信じられない規制なんでしょうね。

文字通りのままでは信じたくないくらいの規制だったみたいです。


> 本当に誤射かなと思うぐらい、ひどい誤射事件ですから規制が厳しくなるのは理解できます。
> でも、反面、獣害のために狩猟文化を取り戻そうという動きにはどうするんだろう?
> ハンターいなくなったら先日のクマ出没にはどう対処するのかな?自衛隊?
> それに、北海道の国有林も獣害で大変なことになるのでは、と心配になります。
> いい方法を考えてくれるといいのですが。

すくなくてもこの措置があと3年続けば、森林管理局の方が地元の農家の軋轢などで持たなくなるでしょう。
撃たれても仕方ないとはいいませんが、事故はある一定の確率で起きます。
もちろん起きないようにベストを尽くしてもいつかは起きるという意味ですけども。

狩猟できるところは管理局の職員は立ちいらない、もしくは鍵を3日前からかけるなどするのが本当はいいんでしょうね。






Re: No title

ともぞうさん コメントありがとうございます。


> 休日すらダメなところがほとんどというのは知りませんでしたが,基本平日はダメって話は行かない私ですら聞いているので,地元の人が知らない,もしくはそんなはずはないと思い込んでいるとすればかなり危険ですね.それがもとで取り上げられる人がたくさん出てきそうです.


実際行かない人の方がすんなり理解できるんですよ。日本語禁止されるような、そんな突拍子もない規制に見えるわけですから理解に時間がかかるのも仕方ないと思います。もちろんちゃんと広まって欲しいですけどね。

> ちなみに最後のキノコは毒キノコに見えますねぇ.笑


茹でこぼすと食べられます。ムラサキフウセンダケでなくてムラサキシメジだそうです。訂正です。

Re: 違反、事故が怖いです

伊丹さん コメントありがとうございます。

> 現地の看板の読みづらさはともかく、地元ガイドが地図を読み間違う、普通ではない程の大きな施策だったということですね。
> 生業としている人が勘違いするのでは、道、猟友会としては、周知の対策を打たねば。

そうですね。大きすぎる施策でした。いっそ平日だけでなく土日休日も禁止した方が分かりやすかったのではないかと思います。
文章だけだと限界がありますよね。とにかく事故、その他がおきないで欲しいと願うばかりです。
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